「衣かつぎ」といわれる、里芋を蒸かしたものです。
近くの八百屋さんで買った芋です。
一袋(写っているものの3分の2くらい)で120円(税別)でした。
不揃いで小さく(最小2㎝くらい)、不恰好の芋でしたが、
「美味しい」と書いた紙が貼ってあったので二袋買いました。
小さい芋を洗うのが面倒でした。
蒸し器を使うのは初めてでしたが、
ほぼ2工程(洗う→蒸す)の単純な料理なので私にも簡単にできました。
蒸し時間を調べておらず、途中で串を刺すこともしなかったので
蒸し過ぎて柔らかくなってしまいました。
里芋の旬は夏から秋にかけてで、
「衣被(キヌカツギ)」は秋の季語になっているかと思います。
季節外れの「衣かつぎ」でしたが、
皮をツルンとむいて、塩や醤油をつけて美味しく頂きました。
※里芋はタロイモと同じサトイモ科の植物(タロイモ類の仲間)で、
原産地はインド説、東南アジア説、中国南部説など色々あるようです。
里芋は、そのタロイモ類のうち、最も北方で栽培されている種類で、
日本には縄文時代中期に伝わったといわれています。
稲よりも古くから栽培されていたことになり、
江戸時代に登場する「サツマイモ」や「ジャガイモ」の大先輩
ということになります。
・・・・・・・・・・・ ギャラリー 045 (「ウィンスロー・ホーマー」さんの絵) ・・・・・・・・・・・
ライセンス(2点とも): (パブリック・ドメイン)
■タイトル:青い少年(The Blue Boy)
・画家:ウィンスロー・ホーマー(Winslow Homer)
・制作年:1873年
・収蔵:デヴィッド・オーズリー美術館
■タイトル:緑の丘(The Green Hill)
・制作年:1878年
・収蔵:ナショナル・ギャラリー<ワシントン>
調べてみました。
[2012年の里芋収穫量ランキング]
1位:宮崎 25,900t
2位:千葉 22,400t
3位:埼玉 16,300t
4位:鹿児島 11,500t
5位:栃木 8,820t
7位:熊本 6,690t
全国計:172,500t
※北国の北海道と青森は
収穫量欄が「・・・」で、
順位外(46位・47位)に
なっていました。