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人生第二章 挑戦者

<左半身麻痺の機能回復と生活奮闘記>
脳卒中に倒れ、その後の障害、失われた機能、生活を取り戻す記録

”障害者ファースト”

2014年06月28日 06時20分22秒 | 医療・介護
 私は、海外では、障害を持つ人への社会の配慮がどのようになっているのか関心がありました。そこで、先進国アメリカに駐在していますNNRのCHIに駐在していますOKさんに障害を持つ人への社会の配慮の状況を聞いてみました。
以下のような報告がありましたのでご紹介いたします。(原文引用します)

アメリカでは車椅子用の駐車場が設けられています。

アメリカでは、空港、スーパー、薬局、会社、病院、レストラン等、どこに行ってもかならず写真のような車椅子用の駐車場が設けられております。
入り口から一番近い駐車上に設置されており、駐車場から入り口まで全てバリアフリーです。車から降りて車椅子が動ける十分なスペースも確保されております。
車椅子マークの無い車がこのスペースに駐車すると、今、私がいる地域だとUSD250の罰金です。(地域ごとに違います。)
たとえ従業員であっても、車椅子マークのない車をここに駐車すると、罰則の対象となります。

写真はOKさんの事務所の駐車場です。


公共の交通機関に関しては、利用したことが無いので分かりませんが、まわりの一般人も電車・バスの運転手も、障害者の方には非常に優しいとうかがっております。
アメリカはよくレディーファーストと言いますが、レディーファースト以上に、”障害者ファースト”であることは間違いないです。

 以上の報告を受けて私は、日本との違いに驚きました。アメリカではどこに行っても車椅子用の駐車場があり駐車場から入り口まで全てバリアフリーなのです。車椅子の方が最優先なのです。日本では、車椅子用のエレベーターは駅のホームのはずれに設置されていて、そこまで行くのが大変です。日本では、車椅子の方は肩身の狭い思いをして生活していることに比べると大違いですね。
”障害者ファースト”は良い言葉ですね。いつも、私は優先席に座る時、譲ってもらう、座らせてもらうという受け身で、お情けで座らせてもらっている気持がしていますが、アメリカでは、障害者を見かけた方は能動的に行動するのですね。日本の人達もこのようにあって欲しいと思いました。
”障害者ファースト”は本当に良い言葉ですね。


日本が高齢化社会になるということ

内閣府のホームページにこれからくる高齢化の状況についてのレポートがありました。読んでみるとショッキングでこれからの世代にとって非常に重要な問題ですのでご紹介します。日本が高齢化社会を迎えるにあたりお年寄りや障害を持つ人達が生活しやすい社会基盤の整備と日本人の障害を持つ人達への”障害者ファースト”の教育を行って欲しいと願います。今若くて健康な人も必ず、年をとりその時には障害を持つ体になるかもしれないのです。決して他人事ではないのです。今、私が苦しんでいる障害生活は皆さんにも年と共に起こりうる問題でもあるのです。

  高齢化の状況:出典 内閣府ホーム

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