本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

自分で描く日本の姿

2011-05-14 05:26:56 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
地震以降、「日本ってどんな国か」がわからなくなってきていませんか?
地震前は、先進国で経済大国で、世界に誇れる日本製、サービスがあって、しかし、財政が破たん寸前で、少子高齢化が世界で最も早いスピードで進んでいて、いま、国のかじ取りを誤ると沈んで行くばかりの国になる。
と言われて、危機感だけはあったのですが・・
地震が起こって、多くの方がなくなって、生き残った者も生命そのものが脅かされて・・
いままで言われていた危機「感」がすべてなくなってしまった。もっと大変な事が起こってしまった。

被災をしなかった地域でも、大半の人が、考えをどう整理したらいいかわからないまま、混乱しているっていう状況じゃないでしょうか。

そうしていままで、ステレオタイプ的世論の形成に寄与していたマスコミがもうバラバラ。
日本は礼節の国だ。きっと立ち直る。元に戻るのに長い年月がかかる。日本製は世界から買ってもらえない。リーダーがしっかりしていない。現場のリーダーシップ。原子力発電所事故の影響・・・
短期間にあまりにいろいろなことが語られ、マスコミから自分なりの現在の日本の姿を描くことが難しい状況です。

そうするともう一度感性を澄ませて、自分で触れる範囲と混沌とした情報から、自分なりの日本の姿を描くしかないなと思います。
その上でこれからどんな将来を描くのか。

それは自分の家庭生活だけかもしれない。
・・・いまはどこもここもまずい状態だ。日本のトップリーダーたちは地震の対応に概してうまく対応できていない。→ いつまでも復興ができず経済が停滞し、賃金が下がっていくだろう。だからいまから徐々に生活の質を落として行こう。貯金をしよう。

もっと広く自分の住む地域社会について考えるのかもしれない。
・・・すべてのインフラがダメージを受けており、回復にかなりの時間がかかりそうである。日本人の心理は前向きな人と悲壮感を持つ人、関心ない人に分かれているような感じ。でも震災をきっかけに前向きに行動する人が増えたのでは?
→ いま危機感を持って活動している人、日本について考える人を動かしつづければ、震災前の問題(本当はいまも残っている問題)の解決策も見えてくる。いま心に火がついた人のその火を燃やし続けられるよう、自分は何をすべきか・・もちろん自分の火も燃やしつつ・・

自分の器で考えられる範囲で、現状分析をしてあるべき将来を描く。
被災地の方々に何もできないと焦るだけでは何も変わらないから、それが何になるの?っと思うかもしれないけれど、自分自身の頭で日本のあるべき未来を描いてみたい。願いは叶う。一人ひとりがこうありたいというものを持っていたら、きっとそれは実現すると思っています。



コメント
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