慶士と治己と葵と泰雅の毎日。

我が家の4人の子ども達、慶士(けいし)、治己(はるき)、葵(あおい)、そして泰雅(たいが)の日々の成長記録と家族の日記。

伝承

2006年01月31日 | 慶士と治己の日記
 ママ喪失に寂しい慶士ですが、私の母(通称「エバちゃん」まぁ、いいですが・・)と一緒に近所を散歩中、慶が「ママは?ママは?」と言うので、母は「ママはお腹イタイイタイだから、ママは病院」と教えてあげたそうです。すると、慶は、まるで自分に言い聞かせるように、何度も何度も「ママお腹イタイイタイ。ビョーイン」と繰り返していたそうです。
 ちなみに、この言葉は今は亡き祖母の言葉です。その昔、母が私の妹を出産するため入院したときに、祖母が一歳の私を預かったことがあり、その時私は朝・昼・晩と泣き続けたとのこと。ほとほと困り果てた祖母は私に同じ事を言ったところ、効果があったそうです。
 その夜のこと。今夜も昨夜に引き続き大泣きになるのか不安でしたが、寝室の明りを消すと、慶は小声で「パパ。ママお腹イタイイタイ」と囁いて、そのまま眠りにつきました。慶はママがいなくなったことを納得し始めたのでしょうか。
 いずれにしろ、今夜の安眠を祖母に感謝です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元気っぷり。

2006年01月31日 | お妊婦日記
 おなかの赤ちゃんは、小さいながらも元気いっぱい。毎朝測る胎児の元気度&ママのお腹の張りチェックのモニターは、40分間。しかし、その間に、赤ちゃんが動いて動いて、何度モニターが赤ちゃんの心音からズレてしまうことか!!ママはその度にブザーを押して看護師さんを呼ぶのです( ^  ^ ;)
 写真のグラフの上の段が赤ちゃんの心音。下がママのお腹の張り。赤ちゃんは折れ線がブレている程に元気で、ママはブレがない程に安定しているそうです。う~む、上段は見事なブレ。下段は見事に安定しています。 モニターを着脱する時に看護師さん達は、いつも「早く大きくなるとよ~。」とお腹に向かって声をかけてくれ、そして、ママもまたお腹をボコボコ蹴るベビーちゃんに、「今日も動くねぇ。栄養が来るようになったと?」等と話しかけます。おーい、みんなの声が聞こえてるか~い( ^  ^ ) 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真夜中のPK

2006年01月30日 | 慶士と治己の日記
 昨日、慶士と一緒にベッドに入って明かりを消そうとして、ママに教わったとおり「電気カチカチ」と言った時の事でした。それまでは決して「ママ」と言わなかった慶士が、突然、「ママ!ママ!カチカチー!」と叫びだし、大粒の涙をボロボロこぼしながら号泣し始めました。
 抱っこしても、一階の居間に下りてきても、一向に慶士の号泣は止まりません。「ママ!どこー?」と泣きじゃくります。時々、泣き止んで、じっと私の目を見て、返答を待っています。告知というものは、つらいものです。「ママ、いないよ。」と言うと、また一層激しく泣き出してしまいます。
 そんな状態で1時間ほど泣いて、ようやく泣き疲れて静まったので、「ジュース飲む?」と言うと、黙ってうなずきます。
 カウンターで慶士と私は向かい合って、オレンジジュースをカンパイしました。慶士はグッと飲み干すと、お代わりを求めたので、もう一杯飲みました。慶士と一緒に、何だか本当に一杯やっているようでした。
 その後、落ち着いた慶士は、クッションのサイコロをキックし始めました。と、「パパ。そこ」とゴールキーパー役を指示したので、そのままPK合戦が始まりました。何十回となくPK戦を繰り返し、大爆笑の中で、気付けば1時を過ぎてました。慶士はついに疲れ果てて「ネンネ」と言い出し、そのままベッドですぐに眠り始めました。
 慶士はこの夜を忘れてしまうかもしれないけれど、私は、パパとして、決して忘れない夜になりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

決意。

2006年01月30日 | お妊婦日記
 入院生活は快適です。キレイで設備の整った個室に快適なお風呂。気さくで優しい看護師さんに助産師さん達。しかし、1つだけ由紀ママにとって大問題がありました。
 それは、食事について。おいしくて豪勢な食事はありがたいんだけど、由紀ママには明らかに量が多すぎるのです。自分に適量だけ食べれば済む話。でも、ママの食べる量と赤ちゃんの大きさが関係ないと分かっていても、つい頑張って、無理して(半分は)食べていたのです。
 ・・・その結果、遂にママの体が悲鳴をあげました。昨夜からの嘔吐・下痢。今日は何も食べられない上に、起きあがることもままならない( ;  ; )患者さんの中で、そんな症状は由紀ママだけだったので、集団食中毒ではありません。胃がおかしい状態の由紀ママの体が、無理矢理食べた夕食を受け付けなかったんだと思われます。(1人食中毒。)散々心配をかけた看護師さん達には、「慶士君に会えないストレスじゃないと~?」と笑われていますが( ^  ^ ; )(笑い事ではない。)
 とにかく、もう一度確認。やはり、ママの食べる量とお腹の赤ちゃんの成長とは別の話!1日3本のブドウ糖点滴(1500ml)と、こうして横になって血液の循環を良くする方が、お腹の赤ちゃんにより沢山の栄養がいくとの事です。
 今はまだ、由紀ママの胃袋は、おもゆも受け付けない状態。でも、点滴もしているので、お腹の赤ちゃんには問題ないとのこと。ほっ。よ~し、完全復活したら、思う存分残すぞ~!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まずは1日

2006年01月29日 | 慶士と治己の日記
今日から代理でパパが書くことになってしまいました。

ママの入院で、昨日から慶士と2人で生活を始めました。
昨日、宮崎空港を離陸する時に、これは大変なことになったと、正直不安になりました。1人だけで慶士と生活するということは、母親がいるときと、全く違うプレッシャーです。帰りの夜の車の後部座席に、1人いる慶士を見ると何ともいえない悲しい気持ちになりました。
そんな不安を抱えた初日の夜は、夜中に慶士が何度が「ママ」と声を上げていました。でも、抱きしめてあげると、そのまま寝てくれました。助かりました。
その後は実家の親の家で、朝から晩までずっと私の父、母、妹と一緒でした。本当に、こういう時の家族はありがたいものです。
とりあえず一日は終わりました。今後どうなるかはまだ不安ですが、慶士と頑張りたいと思います。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『安静』の意味。

2006年01月29日 | お妊婦日記
 慶士がパパと帰ってしまい、昨夜はさすがに涙が出て出て仕方がなかった由紀ママですが、色んな疲れもあってか、夜はしっかりと眠れてしまいました。
 昨日は40分のモニター(お腹の赤ちゃんの元気度チェック)が随分長く感じたのに、今朝はその同じ40分があっという間に感じてしまいました。入院生活2日目にして、早くも時間の感覚がズレてきたようです( ^  ^ ; )ちなみに、お腹の張りもないし、お腹の赤ちゃんは超元気!赤ちゃんが動きすぎて、モニターからずれてしまい、心拍数が測れなくなる程でした。お家では、慶士に注意がいっていた為か、胎動は専ら夜で、日中はそこまで意識することがありませんでした。しかし、こうして横になっていると、赤ちゃんは1日中、看護師さんもびっくりする位に動く動く!・・・『安静』ってこういう事なんだ。お家での安静とは訳が違うことを実感する由紀ママです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

慶士、パパと帰京!!

2006年01月28日 | 慶士と治己の日記
 今朝、朝一番の飛行機でイッチーパパが宮崎にやってきました。イッチーパパはやはり、いてもたってもいられなかったようで、今朝突然羽田空港から「今、羽田。」と電話が。ゲリラ的に宮崎へやってきました!
 慶士は当面、ママ実家でじぃじとばぁばと3人でお留守番してもらう予定でしたが、パパの気持ちも汲んで、ママの入院期間中、急きょ慶士はパパと帰京することに。あちらでは、昼間はパパ実家で、俊じぃ・エバちゃん・直子ちゃんと、夜は自宅でパパと過ごす予定とのことです。(パパ実家の皆様、ヨロシクお願いします。)
 慶士は、突然の「空港に行くよ!」という展開に大喜び♪ただ、「ジジとパパを迎えにいってらっしゃい。」と言うと、慶士は「ママもババも。みんなで行くの。」と( ^  ^ ;)また、ママ実家でパパを迎えてみんなでお茶にした時も、慶士はみんなにお茶菓子を配って、「みんなで みんなで」と、本当に嬉しそうでした。
 昼食後、パパと慶士も一緒にママの入院に付き添ってくれて、慶士とパパはその足で空港へ。元気に「また明日ね~。」とママにバイバイする慶士を見ていたら、ママはまたまた涙が出てしまいました。3週間も慶士に会えないのは寂しすぎます~!!
 でも、パパが一緒だから、何よりも安心といえば安心です。それに、ママ実家のじぃじとばぁばも寂しそうだったけれど、また3週間後から産後までお世話になるのです。ゆっくりと途中休憩をして欲しいと思います。また、慶士にとってもいい経験になると信じて、ママはゆっくり安静にして、赤ちゃんとの時間を過ごそうと思います。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

管理入院。

2006年01月27日 | お妊婦日記
 今日、病院に点滴に行った際に、由紀ママは、いつもお世話になっている助産師さんに、管理入院することを強く勧められました。理由は、
①赤ちゃんの発育不全が、低置胎盤が原因で胎盤の機能がうまく作動していない場合、赤ちゃんの管理も併せて必要だから。(ちなみに、今日のモニター結果では、お腹の赤ちゃんは超元気でした!さらに、低置胎盤は、ママの動きすぎでもなんでもなく、着床時の位置が低かっただけの事とのこと。これもママにとっては救われるお言葉でした。)
②上の子がいる場合、「安静に」と言われても、自宅で安静にしていられる人はほとんどいないこと。(特に上の子が元気な男の子の場合。)→横になり安静にして、血流をよくする事が、一番の薬なので、管理入院の結果、胎児の大きさも追いつく場合が多いとのこと。
③できるだけ早く(37週位までに)赤ちゃんの体重が標準体重に追いついてほしいこと。
④産まれた後、赤ちゃんの体重が2000gをきってしまうと大学病院での管理が必要になり、母乳をあげることもままならなくなるので、今、お腹にいる内に管理入院をして、できるだけ赤ちゃんを大きくしてあげたほうがいいという事。
 慶士の事を考えると、助産師さんの話を聞きながらも涙がポロポロ・・ でも、『今はお腹の赤ちゃんを第一に考えてあげて』『子供(慶士)の順応力を信じて→ママがいなければいないで何とかなる!』という言葉に、入院を決意しました。
 さて、遠く離れたイッチーパパですが、もういてもたってもいられない様子。当面、慶士はママ実家でじぃじとばぁばと・・・と考えていましたが、パパは既に慶士を迎えに来る気満々のようです(東京にはパパ実家もあるし、夜だけでもパパと一緒に、という事で。)ともかく、明日からママは入院です。色んな事が心配で心配で仕方ないけれど、今はお腹のベビーちゃん第一で、いってまいります
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毎日成長。

2006年01月26日 | 慶士と治己の日記
 今朝起きると、布団に入ったままの慶士が「あったかい牛乳が飲みたいな。」と言いました。おや 昨夜まで「あま~いニュウニュウ!!」と言っていたはず。急いで着替えて、温かい牛乳を飲んだ慶士は、「おいしいな。嬉しいな」・・・一晩で、慶士の言葉が熟成されている~!! 先日もイオンにお買い物へ行った後、イオンの事を「ビョーン」と言い続けていた慶士でしたが、翌朝には「イオンに行きたい。」としっかり「イオン」と発音できていたのでした。きっと、「あったかい牛乳」についても、昨日慶士は「あったかい」っていう言葉を覚え、一晩寝て、脳内で整理されてそれが使えるようになったに違いない。(かなり適当な納得の仕方
 今日は、じぃじが午前中に水墨画の日だったので、慶士の公園は午後のお昼寝の後の夕方でした じぃじが午後のスイミングから戻や否や、慶士は「ジジ!公園いこっ。」とじぃじを誘い、公園に出かけていきました。(じぃじ、毎日ありがとう。)夕方は4時を回ると、公園に来ていた親子連れはみんな帰り始めるそうです。すると、いつもはなかなか公園から帰りたがらない慶士が、「ケェちゃんも帰ろうかな。」と言って、自らじぃじの自転車の方へ歩き始めたとのこと自分の欲求だけじゃなくて、少し周りの状況も分かるようになってきたのかな
 昨日まで、なかなか出来なかったことが今日は出来たり、昨日まで我慢できなかった事が今日は納得しながら我慢できたりして、驚きます。傍にいるママですら、びっくりしてしまうので、きっとパパはものすご~くびっくりしちゃうね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

替え歌。

2006年01月25日 | 慶士と治己の日記
 慶士は最近、一体どこで覚えたの!?とびっくりするような言葉をしばしば発します。ここ2、3日はTVで小泉総理が登場する度に「あっ、コィジュミソーリ!」じぃじもばぁばもママも、誰もそんな風に「小泉総理」という単語を発した覚えはないんだけど・・・、自然と覚えちゃったみたい
 慶士にはその日のお気に入りの歌があります。その歌は、じぃじとの公園でも、お家の中でも、大きな声で歌って歩いています。今日の慶士のお気に入りの1曲は、「となりのトトロ」の主題歌の『さんぽみち』でした。(トトロ自体は観た事がないので、「どうよう うたのえほん」で覚えたようです。) 朝から「歩こう 歩こう わたしは元気~」と元気に歌っていました。
 さて、夕方のニュースで小泉総理が登場した時の事です。慶士が「歩こう 歩こう コィジュミ元気~♪コィジュミ大好き~ どんどん行こう」とゲラゲラ笑いながら歌い始めました。おおっ、替え歌じゃないか~それにしても、やっとおしゃべりを始めた2歳児が「小泉大好き」って・・・・ まぁ、言葉遊びが楽しくなってきたということは、悦ばしいことです
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする