人生第二章 挑戦者

<左半身麻痺の機能回復と生活奮闘記>
脳卒中に倒れ、その後の障害、失われた機能、生活を取り戻す記録

神様からのプレゼント

2017年06月25日 08時00分32秒 | 良い出来事・うれしい事
ラ・フランス


 ”LAVIE EN ROSE”の春バラの季節は終わり、夏バラの季節になりましたが、今年はを造園して二年目の年で、今年は、うどん粉病の被害、気候の変動による開花遅れへの影響はありましたが昨年以上に多くのバラが咲きました。

エントランスゲート





東側


玄関前


 私は、うれしくなって、友人のみなさんに『”LAVIE EN ROSE”の庭だより』として、バラの写真を送らさせていただきました。

 そして、友人の皆さんは、送られて来た写真を見て、美しさに”驚き”、”感激”、”感動”していただきまして、私達にこれからも、バラ栽培頑張ってください。との激励のお言葉をいただきました。

グラハムトーマス


 ”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンを造園するきっかけは、ある年の春の朝、庭に咲いた一輪のバラの美しさに感動して、それがきっかけで、”LAVIE EN ROSE”のローズガーデン造園に発展して行きました。

 当初の私達の思いは、私達の個人の趣味でバラの花を楽しむ為に始めた事ですが、それが、私達以外の人達に咲いたバラの美しさを見ていただき、バラの美しさに”驚き”、”感激”、”感動”してもらっている事がわかりました。

チャイコフスキー


 私達自身の趣味でやっている事が私達以外の人達にも幸せな気分を与えているんだなあと思うと、私達の”LAVIE EN ROSE”のローズガーデンは人の為に役立っている。世の中の為に良いことをしている事を実感するようになりました。

エントランスゲート


バラが咲いている頃、庭に出てバラのチェックをしていますと通りがかりの人が立ち止まって咲いているバラ見て行きました。その中で、近所の人でない、見慣れない人もいました。
きっと散歩の途中でバラが満開に咲いている家を見かけたので、気になって通りがかったのでしょう。

ある日の出来事(1)


 ある日は、自宅前に業務用のハイエースが止まり、中から、きつい顔の工事関係者らしき男が出てきました。道路に立って、バラをチェックしていた私は通行の邪魔をしてしまい、怒られるのかな?と思ってしまいました。

 そのきつい顔の男は、私に”お宅のバラは本当に綺麗だね、ここを通ると、俺、いつもお宅のバラを見ているんだよ”、”お宅のバラはどこの家のバラよりも綺麗だよ”、”俺は、いつも、ここを通るといつもお宅のバラを見て感心しているんだよ”、”俺、バラ好きなんだよ”。
 このきつい顔の男は、見かけによらず、バラの好きな心の優しいいい人なんだと思いました。人を外見で判断してしまった自分を反省しました。

 別れ際にこのきつい顔の男の人は、”俺は府中に住んでいて、妻がバラが大好きなんだ、家で妻がバラを育てているんだよ。今度、妻を連れて来て見させてもらっていいかな?”と言いました。そうか、このきつい顔の男の人は愛妻家で、奥さんがバラ好きなんだ。それで、夫婦の趣味でバラに関心があるんだと思いました。
私達のバラは、遠くからでも来て見てみたい、そんな気持ちにさせるバラなんだ、人に喜びを与えているのだと思いました。

パットオースチン



ある日の出来事(2)


 また、ある日は、お年寄りが、立ち止まって、じっとバラを眺めていました。このお年寄りには、バラに何か感じるものがあったのでしょうか?




ある日の出来事(3)


 また、ある日の夕方は、ご主人が車椅子に座った奥さんを押して歩く初老の御夫婦が、咲いているバラをずっと眺めていました。奥さんは、無言でバラをずっと眺めていて、勝手な想像ですが、奥さんは、”認知症”なのかな?と思ってしまいました。
 奥さんは、バラを近くで見たいようでしたので、私はこの初老の御夫婦に、バラを近くで見てもらうために、どうぞ、近づいて、花を見てください。香りを嗅いでください。と言いました。奥さんは立ってバラを近くで見たいようでしたが車椅子から立ち上がる事が出来ないようでしたので、私は、奥さんに咲いているバラを近づけてあげて見せてあげました。ご夫婦は、しばらくバラをずっと眺めていました。


ある日の出来事(4)


 また、ある日の朝は、懇意になった奥さんから”あなたの家のバラは、この近所から離れた人でも綺麗なバラの咲く家と知っているわよ”と教えてくれました。自宅から離れてる人達にも、”LA VIE EN ROSE”のローズガーデン知られているのか?と私は驚きました。

 バラ栽培を始めたのは、ある年の春の朝に玄関ドアを開けると一輪のバラの花が目に飛び込んできて、思わず、”美しい”と思った事がきっかけでした。
 障碍を持った体では、健康な頃のようにもう、バラ栽培は出来ないと諦めていた私に、もう一度、バラ栽培を復活させる、活力を与えてくれました。
最初はバラ栽培は、私達がバラの花を楽しむ為に始めた事でした。

そんな、私達が育てたバラの花を楽しむ為に造園した”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンのバラ達は、私達が知らない人にも、バラを見る楽しみを与えている事を”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンを造園して発見しました。また、バラの花を見に行きたくても、行けない人達がいる事を”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンを造園して気が付きました。

レディエマハミルトン
 

”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンは、開花したバラの花を私達が楽しむ為に造園しましたが、今回の出来事で、私達は、バラの花は人と人とをつなぎ、バラを見る人を優しい気持ちにさせる”魔法の力”のある植物、花である事を強く感じました。

”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンは、生きる事に悲観的だった私への希望を与えてくれた、神様からのプレゼントだと思えています。

 そして、私達の”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンは、見る人に”感動”、”感激”、”優しい心”、”穏やかな気分”を与えられる”魔法のローズガーデン”にして行きたいと思いました。


コンパッション


私達に”愛”と”勇気”を与えてくれた、神様からのプレゼント”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンに感謝!!



挑戦者とカメラマン(妻)

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