柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

我と汝

2015年02月03日 21時33分06秒 | 日記
マルティン・ブーバーの『我と汝・対話』を読んでいる。

「愛が〈盲目〉であるかぎり、いいかえれば、愛が全体の存在を見ないかぎり、愛はまだ真に関係の根源語のもとにいないことになる。本来盲目的なものは憎しみである。ひとは存在の一部分だけ見るとき、憎むのである。(略)けれども、ひたむきに憎しみをもつひとは、愛も憎しみもないひとよりは、はるかに関係の近くにいるのである」

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動物クッキーを食べながら、

2015年02月03日 20時42分02秒 | 日記
スケジュール帳を見たら、昨日10時に歯科を予約していた――。

無断ですっぽかしてしまった。

明日、謝罪の連絡をしなければ――。

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福は内!鬼は外!

2015年02月03日 20時10分31秒 | 日記
鬼を珍念さん、豆まきを受験生にやってもらいました。
明日は、立春ですね。

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今日は、節分。

2015年02月03日 20時04分27秒 | 日記
珍念さんの恵方巻きを狙うティグリ……

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あの時、

2015年02月03日 19時30分03秒 | 日記
あの時、あの場所に居合わせたひとが撮影した写真や動画を、この場所で見る、ということの意味を考えている。
以前よりも危険は高まっていると言われたところで、安全圏であることには変わりない。
わたしは、ここに居て、あそこには居なかった――。

「撮影された状況にいた人々、例えば死にそうな人の手を取り、傷の血止めをしている人たちは、私たちが見るようにその瞬間を見ているわけではない。(略)こうした瞬間を実際に見て憂いに沈み、現実に戻る人はいないだろう。危険にみちた積極的な凝視をするマッカランは、写真の下に苦々しく記している。『私がカメラを使うのは、歯ブラシを使うようなものだ。カメラは役立つからね』」ジョン・バージャー

「写真に写された苦悩の瞬間に直面することによって、私たちはより広範囲な、急を要する対峙を免れてしまう。
私たちが見せられている戦争は通常、直接的にも間接的にも、私たちの名によって戦われているのである」ジョン・バージャー

ドナルド(ドン)・マッカランの写真集、お金が入ったら、何冊か買いたいな。


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高校入試カウントダウン

2015年02月03日 09時52分46秒 | 日記
息子の高校入試が近付いて参りました。

いよいよだね、などと言おうものなら、睨み付けられます。
非常にぴりぴりしています。

毎朝、非常に不機嫌なんですが、それが、いま、ピークに達しようとしています。

今朝、階段を降りて行くと、受験生がリビングのテーブルで学ランのボタンをはずそうとしていました。
左手にコップとパン皿をのせたお盆を持って、右手だけで――。
「なにやってんの? お盆をテーブルに置いて、両手でやったら?」とわたしは注意しました。
「時間がないんだよ! ハンガーにかけるとき、制服のボタンしめないでくれる? 時間がないんだからッ! もうッ!」と激怒する受験生。
「ボタンはずしてやろうか? 時間ないなら、顔洗ってきなよ」
「いいッ! あと、3つだからッ! あぁ、もうッ!」と、お盆を持ったまま片手でボタンをはずすという離れ技をやってのける受験生。

本棚の前でうろうろして――、
「ねぇ、ここに置いといたポケットティッシュ知らない? ぼくがお小遣いで買った鼻セレブティシュ!」と激怒する受験生。
「え? 玄関のティッシュ入れの中にあるんじゃない?」と、わたし。
「えぇ! あれは、ぼく専用のティッシュだから、本棚に置いといてよ!」
「本棚に置くのは、変でしょ?」
「もぉぉぉぉぉぉぉ! 時間ないッ!」と絶叫する受験生。

ようやく玄関に出たと思ったら――、
「ねぇ、マフラー、知らない?」
「知らないよ。昨日、塾から帰ってきて、どこに置いたか考えてみれば?」

すると、履きかけた靴を脱いで、もぉぉぉぉぉ!もぉぉぉぉぉ!と叫びながら檻の中の虎のようにリビングを何周もする受験生。

「どこだろう?」とわたしが一緒に探してやろうとすると、
「もうッいいッ! マフラーなんて要らないッ! 時間ないッ!」と地団駄を踏む受験生。
「寒いから必要なんでしょ? お兄さん(珍念さん)のを借りてけば?」
「いいッ! あぁ、どこ行っちゃったんだろう?」と再び探しはじめる受験生。
「塾に置き忘れたんじゃない?」
「もう手袋だけでいいッ!」
と、受験生は家を飛び出て行きました。

受験生の訴えを要約すると、「時間がない!」ということです。
「もう、焦っても、できることは限られてるよ、当たって砕けろで行くしかないじゃん」と言ってはいるのですが、
わたしの言葉は全て跳ね除けたいようです。

15歳――、思春期で反抗期なので、仕方ありません。






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