ランヤ本部長

このブログで何度も紹介していますが、

19歳の息子は、3歳の頃から洋蘭にハマり、
洋蘭図鑑を読み耽り、
クリスマスや誕生日プレゼントとして洋蘭の種類を指定し、お小遣いやお年玉を貯めて、世界らん展や洋蘭農園に出掛けては洋蘭の鉢を買って帰りました。

いつしか、家庭内で「ランヤ」という架空の店を創るようになり、息子は「ランヤ」本部長、わたしはランを買いに来た客という役を演じつづけました。

小学校を卒業した時、「もう、いい加減、ランヤごっこをやめるか？」と言ってみたんですが、

「ランヤは永久に不滅です」という木製の看板が掲げられました。

さすがに、鎌倉から南相馬に転居し、地元の高校に入学してからは、ランヤ本部長を名乗らなくはなりましたがーー、
いまでも、我が家には洋ランが100鉢以上あります。

息子は北海道内の大学に進学したので、わたしとフルハウス副店長の雪歩さんが交替で、「ランヤ」の洋蘭の世話をしています。

今年も、3月に入ってから洋蘭が咲きはじめました。
カトレア、エピデンドラム、セロジネ、パフィオペディルム、カタセタム、リカステ、デンドロビウムはもうだいたい散りましたが、オンシジウムはまだ咲いています。

ファレノプシスは、これからです。

下の洋蘭は、火曜、水曜、今朝（金曜）の写真で、まさに日に日に開花に向かって変化しているんですが、自分で選んだんじゃないから、名前がわからない。

デンドロビウム・スミリエ、かな？

北海道の息子（昆虫を研究）は、なんとマダニに噛まれてライム病に感染し、現在ミノサイクリンを服用しています。

完治すればいいけど……

完治しなかったら、どうなるんだろう……

草むらに入るみなさん、長袖、長ズボンで肌を露出しないでください。靴下はズボンの上にあげて、とにかく、マダニやツツガムシに刺咬されないようにしてください。媒介する感染症は多く、なかには死に至るウイルスや細菌もあります。

ライム病も、調べると、怖いーー。

みなさん、気をつけてくださいね。

そろそろ雨が降り出す頃

「ねこのおうち」の書店店頭用POPには、 確か、
「絶望を擦り抜ける小道は日常にある。猫は、その案内をしてくれる」
と、書いた。

悲しい時、つらい時、苦しい時、痛い時、怒っている時は、それに対する特効薬があるわけじゃないけど、日常生活を、ていねいに、折り畳むように、繰り返すことが大事だと思う。

今日は昨日よりもたくさん薔薇が咲いた。

早朝からついさっき（午前1時半）まで、メール、メッセンジャー、手紙、ハガキを書いていた。

でも、30分のランニングと30分のストレッチと15分の韓国語の勉強はやった。

どんなに忙しくても、なにが起きても、続けることが、なによりも大事。

明日も、手紙やメールやメッセンジャーのやりとりで終わる予感がするけれど、明後日には、小説に取り掛かれる。
5月の最後の日に書きはじめられれば、6月、7月は小説に集中できる気がする。気がする、を信じたい。

明日のために、もう眠りますが、
最後にお知らせがあります。

6月に、河出書房新社から「ねこのおうち」の文庫が出版されます。

由紀夫くん

由紀夫くんは、オオミズアオの顔に似てる、といつも思う。
蛾の顔って、かわいいですよ。
ぬいぐるみみたいで。

薔薇が咲いた。

鎌倉の庭から掘り返して鉢植えにして持ってきた薔薇が、今年も咲き始めました。

ここ、小高に、薔薇の庭をつくるのが、夢といえば夢です。

ザリガニのストリップ

もう１ぴきのザリガニが、3度目の脱皮をした。

まだ5センチくらいでちっちゃいんですけど、いったいあと何度脱皮するんだろうと興味津々です。

台所はダメ！

ここは、我が家の猫ダメゾーンの1つである台所。

（台所がダメな理由は、ゴミ箱をひっくり返して生ゴミを漁ったり、流しの三角コーナーの生ゴミを食べたりするのでーー。）

猫ダメゾーンに入る猫が、2ひきいます。

トラとティグリさん。

由紀夫くんとエミリーは、臆病だから絶対に入らない。

ティグリさんは、見つかると逃げる。

トラは、撫でて欲しかっただけだけど、何か？って感じで、お腹を見せる偽装工作？をする。

ツマグロヒョウモンのメス！

我が家では、ツマグロヒョウモンの幼虫の食草であるスミレの鉢植えを、たくさん用意しています。

（昨年、一昨年、幼虫たちがスミレの葉っぱを食べ尽くしてしまい、全国のみなさんにスミレ科の鉢を送っていただきました。どれも、元気に育てています。多謝！）

今朝、ツマグロヒョウモンのメスが飛来し、卵を産み付けていきました。

もうすぐ、幼虫の姿を見ることが出来る。

楽しみ！

静物画のザリガニ

「静物画」東京公演の最終稽古で、陽くんの役作りのために購入したザリガニ。

今朝、小さい方が3度目の脱皮に成功したよ。

ハサミ、ヒゲまできれいに脱いでる。

素晴らしい！

わたしは、生き物を飼うということは、自分の所有物にするのではなく、お客様のおもてなしをすることだと思っています。

猫4ひき、ザリガニ、ウーパールーパー、息子が3歳の頃から誕生日やクリスマスのプレゼントやお年玉として、ひと鉢ひと鉢増やしていった洋蘭も、わたしが鎌倉の庭から掘り返して鉢に移して南相馬に持ってきた薔薇もーー、みんな、お客様です。

細かく気を配って、手厚く、歓待します。

生き物の命は、永遠ではないからね。

よく晴れた土曜日に、

菅野清二さんの告別式に参列しました。

別れ花を入れることは出来ませんでした。

心の中で、菅野さんのお顔を思い浮かべて、お別れをしました。

原町から小高へ帰り、
なんだかとても悲しくなったので、
馬事公苑の周りを5キロほど走りました。

小高に無くて、あって欲しいもの。

クリーニング屋さんと、
自転車屋さん、

この2つがあれば、原町に出ないで済むんですよね。

特に、自転車屋さんは、自転車通学をする高校生にとっては必要不可欠だと思います。

うちも、小さな乗用車しかないので、自転車を積めません。
壊れたまま放置している自転車が2台あります。
軽トラを買えば、原町の自転車まで運べるんですが、
軽トラを買う金銭的な余裕はありません。

6月末に小高に再オープンする「ダイユー8」に、クリーニング屋さんと自転車屋さんが入らないかな、と期待しています。