湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

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◇ 衣かつぎ

2016年04月03日 23時19分43秒 | 日常・その他


「衣かつぎ」といわれる、里芋を蒸かしたものです。

  近くの八百屋さんで買った芋です。
  一袋(写っているものの3分の2くらい)で120円(税別)でした。
  不揃いで小さく(最小2㎝くらい)、不恰好の芋でしたが、
  「美味しい」と書いた紙が貼ってあったので二袋買いました。

小さい芋を洗うのが面倒でした。
蒸し器を使うのは初めてでしたが、
ほぼ2工程(洗う→蒸す)の単純な料理なので私にも簡単にできました。

  蒸し時間を調べておらず、途中で串を刺すこともしなかったので
  蒸し過ぎて柔らかくなってしまいました。

  里芋の旬は夏から秋にかけてで、
  「衣被(キヌカツギ)」は秋の季語になっているかと思います。
    季節外れの「衣かつぎ」でしたが、
    皮をツルンとむいて、塩や醤油をつけて美味しく頂きました。


   ※里芋はタロイモと同じサトイモ科の植物(タロイモ類の仲間)で、
     原産地はインド説、東南アジア説、中国南部説など色々あるようです。
    里芋は、そのタロイモ類のうち、最も北方で栽培されている種類で、
     日本には縄文時代中期に伝わったといわれています。
     稲よりも古くから栽培されていたことになり、
     江戸時代に登場する「サツマイモ」や「ジャガイモ」の大先輩
     ということになります。


・・・・・・・・・・・ ギャラリー 045 (「ウィンスロー・ホーマー」さんの絵) ・・・・・・・・・・・

                  ライセンス(2点とも): (パブリック・ドメイン)

 ■タイトル:青い少年(The Blue Boy)

 ・画家:ウィンスロー・ホーマー(Winslow Homer)
 ・制作年:1873年
 ・収蔵:デヴィッド・オーズリー美術館


 ■タイトル:緑の丘(The Green Hill)

 ・制作年:1878年
 ・収蔵:ナショナル・ギャラリー<ワシントン>

3 コメント

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Unknown (原間井)
2016-04-05 09:02:40
衣かつぎ、懐かしいですね。里芋の子供でしたっけ?   若いころ出張先で入った居酒屋で食べたことがあります。プリントむいて、塩をちょっと付けて食べました。酒も美味しかった。残念ながら、こちらでは里芋は手に入るのですが、衣かつぎはお目にかかりません。
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里芋の都道府県別収穫量 (Shue.勘一(湯原修一))
2016-04-05 12:25:26
コメントをいただいて興味が湧いたので
調べてみました。
[2012年の里芋収穫量ランキング]
1位:宮崎 25,900t
2位:千葉 22,400t
3位:埼玉 16,300t
4位:鹿児島 11,500t
5位:栃木  8,820t
7位:熊本 6,690t
   全国計:172,500t

※北国の北海道と青森は
  収穫量欄が「・・・」で、
  順位外(46位・47位)に
  なっていました。
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Unknown (原間井)
2016-04-06 07:08:15
わざわざ調べていただいてありがとう御座いました。
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