湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 新寮生を迎え入れる準備

2016年04月06日 22時00分11秒 | 日常・その他
  勤務先である某職業訓練校の春季休業(春休み)も
  明日までで、
  8日には入校式(入学式に相当)と始業式があります。

  今日は午後半日の勤務でしたが
  新寮生を迎え入れる準備に追われました。

新年度用の各種様式類作成や週当番表作成などとは別に、
浴室清掃の仕上げもしました。

清掃前の浴室の壁と天井


  カビや汚れの付きかたをみると
  過去何年間も本格的な清掃がされてこなかったものと
  思われます。

清掃後の壁と天井


  この部分は私がしたのではありません。
  春休み期間中の浴室清掃は私が当番になっていましたが
  壁面や天井については、
  私が休みの時にM舎監がやってくれていました。

   私は狭い家の風呂の天井をきれいにしたことがありますが、
   腕を上げたままで作業するときのキツサを知っていますので、
   ここまで落とすのにどれだけ大変だったことか ・・・
     かたじけない思いでいっぱいです。

せっかく壁と天井をきれいにしていただいたので、   
最後の仕上げとして、
今日は水垢などがついて光沢を失っていたカラン
(計8箇所)を磨きあげました。


磨く前のカラン


磨いた後のカラン


  クロムメッキが光っています。



  "仕事" と思うからなのか、
  寮の清掃はわりとキッチリできているつもりです。
  家の中の掃除にも取り組むようになればよいのですが ・・・

♡ 春の息吹

2016年04月05日 23時11分09秒 | 庭の草木や生き物たち, etc.
   ここ1週間で撮った、庭に来た春です。
   

楓(カエデ) ※品種不明


木犀(モクセイ)


柾/正木(マサキ)





馬酔木(アセビ)


花梨(カリン) ※鉢植えのもの


紫陽花(サジサイ) ※品種不明


白木蓮(ハクモクレン)

  ※高いところは無理なので、
    胴吹き芽を撮りました

柊木犀(ヒイラギモクセイ)


沈丁花(ジンチョウゲ)


唐楓/通天(トウカエデ/ツウテン)


樫(カシ)


黒松 ※小品盆栽でも作ろうかと
     2年前の植木市で30本/100円で買ったもの
     (素焼きの鉢に植えています)


梔子(クチナシ)


南天(ナンテン)


梅(思いのまま)


山椒(サンショウ)


紫蘭(シラン)


杜松(トショウ) ※鉢植え


淀川躑躅(ヨドガワツツジ)


山法師(ヤマボウシ)


姫椿(ヒメツバキ)


黒鉄黐(クロガネモチ)


蔦(ツタ)類



  若芽は伸びてきていますが、
  私が苦手とする「虫類」は
     今のところ蠢いていませんでした。

♡ 家庭菜園での花見

2016年04月04日 23時07分44秒 | 瓶覗色の思い[歓喜悦慶]
熊本地方はぐずついた空模様の日が続いています。
今日も午前中は霧雨のようなものが降っていましたが
午後からは上がりそうだったので家族での花見を決行しました。

  ※既に弁当を注文してあったこと、
    並びに家族の予定や週間天気予報を考慮して ・・・

ウチに配達してもらった弁当、そして飲物などを持って
家から歩いて行きました。念のために傘も持って。

オレンジ色の矢印がウチの「千原桜(チハラザクラ)」(*)です。
家庭菜園(緑色の矢印辺り)の隅のほうにあります。

黄色の矢印は花が終わった「辛夷(コブシ)」です。
2016.3.25の記事の中に花の写真があります)

   * : 「千原桜」は私が住んでいる地域発祥の桜です。
      我が家から200mくらいのところに原木跡の記念碑があります。
      (この地域一帯は「千原台(チハラダイ)」とも呼ばれています)
      数十年前には絶滅の危機にありましたが、保存会の方々のご尽力で
      子孫が増えました。
      (ウチにある千原桜も保存会から苗を頂いて植えられたものです)


近くで見ると、こんな感じです。


  昨年夏の台風15号の風で
  この千原桜の枝も何本か折れました。
    ※台風被害の状況 → 台風15号(白鳥)の爪痕_2015.8.25

   去年も撮っていますが、少し太くなっているでしょうか。
   

枝の下から見たらこんな感じです。
青空であれば千原桜の "薄緑がかった白" が映えるはずなんですが。



ブルーシート(台風被害に備えて昔買ってあった新品)を広げ
総勢6名(家庭菜園の隣に住んでいる兄を含めて)が座りました。

八起(ヤオキ)」さんから配達してもらった弁当を食べながら、
第3のビールと日本酒などを飲みながら、
隣の桜の木に来た鴬の鳴き声(**)をききながら、
雨粒が落ちてきそうな曇天の下での楽しい一時を過ごしました。

   ** : 「梅に鴬」と言われますが
       「桜に鴬」のほうが合っていると思います。
       梅の花が咲いている頃の鴬は、遠慮がちで下手な鳴き方ですが、
       近頃は通る声で上手に鳴いています。
    
税込1,620円の弁当です。

  ※昨年の弁当も良かったのですが、
    初めての店のものを食べてみようということで
    今回は「八起」さんに頼みました。

想像していた以上に沢山の種類のおかずが
折に詰め込んでありました。

普段昼食を食べないお袋は残しましたが、
他の者は完食しました。
   美味しかったということです。


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昨年のブログ記事を確認したら、
偶然ですが、同じ4月4日に花見をしていました。
  散りゆく千原桜を愛でる花見_2015.4.4

  昨年も曇天の下で花見をしていますので、
  冴えない色の画像になっています。

  昨年の記事の最後に
  「来春は快晴・満開の下での花見ができますよう ・・・」と書いていましたが、
  願いが叶わなかったことになります。
    必要なときだけ信仰心が少し篤くなる私です。
    願いをきいてもらおうと考えるのは、虫が良すぎるのかもしれません。

     『来春こそは快晴・満開の下での花見ができますように ・・・』


・・・・・・・・・・・ ギャラリー 046 (「桜の花」が描かれている浮世絵) ・・・・・・・・・・・

                  ライセンス(4点とも): (パブリック・ドメイン)

 ■タイトル:錦帯橋の春宵(Spring Evening Kintai Bridge)

 ・画家:川瀬巴水(Kawase Hasui)
 ・制作年:1947年

   ※私は錦帯橋に二度行ったことがあります。
     絵では梅か桜か判然としませんが、そのときの朧な記憶では、
     川べりにあったのは桜の木だったと思います。


 ■タイトル:弁慶橋(Benkei Bridge)

 ・画家:土屋光逸(Tsuchiya Koitsu)
 ・制作年:1933年

   ※絵の景観からみて、この橋は赤坂見附(東京)のところにある「弁慶橋」で、
     そうであれば、1889年(明治22年)に架けられた橋になります。
     弁慶小左衛門(江戸城普請の大工の棟梁)が作った橋であることから
     「弁慶橋」と名付けられたといわれています。
     (現在の「弁慶橋」は1985年(昭和60年)に改修されたものです)


 ■タイトル:月百姿 忍岡月 玉淵斎(Shinobugaoka Moon: Gyokuensai)

 ・画家:月岡芳年(Tsukioka Yoshitoshi)
 ・制作年:1889年

   ※東京上野の山一帯のことを昔は「忍岡(シノブガオカ)」と
     呼んでいたそうですから、
     この絵は、今でいう上野公園の夜桜見物といったところなんでしょうか?
     それにしても、三日月の夜に二本差し、そして花吹雪 ・・・
     「玉淵斎」とは何者(?)なんでしょう。
       ひょっとして、文人大名であった伊勢長島藩第5代藩主
       「増山正賢(マシヤマ マサタカ)」さんのこと?


 ■タイトル:守山(Moriyama-juku)

 ・画家:歌川広重(Hiroshige)
 ・制作年:1835年-1839年(?)

   ※中山道69次の中の67番目の宿場「守山宿」です。
       現在の滋賀県守山市

◇ 衣かつぎ

2016年04月03日 23時19分43秒 | 日常・その他


「衣かつぎ」といわれる、里芋を蒸かしたものです。

  近くの八百屋さんで買った芋です。
  一袋(写っているものの3分の2くらい)で120円(税別)でした。
  不揃いで小さく(最小2㎝くらい)、不恰好の芋でしたが、
  「美味しい」と書いた紙が貼ってあったので二袋買いました。

小さい芋を洗うのが面倒でした。
蒸し器を使うのは初めてでしたが、
ほぼ2工程(洗う→蒸す)の単純な料理なので私にも簡単にできました。

  蒸し時間を調べておらず、途中で串を刺すこともしなかったので
  蒸し過ぎて柔らかくなってしまいました。

  里芋の旬は夏から秋にかけてで、
  「衣被(キヌカツギ)」は秋の季語になっているかと思います。
    季節外れの「衣かつぎ」でしたが、
    皮をツルンとむいて、塩や醤油をつけて美味しく頂きました。


   ※里芋はタロイモと同じサトイモ科の植物(タロイモ類の仲間)で、
     原産地はインド説、東南アジア説、中国南部説など色々あるようです。
    里芋は、そのタロイモ類のうち、最も北方で栽培されている種類で、
     日本には縄文時代中期に伝わったといわれています。
     稲よりも古くから栽培されていたことになり、
     江戸時代に登場する「サツマイモ」や「ジャガイモ」の大先輩
     ということになります。


・・・・・・・・・・・ ギャラリー 045 (「ウィンスロー・ホーマー」さんの絵) ・・・・・・・・・・・

                  ライセンス(2点とも): (パブリック・ドメイン)

 ■タイトル:青い少年(The Blue Boy)

 ・画家:ウィンスロー・ホーマー(Winslow Homer)
 ・制作年:1873年
 ・収蔵:デヴィッド・オーズリー美術館


 ■タイトル:緑の丘(The Green Hill)

 ・制作年:1878年
 ・収蔵:ナショナル・ギャラリー<ワシントン>

◇ 辞令交付

2016年04月02日 15時26分45秒 | ちょっとした出来事?
年度始めの4月1日に辞令交付がありました。

 現在の仕事(某職業訓練校にある寮の管理人)は
 県の非常勤職員で、任用期間は4月1日からの1年間となっています。
 勤務成績に特に問題がなければ、本人希望により最長5年まで
 更新されることがあります。
  (予算措置が継続されることが前提)

私はこの一年間、悪いことをしませんでしたので、
私の意思もあり2016年度も任用されることになりました。
某職業訓練校は非常勤職員の比率が高く、
職員の方の異動は今回僅かn名でした。
非常勤職員のほうは新任及び更新合わせて20数名(?)が
昨日辞令を受けました。

 辞令交付は組織長である校長から
 校長室でありました。

  舎監は職種順では最後になります。
  昨年は私が一番最後に辞令交付を受けたはずですが、
  今年は新任舎監が1名いたので
  最後から二番目でした。


受け取った辞令書を前回(昨年)のものとを比べてみました。

「日付」以外で違っていたところは次のとおりです。

  ・報酬日額が一日当たり20円~40円増えていました。
    ※これは熊本県の最低賃金(時給)改定(*)に
      連動したものと思われます。
  ・用紙が少し厚手になっていました。
    ※必ずしも高級品になったとは限りません。

     * : 熊本県は昨年10月17日に694円に上がり、
        全国最下位を辛うじて脱しました。
        それでも東京(907円)の約4分の3です。


 先日(27日)投票があった熊本県知事選で
 「蒲島郁夫」さんが三選されましたので、
 発令者のところは変わっていませんでした。

  ※まさか当選者を見越して作成しておくはずはありませんので。
    辞令書は3月28日からの数日間で完成したはずです。


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勤務先の某職業訓練校敷地内にある欅(ケヤキ)の樹に作られた
カラスの木造一戸建て住宅です。

巣の中に座っている一羽のカラス(メスと思われます)

  ※光学12倍でやっとこのくらいの大きさにしか撮れませんが、
    一羽しゃがんでいるのがお判りかと ・・・

 カラスは繁殖期(**)には番(ツガイ)で暮らし
 非繁殖期には集団で行動するそうです。
 巣を守る(卵を温める)のは母親のほうで、
 オスがせっせと母親の分まで餌を運んであげるそうです。

   ** : 3月~4月 巣材を運び、巣作りをする
       4月~5月 産卵し、卵を温める
       5月~6月 卵が孵化し、ヒナを育てる
       6月~7月 幼鳥の巣立ち

広角ではこのくらい


 けっこう高い所に巣を作っていますが、
 繁殖期には神経質になり、
 下手に人が近づいたりすると、威嚇したり襲ってきたりするそうです。

   カラスのヒナを見たことはありません。
   "赤ちゃん" でなく "真っ黒ちゃん" であったとしても
   やはり可愛いいことでしょう。
   

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昨日は「年度最後の日」(3月31日)のお祝い(?)のケーキを
載せましたが、
これは「年度最初の日」(4月1日)のお祝い(?)用のケーキです。

一部分だけだとこんな感じです。





全体の写真です。
「ボンサンク」さんのチーズタルト(という物でしょうか?)です。


90歳のお袋はチーズが苦手なので4等分して食べました。