柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

つがるいしタクシー

2019年11月29日 11時09分00秒 | 日記
宮古のつがるいしタクシーの
武藤政輝さんにご案内いただき、
台風19号の被災状況を見て歩く。

つがるいしタクシーは、
5台あったタクシーが全て浸水して廃車。
事務所内も浸水。
タクシー車両は、罹災証明書の対象にならないということで、自力で借金をして3台を購入したけれど、現状では車椅子のまま乗車出来る福祉車両は購入出来ないという。

「ご要望が多いから、なんとか来年には」と、立花勝専務がおっしゃっていた。
立花さんは、台風19号に「町中やっつけられた」とカビだらけの福祉車両と、ストレスで首のあたりに広がった湿疹を見せてくださった。

今度、宮古を訪れる時は、つがるいしタクシーを利用します。

必ず。












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窓の外

2019年11月28日 07時10分00秒 | 日記
朝、起きて、カーテンを開けると……

上が昨日の窓の外(東京・秋葉原)。

下が今朝の窓の外(岩手・浄土ヶ浜) 。








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縫い目が出過ぎ

2019年11月27日 15時35分00秒 | 日記
1時間10分かけて、スカートの裾のまつり縫いが完了しました。

さあ、ゲラの手入れをやらなくちゃ。

エッセイ集『南相馬メドレー』の初校ゲラです。
11月末締切なので、宮古にいる間になんとか最後まで行きたいけど、時間があるかな?






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まつり縫い

2019年11月27日 14時50分00秒 | 日記
東北新幹線の中で、
スカートの裾のまつり縫いをやっている。
昨夜、裾が落ちていることに気づき、秋葉原のホテルをチェックアウトする際にソーイングセットをもらった。

まつり縫いなんて、すごい久しぶりだぜ。






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フルハウスの現在と、これからの予定。

2019年11月26日 10時51分07秒 | 日記
フルハウス。

建物の増築工事は、ほぼ終わったのですが、
大きな工事か残っています。

これは外からは見えないのですが、増築したカフェスペースで喫茶店営業するための、既存台所の大規模改装工事がこれからなのです。これが終わって完了検査を受けないと営業許可を得ることが出来ません。

増築部分では、照明アクセサリー選び、大テーブルの製作、本棚の一番下の在庫棚の扉の取り付け、冷蔵ショーケースなどの購入・設置がまだですね。
これは、ブックカフェのデザインを担当してくださった坂茂さんのデザインに関わることなので、坂茂事務所にお任せしています。

離れのトイレの扉の位置変更や、既存本屋部分の飾り棚の取り付けや、外の水回りの工事なども、これからです。

全て完了したら、施工費用を支払います。

そこから、喫茶店のメニュー構成、本の棚構成を考えて、喫茶店什器や本の初期在庫を揃えなければなりません。
本の初期在庫は、かなりの冊数になるので、日販の担当者と支払いに関しての話し合いを持たなければなりません。

カフェ部門の責任者は、フルハウスの従業員となる、ふたば未来学園一期生の松本彩華さん(20歳)です。
あやかさんと呼んでしまいがちですが、さやかさんです。
さやかさんは福島県双葉郡広野町で生まれ育ちました。広野町でお母さんとお祖母さんが暮らしているので、短大卒業後は広野町に戻り、来年3月に全線開通する常磐線か車で小高に通勤することになります。

さやかさんの短大の卒業式が3月17日なので、開店日は卒業後の3月20日金曜日に決めました。

オープニングイベントも決定しています。

工事が完了するのは、12月半ばぐらいではないかと予想しています。
年明けからにズレ込む工事もあるかも……

工事完了からオープンまでは、年末年始を挟むから、実質2ヶ月半しかありません。

なかなかタイトなスケジュールではありますが、
福島県南相馬市小高区に美しい場所を誕生させます。

3月20日、メモ帳に書き込んでおいてくださいね。










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映画

2019年11月26日 10時46分17秒 | 日記
フランシスコ教皇に興味を持たれた方は、
『ローマ法王になる日まで』(2015年公開のイタリアの伝記映画)を是非観てみてください。

フランシスコ教皇の現在の柔和な笑顔からは想像出来ない、過酷な半生を事実に基づいて描いた映画です。

アルゼンチンという国を知ることも出来ます。

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異言語の交響

2019年11月26日 10時17分58秒 | 日記
素晴らしかったのは、
アルゼンチンで生まれ育ったフランシスコ教皇がスペイン語でミサを行い、
答唱は日本語で行われたけれど、
聖歌は日本語のみならず、英語、スペイン語、韓国語、タガログ語、ベトナム語で歌われたことだ。

一つのミサで、これだけ異言語の聖歌が交響しているのを聴いたのは初めての体験で、本当に美しかった。

共同祈願の先昌者も、それぞれの国の言葉を母語とする人たちが、それぞれの国の民族衣装などを着て、それぞれの言葉で祈った。

フランシスコ教皇は、
日本という国は、日本人だけが暮らしているのではなく、異なる国からやって来た人たちで構成されている、ということをミサの形で示されたのだと思う。

日本が、同じ思想、同じ宗教、同じ意見、単一の民族、それを尊ぶもので一色に塗り潰されるのではなく、異なる思想、異なる宗教、異なる意見、複数の民族がそれぞれに尊重され、交響する、美しい国になりますように、という祈りが心に流れ込んて湖のように輝き、昨夜は久しぶりに悪夢をみないで熟睡することが出来ました。

アーメン。





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教皇ミサ

2019年11月25日 15時08分49秒 | 日記
東京ドームでの教皇ミサがもうすぐ始まります。

全国の司祭たちが入場しました。




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教皇フランシスコの言葉

2019年11月25日 15時03分47秒 | 日記
午前中の「教皇と東日本大震災被災者との集い」での、教皇フランシスコの言葉を考えている。

「わたしたちは互いに帰属している」

国家ではなく、宗教でもなく、互いに帰属するとは、どういうことなのか?




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教皇フランシスコ

2019年11月25日 09時03分19秒 | 日記
ベルサール半蔵門に到着しました。

「教皇と東日本大震災被災者との集い」に参加します。

昨夜は緊張して、2時間も眠れませんでした。

多くは語りません。

語らず、しばらく胸にしまっておきます。



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