湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ プロ野球公式戦観戦

2016年04月10日 23時04分58秒 | ちょっとした出来事?
パ・リーグの公式戦
ソフトバンク対オリックスの試合が
地元の「藤崎台県営野球場」で今日開催されました。

  ※熊本で今年開催されるプロ野球公式戦は
    パ・リーグのこの一戦と
    セ・リーグの巨人×中日(4月19日)だけです。

 プロ野球公式戦は
 何年か前に横浜スタジアムで観たのが最後ですが、
 そのときの対戦相手や試合内容などは全く憶えていません。

私がチケットを手配して、
息子二人と一緒に観に行きました。

 球場は熊本城の域内にあり、家から1.8kmほどの道のりです。
 私は自転車で(途中で弁当などを買い込んで)、
 息子たちは歩いて行きました。

メインスタジアムへ通じるコンコースのゲート付近

  ※熊本では年に2回しかない公式戦だからか、結構な人出でした。

メインスタンドの入口付近


ローカル球場なので中に常設の売店がなく、このような露天が出ます。
(何だか、お祭りムードです)

  ※上の写真の中に鳥居の天辺が見えますが
    「熊本県護国神社」のものです。

 
当日券売り場

  ※遅くなってから私が手に入れた前売り券は
    「ネット裏」(5,500円)です。
    (1塁(ホークス)側の「内野S指定」が売り切れだったので)

試合開始(13時)前には
熊本県営業部長の「くまモン」も参加して、
観戦ムードを盛り上げていました。

  ※「くまモン×HAWKSコラボグッズ」が沢山販売されているので、
    「くまモン」はホークスファンということになります。

私達の席(ネット裏の最上段に近いところ)の斜め後ろに
前ホークス監督「秋山幸二」さんの姿がありました。

  ※KAB(熊本朝日放送)でTV中継されることになっていましたが、
    その解説者として来られていたようです。

熊本市出身の俳優「高良健吾」さんによる始球式



  ※高良さんは子供の頃からのホークスファンで、
    他球団からの始球式オファーがあっても断っていたそうです。
    故郷であったホークスの試合で投げることができ
    感激されたとのことです。

スターティングメンバー


試合中の球場 "約4分の3" 景

  ※レフトスタンドにせり出している大木は楠です。
    藤崎台球場の周りには
    樹齢約1000年と云われる楠の大木が何本もあります。
    国の天然記念物にも指定されており、
    何事にも楠が優先されます。
    レフトスタンドにせり出した枝も無暗に切ってはならず、
    枝の下は立ち入り禁止です。
    楠を考慮した独特のローカルルールもあります。
    打球が枝に当たって跳ね返った場合はインプレー、
    挟まった場合は本塁打となります。

昨年プロ野球史上初の「トリプルスリーと首位打者」を同時獲得した
ギータ(「柳田悠岐」さん)がレフト線二塁打を放った瞬間

  ※少し変な格好のフォロースルーに見えますが ・・・
    この日は3四球もあり、ホームランは出ませんでした。

7回裏のホークス攻撃前
ホークスが大量リードしているので盛り上がっています。


  7回裏の攻撃が始まって直ぐ
  松田さんが初球(?)をレフトスタンドへ打ち込みました。
   
   私の席は弾道を真後ろから見る位置でしたが
   打った瞬間、おもわず『これはいったね』と口に出しました。
    (やはりプロの打球は凄い)
   
   これがこの試合唯一のホームランでした。
     今はグラウンドが広い球場が多くなりましたが、
     昔はこの球場ほどの広さ(両翼99m中堅122m)
     のところが少なかったので、
     ホームランが出にくい球場と言われていました。
      ちなみに、「王」さんの現役最後のホームランは
      ここ藤崎台球場で1980年11月16日に放たれています。
       (ただし、オープン戦ですが)

試合結果


  一方的な試合となり、ホークスの2連勝でした。

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帰りに御幸坂を自転車で下って繁華街へ寄りました。
備前堀(*)から撮った熊本城

  ※枝に隠れていますが、中央の石垣の上の櫓が「飯田丸五階櫓」
    遠くに見えるのが「天守閣」
  ※若葉が出始めたソメイヨシノには未だ花が少し残っており、
    ハラハラと水面に落ちていました。

  * : 熊本城内にある堀の中で
     常時水を湛えているのはここだけです。