本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「経営の精神」加護野忠男著

2011-10-31 23:05:48 | 本・雑誌、読書
10月も終わりです。先月、今月と月3冊のペースで、貧読状態です。

しおりをつけたままの本が10冊ぐらいあって、読んでは止め、読んでは止めです。
最後まで読み続けたい本がないのか、はたまた気力がないのか・・・

さて、加護野忠男先生の「経営の精神」本日読了しました。
サブタイトルに「我々が捨ててしまったものは何か」とありますが、最近元気がない日本企業について、大切な精神を失っているとされています。

機械の前で単純作業でよかった昔と違い、頭の中からアイディアを絞り出す仕事が増えた現代において、仕事や会社に対する想いがなければ、すぐれたものも出てこないと思います。

経営は利益を追求するが、利益そのものを目的にしないというのもわかります。

しかし、いまの停滞は、精神論だけで語れるものではないように思いまして・・
ページ、ページに書かれていることは理解できても、この本の全体像がどうもつかめなくて、かといってこれで終わりとするのも何か消化不良の感があって・・余裕ができたら再読しようと考えてます。


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生き方の棚卸し

2011-10-30 17:52:47 | 日記(日々の出来事)
辛気臭い言い方ですが、最近(いつもしている感じもありますが・・)ちょっと生き方の棚卸しをしています。

昨日は、「ふくおか町村フェア」会場をぶらりと歩き、地元の産品を出店されている方々の様子を見ながら、
売れることよりも出店していることを楽しんでいらっしゃるのではないかなどと思ったりしました。

ちょっと前までは、一つでも多くのものが売れますようにと思ってばかりいたんですが、それってどうでもいいのかなと。
散歩がてらに近くを通った人がここってこんなものがあるんだとか、楽しそうだなって感じてくれればそれで出店されている方も満足かなっと思ったりして。・・でも、やっぱり皆さん、売れた方がいいですよね。

今日は、本や資料の整理をしました。
昔は定期的に整理をしていたつもりですが、5年ほど前に夜間と土曜日に開講される学校に2年ほど通って、仕事と勉強でまったく気持ちの余裕がなくなって以来、なんだかそれが習慣になってしまい、ぜんぜん整理をしない状態でした。

もう一日で全部やってしまうのはとても無理な状態なのですが、今日は一番気になっていたところが整理できてちょっとすっきりしています。
時間が足りず、PDF化したかった雑誌類は残ったままですが、まあ急がない、急がない・・

何が生き方の棚卸し?と思われるかもしれませんが、

いままでこだわってきた価値観とか、大事だと思っていたものを見直したりとか、

自分が生きて考えてきたことが、実は正しかったのか・・等など、ちょっと違うことをすることで、そういうことを考える時間ができるように思うのです。

やっぱり辛気臭いなあ~~


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特集「次代を創る100人」日経ビジネス2011.10.31号(ちょっとがっかり)

2011-10-29 08:32:46 | 本・雑誌、読書
「日経ビジネス版リーダーズバイブル500」の最終回のテーマは「人」ということで、先週からどういう特集が組まれるのかとても楽しみにしていました。

実在する人、特にいま活躍している人を出して、「次代を創る人」というのは非常に難しいだろうから、どんな100の指標を出されるのか、本当に楽しみだったのですが、まさにいま活躍している人が出てきました。

読者としてどう読めばいいのか?という感じです。

自分が堅いものを読む時は、そこから自分の活動、行動に何らか参考になるものを見つけたいと思っているのですが、

100人のすごい方がいて、この方々が次代を創る人です。・・そうですか、覚えておきます。でもほとんどの人知ってます、わかってます。

で終わってしまいます。

例えばこれが、大学生や高校生であれば、この人たちが発信するものをウォッチすることで、自分たちがやってきたこととの違い、これから日本が進む方向を自分なりに考えたりするってことも有りなのかなと思ったりもしますが・・。

まあそもそもこれから活躍する大学生・高校生を100人も見つけるのは至難の業ですし、日経がそんな冒険するわけないし・・

本当にどう読めばいいの?
どういう意図なの?
こう感じる自分が変なのかな?

と感じています。 

まあ・・
選ばれた方々の顔ぶれで日経ビジネスのスタンスみたいなものがわかりますし、何よりもかなり自分ががっかりしているってことで、自分が「これからを創る人」についてかなり関心を持っているということがわかりましたんで、良しといたしましょう。


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日本語で語るとバリアを作れる

2011-10-26 23:33:50 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
円高とかTPPとか、昨今さらに庶民たりとも国際的な視点でモノを捉えないといけないと感じる今日この頃です。
それで左を向けと言われると右が気になる私は、だんだん使う人が少なくなる日本語について考えてみました。

例えばソーシャルメディア。インターネットは世界中の人とつながっているから、英語を使えばより多くの人と情報交換ができると言われますが、逆に日本語を使うと日本人と日本語を学んだ人だけが対象になる。

これって結構いいかも!
日本語で議論すれば、歴史とか習慣とか、ある程度の共通認識が既にあるから議論が深まる。

だから・・より深みのある結論が導かれる。。

本当にそう? 

いっこうに外国語が身につかない人の苦しい思いつきではないか?・・

まあ、日本語でやるかどうかは別にして、少なくとも自分は日本人ですから、世界で起こるさまざまな事件について、日本人視点を持って

考えを整理しておこうと思うところです。


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二足のわらじ

2011-10-22 12:01:34 | 日記(日々の出来事)
二足のわらじを履いています。
履こうとしていますが正確かもしれません。
二足目は小さな活動なので、1.5足なのかもしれません。

しかし、自分なりに一生懸命です。元来怠け者で、頭が切れる人でもないので、ほかの人なら、もっとやれることがあって、もっとうまくやれるかもしれませんが、ほかならぬ「私」がやりたいことですから。

平日は本来の仕事をして、夜、休日がもう一つの活動の時間です。

趣味みたいなと考えればいいかなと思っていたんですが、たまに出るイライラや取れない疲れを感じると、両方でストレスを感じているんだなと気付きます。

でも本業以外で何かをやりたいという気持ちは変わらないし、両方きちんとやり遂げたい。

私がやっていること、両方の根底にある理念のようなものはつながっていて、単にアプローチが違うだけと考えています。
私は不器用だから、まったく違う2つのことだったら、たぶん同時にはできないでしょう。

2つのことをやろうと考えているから、本を読んだり、電車や歩きながら常に考えたり・・

本業の方でしがらみや悪しき慣行に絶望感を抱いても、もう一つの活動で前向きに考えていると
本業の方も、どうにもできないかもしれないけれど、自分のできることをやってみようと前向きな気持ちになったり・・

高くない能力、一つに集中せよって言われるかもしれないけれど、相乗効果があるんですよと言いつつ、これからも二足のわらじを履き続けていこうと思っています。

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個人に生きる努力が求めれらる

2011-10-19 00:02:40 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感

人気ブログ「Chikirinの日記」
10月18日記事
「「先進国生まれ」という既得権益を守るためのデモ」を読んで、

Chikirin の日記「先進国生まれ」という既得権益を守るためのデモ

「国と国の格差」が「個人と個人の格差」に置き換えられているっていうところになるほどと頷いてしまいました。

いままで日本では、それほどがんばらなくてもそこそこの生活ができたけれど、これからはできない。

社会に出るまでの準備期間をてきとーに過ごして来た方にとっては、厳しい世の中になるけれど、
準備期間を一生懸命準備してきた人にとっては、当然でしょっと考える時代。

個々の能力の違いや生まれた家の資産の違いとか、いろいろ努力以外の要素もあって、努力と社会に出てからの結果は正比例ではないけれど、やはりすっきり受け入れられる気がします。

卑近な話で申し訳ないけれど、

満員電車の中でまったく周りを考えずに我が物顔で座席を占拠し、友達とただしゃべっているだけの高校生とひたすら勉強をしている高校生がいて、やはり後者に将来いい暮らしをしてほしいなと思ったりします。

わが子のことを振り返ると、心配は心配ですが・・・

ところでついでに、一生懸命勉強をしている高校生、周りの状況を考えないというのはおしゃべり高校生と一緒で、
将来国を背負って立つエリートさんたちが下々(周りの人のことですが・・)のことを考えられないんでいいのかなって思ったりもします。

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モノの整理は気持ちの整理に通ずる

2011-10-16 22:39:12 | 日記(日々の出来事)
先週、家庭回りを対象とした専門家と高年齢の方を主な対象とした専門家(詳しく書いてしまって個人が特定されてはいけないので、私的表記で)の方からお話を伺って、モノを整理しないといけないと切実に悩んでいます。

いずれ私もこの世からいなくなりますから、いなくなる時はなるべく残った人に迷惑をかけたくない。
家の中にモノが溢れているという話は、よく聞きますから、私だけの悩みではないでしょうが・・。

私が貯め込んでいるものは、まずは本。
これは前に書きましたが、スキャンして捨てるという方法を取り入れ、結局、スキャンの手間をかけてまで残しておきたい本は少なかったということに気がつきました。

それで本が減るかというと結局そこで作業が中断しただけないんですが・・

これは自分の読書スピードと読書にかけられる時間を考えると残しておいても意味がないってことをきちんと頭で理解しないといけないです。そろそろ思い切って処分ですね。

それから貯め込んでいるもの
データ、各種説明書、服、その他さまざま

お二方の話を思い出しつつ、一気は無理ですので、徐々に片付けていこうと思います。

さて、本日は、久々に家計簿データを整理しました。
毎日現金収支を記録しているだけなので、銀行口座分を入れ込んで集計するという普通なら皆さん常時やってらっしゃる作業をしただけなんですが、それだけでも達成感があって、真っ青になる我が家の家計状況が明らかになって、真っ青にはなったのですが、気分がすっきりしました。

休日は気分転換をとよく言いますが、例えば映画であったり、読書であったり、はたまた旅行であったり、日常とまったく違うことをするっていうのも気分転換になるのでしょうが、私には若干刺激が強すぎて、感動でかえって疲れたり、平凡な日常に適応するのにちょっと時間がかかったりしてしまいます。

本の整理やたまってしまったデータ整理はすっきりするし、気分転換によさそうと感じてます。

ところで、私が最も捨てるべきもの。私自身にたまっている脂肪ですね。
こちらも前みたいに、一気にではなく、生活全体を見直す方法で捨てていきたいと考えております(考えるだけでなく、実行すべし!です)。


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「女性はなぜ出世しないのか」週刊東洋経済2011.10.15号

2011-10-15 09:37:36 | 本・雑誌、読書
今週の週刊東洋経済九州発売の水曜日に買って、持ち歩いていますがなかなか読めません。電車の中で広げるにはちょっと抵抗がある表紙です。
買う時もためらわれましたが、女性の働き方やキャリアについて書かれたものを読んでいるのがちょっと恥ずかしいと感じる自分は何なんだろうかと思ったりもします。

さて、中身について、雑誌の表紙にもありますが、「悪いのは男?女?」とあるように、女性を登用しない男性?(会社)も悪いけれど、女性自身も出世を望んでいないのではないか?というよくある議論を初心者あるいは再確認者(こんな言葉ないでしょうが・・)向けに世界の状況も入れながらわかりやすく書いています。

私としては、

なぜ女性というだけで、男性は当たり前の「働く」ってことを深刻に考えないといけないのか?
これは逆に言えば、男性にとって働くはなぜ既定なのか、さらにいえば働くって何?につながりますが・・

それから、女性の出世ということを考えるより、自分が仕事でなにをできるか?どういう価値を生み出せるかっていうことを考える方に時間を使いたいと思ったりします。
これはいままでものすごく考えてきて、もういいよって気持ちもあるからじゃないかなと分析。

それから女性を活用したほうが会社あるいは社会が伸びるっていう話について、

データに関わらず、常識的に考えて、人間は男と女がいるのだから、何の製品・サービスにしろ男と女が関わって作っていく方がいいんじゃないか?
ですからいままで男の職場だったところに女性を入れたら当然ながらバランスが取れてうまくいくだけじゃないかなっと思ったりします。

そうはいいつつもこの雑誌をお金を出して買うくらいだから、私も「日本よ、もっと女性を活用せよ」です。




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佐賀へ~思索の街になれる

2011-10-10 22:13:06 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
佐賀県教育委員会が主催する「ICT教育の未来を考える佐賀セミナー」に行ってきました。
東京大学先端科学技術研究センターの教授が、ICT(IT)の未来について語る話を聞いてみたいと
だらりと休日過ごしたい&交通費かかるなあのマイナス思考を振り切って出かけました。

セミナーは10時30分から15時までのびっちりスケジュールでしたが、基本学校の先生向けのようでしたので、目玉の講演だけを聞いて、失礼しちゃいました。

最初の30分強の講演に感動しました。自分にとって、今後のヒントがたくさんありました。

うまくまとめられないのですが、うまくまとめられないなりに別ブログで書いてますので、

NAKAKIRA(ナカキラ)・・

ご覧ください。と他のブログをさりげなく(嫌味に)ここで出しまして・・・

さて、ここでは、「佐賀を楽しみました!!」って話を

佐賀は私の故郷です。しかし、はや佐賀以外で生きている期間が生まれてから佐賀に居た期間より長くなりました。
もう、佐賀を語る資格なしです。・・でも語っちゃいます。

昔・・佐賀はなんにもないとこだ。なんか大きな施設があったらいいよねって思っていました。
施設があるだけでは何の意味もないのに、いまだにどんどん大型施設を作っている某都市・・そろそろ価値観を変えないといけないのではと思います!

車窓から見た佐賀の風景、何ものにも代えがたいと思うのですが・・
 
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佐賀駅・・昔よく行った駅、基本何も変わっていないのですが、やはり知らない駅になっていました・・寂しい
 
F1000185

 
講演会場はアバンセ(佐賀県立男女共同参画センター&県立生涯学習センター)
大和紡績佐賀工場跡地で周辺は広々としています。木々も少しだけ色づき始め、すごく贅沢な気分になれました。
 
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F1000191
 

駅周辺、施設周辺は再開発をされ広い道路が走っていて、解放感があります。
せっかくのこの風景。
都会の喧騒も魅力があるかもしれないけれど、こういう静かなところを観光で訪れるというのもありかも・・
ゆっくり読書をしたり、散歩をしたり・・大きな図書館を整備する必要なんてない。それこそICT。
周辺のホテルや喫茶店にパソコン、携帯端末を準備して、ダウンロードして本が読めれば十分。ソフトだけみんなで準備して各お店はそのお店で考えて個性を出す。・・なんてどうかな。

それにしても昔、日本は全国どこへ行っても同じような風景といっていたけれど、いまはそれぞれがそれぞれの顔をしていると思うけど・・皆さんどう思います・・

すっかり佐賀を満喫した私(駅周辺を施設まで歩いただけだけど)。
お土産もバッチリ佐賀。「佐賀錦」「昔ようかん(八頭司伝吉)」「小城羊羹(村岡総本舗)」。これでよかったでしょうか?
 
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休日の我が猫さまたち

2011-10-09 11:07:52 | 日記(日々の出来事)
いいお天気です。家猫2匹を追ってみました。もう~かわいいです・・親バカならぬ飼い主バカです。


お気に入りの場所
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なに撮ってるのよ!!(怒)
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なに? かまわないで・
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庭の監視中
Pa090029
 
な~あ~に~~
Pa090033


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巨人さんと小人さん

2011-10-07 08:24:51 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
おばさんにとってもスティーブ・ジョブズ氏の死去は、大きな出来事ですのでブログに残します。
Apple社の大大ファンというわけでもなく、ジョブズ氏に会ったともありませんので、湧いてくる気持ちは、悲しみというよりは感慨です。(もちろん亡くなるには若すぎ、残された御家族・知人の悲しみはどれほどかと思いますし、哀悼の気持ちはしっかり持って・・)

この天才がいなかったら、いまこの瞬間の世の中はどんな世の中だったのだろうと想像してみました。

この方に替わる天才がちょっと違う形の機器を開発し、私たちはちょっとだけ違う方法で音楽や友人との会話を楽しんでいるか?

はたまたウォークマンや携帯電話の延長線上でそれぞれバラバラにたくさんの機器をカバンの中に詰め込んで日々を送っているか?
素人にはわかるはずもなく、やっぱり無駄なことは考えないようにします。

でも少なくとも携帯電話があったから、その延長線上でジョブズ氏のiPhoneの発想があって、いまの環境があるとすれば・・
携帯電話を小型化したのって日本の電機メーカーなのかなあ・・

とするとこの世の中への日本の貢献だってなかなか捨てたもんじゃない。そんなのわかっていること・・ですか。。。

それはそれでいいんですが、ジョブズ氏と日本の仕事って、巨人と小人だなって思ったりして・・

ジョブズ氏という巨人が1人の卓越した才能でどんどん道を切り開いて行ったのに対し、日本はそれぞれ小さな個々が力を合わせ何事かを成し遂げて来た。

日本のそれは「白雪姫や7人のこびと」、あるいは「ガリバー旅行記」のような物語で知恵を出し合い、楽しげに、活き活きと動き回る小人が出てきますが、それと同じだったのではないか?

たくさんの人が役に立つって気持ちを持っていたし、楽しかった。

元気がなくなった日本、その光景も失われているように感じるけれど・・

日本の活力を取り戻す方法として、イノベーションということが盛んに言われ、教育とか人材育成についても尖がった人物を育てるような、つまりジョブズ氏とまでいかないまでも1人で何かをやってくれる人を育てようとしているけれど、

目標とするところが、どんどん新しいことが生まれて元気な国であるとすれば、その途中のプロセスはどうでもよくって、

日本の風土から考えてみて、

少数の優れた才能を育ててその人たちの閃きを待つのか、

新しいことを生み出すことをいまみたいに崖っぷちで生き残りかけ必死で考えることではなくって、わくわくするむちゃ楽しいことだって、気付かせる方法を取るのか、

ちょっと考えてもいいんじゃないかなって思ったりします。

映画を見たり、アトラクションを経験したり、スポーツしたり見たり・・・それも楽しいけれど、

仕事で何かを成し遂げることだって、それが小さなことだって、すごく充実して感動することだと思います。

私たちそういう経験ができるってことを忘れかけています。

ジョブズ氏・・非凡な才能を持っていた上に、自分の生み出すもので自分自身が感動されていただろうと思います。

非凡な才能は真似できませんが、楽しむってことは真似してみようかな。真似してみませんか?


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親の背中

2011-10-06 00:16:15 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
ちょっと前回の続きのようなお話。

少し昔、零細企業であったり、商店であったり、もちろん農業も、仕事と生活の場は一体のところが多かった。

ですから子どもは両親の働く様子を見ながら育った。働くことの大変さがわかりましたし、働き方がわかりました。それがサラリーマンというものが生まれ、専業主婦っていうもの生まれ、職場と家庭がまったく別の場所になって、子どもが親の職場を見なくなりました。

さらに親の職業というものを考えた時に、親が事業を営んでいる方が起業に対して抵抗が少ないように感じます。

リスクの考え方や責任の取り方に対する考え方が自然。
起業をして事業を続けることが、何か大変なことではなく、これが当たり前って感覚があるように思います。

自分はサラリーマン家庭に育ちましたので、事業経営なんて無縁。自分が起業なんてとてもハードルが高い。

金銭感覚とかもやはり経営者家庭に育った方が事業経営に合った感覚を持っているような気がします。

だから何なのかと言われると・・だからサラリーマン家庭に育った人は学ぶことがちょっと多いですよっていうことだけですけれど・・

親の背中を見て育つ・・なんかカッコイイと思いませんか? 
私なんか子どもが大きくなってしまったんで、孫にばあ婆の背中を見せたいってとこですが・・(子どもはとうぶん結婚さえしそうにありませんが・・)。


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ワークとライフを分けない

2011-10-05 00:04:27 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
男性経営者の方とお話をしていて、育児・介護の話が出てきました。

いま企業さんは厳しくて、育児(介護もですが)を応援する余裕がなくなっているって話が出てきて、やっぱりそうなのだろうなと思う反面、そうは言ってもと女性としては納得できないところも・・

いま一番思うのは、「ワークライフバランス」っていう言い方をしているけれど、「ワーク」と「ライフ」が分けられないんじゃないかってこと。

仕事の質が変わって、いまの仕事が各労働者に求める能力は、発想力とか感性の部分が大きくなっているような気がするんです。それから会社で研修を行う機会が減って、自分で能力身につけておいてねっていうのも多いような気がするんです。

そうすると職場以外の時間は、職場の中で作業をするための仕込みの時間みたいなところがあって、例えば趣味、旅行とか、芸術鑑賞とかスポーツとかで磨かれる能力がついでに仕事にも役に立ってくるっていうのもあります。

同じようにライフのために使っている時間が、仕事に役に立つ。
家事や子育ての経験が、仕事に深みを与えてくれる。

逆に仕事の段取りとか、職場の中での人間関係さばきみたいなものが、家庭・子育てに役に立つ。

元々同じ人間がやっていることをそんなに分けて考える必要もないんじゃないかな。
仕事をしなければ生活できないし、生活がなければ仕事ができる人間が作れない。

そう仕事をしている人間だけでなく、これから仕事をする人間、つまり子育ての対象である子どもから見ても仕事と生活って切り離せない。

大きくなったら仕事をせざるを得ないわけで、ある意味家庭生活は仕事ができるようになるための準備の場でもある。

家庭での過ごし方で、子どもの能力って変わってくる。

人材育成が大事だって言っている企業経営者は、それじゃ自分の子どももしっかり優秀な人材になるように育てて欲しいし、いまいる従業員だけを育てていればいいなんて狭い事を考えずに、しっかり将来の人材が育つように、社員さんに対して我が子をきちんと育てられるような時間を与えて欲しい。

1人の人間、仕事をする時間があって、息抜きや趣味の時間があって、寝たり食べたり、お風呂に入ったり必ず必要な時間があります。

じゃ同じように夫婦二人の子どもであれば、夫婦が同じように関わらなくちゃいけないんじゃないかな。

仕事に行っていない母親は職場のことがわからない、昼間会社に行っている父親は地域のことがわからない。
わからないことは教えられないから両方が子育てに関わって子どもに伝えていく。大事だと思う。

それからついでに、このごろイクメンなんて言われているけれど、たまに子どもと遊んだり、ちょっと保育園にお迎えにいくだけでよくやっているは・・・。お互いフルタイムで働いているなら、同等程度じゃない?っていうのはおかしい?おかしくないでしょう!

さらについでに言うと、もし両親が忙しいなら、保育サービス、その他サービス大いに利用すべし。
母親が育てなければ・・なんてとらわれれる必要ない。子どもをしっかり愛していれば子どもはわかるし、どうしても一緒にいられないだなあっていうのも感じてくれる。・・と思う。

子どものことを100%理解しておきたいと思っていても、遅くとも小学校に行くようになれば親の知らない世界を持つようになるし・・

とにかくライフがあってワークがあり、ワークがあってライフがあります。片方だけしか関わらないって、違うんじゃないかなって思います。

と偉そうなことを言っておいて・・どちらかといえば夫の家事のウエートが大きい我が家、私、もう少し努力すべしです。


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今月もQAN-p(九大ビジネススクール修了生の公共経営勉強会)が終わりました

2011-10-02 21:46:49 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
本日、QAN-p終了。

開始時間に来たのが自分だけで嫌な予感がしたんですが、5人が集まって充実の勉強会ができました。

本日は「地方自治体の財政フレーム」というテーマでして、主に財源の話になりました。地方債や地方交付税についても考えました。

ある自治体の決算を見ながらの話だったのですが、自治体の会計諸表のわかりにくさはどうしようもないですね。

自治に関心があるものでもよく考えないとわからないようなルールで整理されていて、財政状況を知ろうとしたら、さらに加工です。

「由らしむ可し之を知らしむ可からず」
(従わせればよく、理由など説明する必要はない(論語から来ていますが、本来の意味とは違うらしいです)。)
なんていいますが、

いまの世の中逆にきちんと知らせないことが誤解を生むもとになります。

公共の主役=市民・住民にきちんと知らせて、考えてもらう。

情報がないときちんとした判断ができない。
判断ができないから、じゃ勝手にやってって事無かれ主義になってしまう。
いま考えないと将来困ってしまう主役たちが考えることを止めているのは結局、考える材料が提供されないから。

たかが自治体の財政状況・・でもこれをきちんと伝えることが、国や地域の問題を解決する第一歩かもしれないなあと感じた勉強会でした。

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