ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

素直に泣けそうなものを、ということで。

2006-11-24 | 映画
子ぎつねヘレン」。

悪くはないが、やっぱり作りがあざといので。

母の「新しい連れ合い」が北海道の獣医だった。折もおり、カメラマンである母に、念願の仕事が舞い込み、母の同居に先駆けてただひとり、そのもとに預けられた少年。

とても夢見がちな少年。

義理の姉になる少女。

そして、拾った三重苦のキタキツネの子ども。
脳に出来た腫瘍が神経を圧迫している。

そのまま死ぬはずだったキツネがわずかな期間ながら生き延びた……。

……作りすぎかな。

素直には泣けそうにない。

残念、無念。

すっきり泣きたかったのに。