人生第二章 挑戦者

<左半身麻痺の機能回復と生活奮闘記>
脳卒中に倒れ、その後の障害、失われた機能、生活を取り戻す記録

りんごの効能

2015年03月29日 15時40分38秒 | 食品・食物療法
リンゴ


食後にはくだものを食べています。柑橘系のデコポンが美味しくて食べていましたが、それも出回らなくなりましたので、今月からリンゴを食後のくだものに食べています、今日はこのリンゴの栄養・効能・効果について調べてみました。何気なく食べていたこのリンゴには多くの効能があることがわかり驚きました。

リンゴの栄養・効能・効果について

参考:出典サイト りんごを食べると、健康にとてもいいよ
         りんご(栄養、効能、免疫力、ダイエット、美肌、肺がん予防)
         青森りんごの工藤農園です!

■ 調査結果

りんごには、抗酸化物質の一つであるペクチンを多く含みます。そのため食べると老化を防ぎます。またりんごの皮にはポリフェノールなどのミネラルを多く含みます。

1.ポリフェノール

 赤ワインに含まれるポリフェノールに抗酸化作用があります。花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を抑える作用や、肌を白くする作用などが知られています。 動脈硬化・老人性痴呆症・脳梗塞・リウマチ性疾患・心筋梗塞・痛風・糖尿病・ガンなどの病気の原因となる活性酸素と戦う抗酸化物質のです。
5大栄養素(炭水化物・脂肪・たんぱく質・ビタミン・ミネラル)や、食物繊維に次ぐ、7番目の栄養素としてポリフェノールが注目されています。

2.アップルペクチン

リンゴに含まれる水溶性の食物繊維のことです。ガラクツロン酸という糖類がいくつも繋がってできていて、これには活性酸素を除去するはたらきがあります。
 また、アップルペクチンは、他のペクチンに比べ悪玉菌を抑制する力が倍以上あり、大腸ガンを抑制したり、肝臓への癌転移を抑制したりと、ガンに対して強いと言われております。熱を加えると、よりペクチン効果が高まります。他にも、悪玉コレステロールを減少させて、善玉コレステロール化し、血液をサラサラにする作用や塩分を対外に排出する作用があります。

主な効能:

1.動脈硬化症
   心臓病・脳卒中の予防になります。
   肉や、たまごなど、コレステロールの比較的多い食事をとったとき、りんごを一緒に食べると、
   りんご繊維が余分なコレステロールを血液に入る前に体の外へと運び出してくれます。

2.糖尿病の予防
   アップルペクチン(りんごの繊維)は、血液中のコレステロールを下げたり、血糖の上昇をおさえてくれる働きがあります。
   カロリー過多の心配が少なく、1個だけでもある程度空腹を満たすことができます。

3.大腸ガンの予防
   アップルペクチンは(りんご繊維)は腸内の発がん物質を吸着して、便とともに体外に排出してくれます。
   また、体のために働くビフィズス菌を増加させ、がんに対する抵抗力を高めてくれます。

4.高血圧の予防
   カリウムが、ナトリウム(塩分)と反応し体外に排出してくれる作用があります。この働きが血圧の上昇を防いでくれます。

5.肥満予防と美容・健康
   りんごを食前にとると満腹感があり、食べ過ぎを予防します。
   また、美容効果を高める物質や発毛作用成分が含まれています。血の働きを活発にし老廃物の排出を助け、疲労回復作用があります。

6.整腸作用と便秘解消
   アップルペクチン(食物繊維)が、腸内にある善玉菌(ビフィズス菌)を増やし、悪玉菌を減らして、便通をよくしてくれます。
   便秘が改善されると目の疲れ、頭痛、肩こりなども改善されるといわれています。 ま
   た、胃酸が少ない時には、胃酸を増やし、逆に胃酸が多い時には、胃酸を中和する働きがあります。

7.赤ちゃんには是非
   高い整腸作用がありますので、すりおろしりんごは乳幼児の胃腸にも優しく作用し、下痢や便秘にも有効です。離乳食には最適です。

8.貧血予防
   ビタミンC等がふくまれているので、鉄分の吸収を高めてくれます。
   また、りんごの中にりんご酸をはじめとする有機酸が含まれているので、貧血の予防に効果があります。

『一日一個のりんごは医者知らず』

 ヨーロッパでは、りんご摂取が健康によいと知られていました。
 フィンランドで、ガンに対するりんごやタマネギなどの野菜の効果についての疫学研究が25年間行われました。その結果、りんごの摂取は、肺ガンに対して予防効果が極めて高いことがわかりました。(相対危険度0.42)。タマネギ(相対危険度0.75)も効果がありましたが、りんごに及びませんでした。
 また、肺ガンを含むすべてのガンに対してもりんごの摂取は相対危険度が0.87と、予防効果が高いことがわかりました。この結果は、りんごを多く摂取すると肺ガンになるリスクを58%:軽減できること、すべのガンになるリスクを13%減らせることが期待され推測されています。

 日本では食生活の西洋化に伴い、直腸・結腸ガンが増加しています。直腸・結腸ガンの多いウルグアイで行われた疫学研究から、りんごを摂取すると相対危険度(0.40:リスクを60%軽減する)が下がり、ニンジン、ほうれん草、じゃがいも、マメ等の摂取より有効であることが明らかになりました。
 また、富山医科薬科大学で行われたラットの実験で、水溶性食物繊維であるリンゴペクチンの摂取により、結腸ガンの発生が抑制されることが確認されました。

 りんごには、良質なペクチンが多く含まれています。最近の研究において、高リポ蛋白血症の患者にリンゴペクチンを供試したところ、摂取90日後には、総コレステロール値が低減したばかりか、悪玉コレステロール値の減少、善玉コレステロール値の上昇が認められ、健常人の脂質構成とほぼ同じになったと報告されています。また、りんごの食物繊維に動脈硬化を予防する作用があることも報告されています。
 また、津軽地方の住民の血圧は低く、高血圧の患者が少ないのは、この地域の住民がりんごを多く食べているためとわかりました。
りんごを食べるとコレステロールと血圧が下がり、心臓病や脳卒中の予防になります。これは、りんごに含まれているペクチンが、増えすぎたコレステロールを吸収し排泄を促進するのでコレステロール値が下がり、りんごに含まれているカリウムが、過剰になったナトリウムの排泄を助けるので血圧が下がるのでしょう。

 また、喘息、気管支炎、肺気腫等の肺疾患と食生活について25年間(1960~1985年)にわたり調査した結果、りんごの摂取は、これらの疾患発症を抑制する働きのあることがわかりました。(相対危険度0.63:リスクを37%軽減する。
 『参照文献 「果物の真実」 間苧谷 徹 編著 (化学工業日報社発行)』
 
調べた結果を知るとリンゴは、まさに、『一日一個のりんごは医者知らず』ですね。これからも毎日食べて行きたいと思います。

挑戦者とカメラマン(妻)












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