湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 傾いて見えた非常階段

2017年02月13日 13時40分52秒 | 日常・その他
昨日(11日)熊本県立美術館分館で開催されている「しんか展」を観に行きました。

知的障害があるひとの絵画展です。
チラシには「一部の作品を除き購入可能」の旨が書かれてありました。

「このような絵を描きたい」と思っても私にはなかなか描けないような欲しい絵が何点かあったので、事務局へ申し込んでみる予定です。


絵画展から自転車で帰っている途中で、非常階段が傾いているマンションを見かけました。

自転車に乗っていてチラットそのビルが目に入ったとき、何だか不自然な感じがしたので、わざわざUターンして確認しました。

そのマンション


違和感を覚える元は非常階段です。
全体的に少し右に傾いているのです。

はじめは、昨年4月の熊本地震でそうなったのかと思いましたが、よくよく見てみると傾いてはいないようでした。
錯視だったのです。

現地で見たときは写真よりももっと傾いて感じました。
私だけがそう見えるのではないはずです。
もし、私だけの問題でしたらドクターに診てもらわなければなりません。

画像上の1階と最上階の位置に同じ長さのピンクの横線を書き加えています。
横線の両端位置にある2つの棒(パイプ(?))を比べると同じ間隔(平行)であることがお分りのはずです。


以前、拙ブログに「北岡明佳の錯視のページ」にあった錯視の例を載せたことがありますが、これだけ大きい実例を見たのは初めてです。

幸せをもたらす(?)錯視<2015.3.29>