受験

わたしは、小学生のときに、中・高一貫教育の私立のミッションスクールを受験して、高校一年で退学処分になったから、高校受験も大学受験も経験がないんです。

高校で、学力別にこんなに細かく選別されるなんて知らなかった。

高校入試の方法がこんなにややこしいなんて知らなかった。

高校入試における、中学校の内申点の比重がこんなに大きいなんて知らなかった。

合格３点セット

福島のTAISEIさんから息子にいただいた、信夫山天満宮の五角(合格)鉛筆と、商売の神として中華街で祭られている関羽と、「福」シールです。

この鉛筆で、息子は高校の入学試験を受けます。

夢をみるのが、疲れる。

今朝みた夢の話をしますね。

カメラの前に座らされているんです。カメラに向かって、世間一般が抱いている東北人のイメージがいかに類型的かということと、イスラム教とムスリムがいかに誤解されているかということを話さなければならないんです。

毎日、ノンフィクション『警戒区域』を書いていて、毎日、イスラム教関係の本を読んでいるから、こんな夢をみるんでしょうね。

空爆をされている町の建物の中で、小学校低学年の男の子ふたりを布団にくるんでいる夢もみました。
爆弾が命中して建物が崩れる時のために子どもたちを分厚い布団でくるみたいのに、タオルケットしかない――。わたしは二人に枕を頭にのせるように命じます。ドーン！ドーンと地鳴りのような爆音がして、その震動で目覚めました。

とにかく、夢をみると疲れるので、眠りたくない。
眠っても、全く休まらないのですよ。

眠っても……

眠っても、悲しみや不安や恐怖は眠らない。

だから、悪夢ばかりみるのだろう。