オモシロイ男です。

　今日は慶士の塾の夏休み前の説明会だったので、塾帰りの慶士とママと二人で帰宅しました。なんとなくこの時期にしては風が涼しくて気持ちがよかったので、駅から二人で歩いて帰ることに。
　道すがら、慶士がとあるおばあちゃんに挨拶をしました。「こんにちわ！」「あら、慶士くんこんにちわ。運動会かっこよかったねうふふ。」
　ワタシは全く面識のないおばあちゃんだったのでニコニコしたまま二人のやり取りを聞いていました。その後「どこのおばあちゃん？」と尋ねると、「☆☆君のおばあちゃん。よく会うから挨拶してたら仲良くなった。」と慶士。ほぉ～。学校の行き帰りで人間関係を築いているんだなぁ～。
　しばらく行くと、うちの近所には『紫陽花通り』とワタシが勝手に名付けている紫陽花が見事に並んだ道があるのだけど、その紫陽花の手入れを日々してくださっているおばあちゃんに出会いました。ご近所なのでワタシも軽く会釈・・・。と、慶士が「こんにちわー！」とデッカイ声で挨拶をしました。すると、「まぁ、慶士くん、こんにちわ。塾？おつかれさまねー。」「そう。もう疲れたぁ。」「がんばってね。」「はい、ありがとうございます。」通りすがりにテンポよく会話が進んでいきました。
　またまたびっくりのワタシ。「なんで仲いいの？」と聞くと、「一昨年の大雪の日に一緒にものすごい大きな雪だるまを作ったんだよ。」とのこと。大汗かいてそこのお孫さんも一緒に大きな雪だるまを作ったそうです。すごく楽しかった様子を話してくれました。・・・ふーん。なるほどね。チビっ子がいてママがあんまり外に出られなかった間に、よっぽど慶士の方が地域の方々との関係を築いていたようです。すごいなぁ。
　先日の面談で初耳だったのは、慶士が１年生にとーっても人気があるということ。いつも１年生にものすごい取り囲まれているそう。１年生の気持ちをつかむうまさは担任の先生も感動物だそうなんです。
　そうか。慶士はおばあちゃんとチビっ子に人気があるのね。面白い男だなぁとしみじみ思うママなのでした。