柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

お祭り

2017年04月29日 12時55分54秒 | 日記
今日は、春の市民祭、旭公園まで歩いて行き、円達のたこ焼きを食べて、帰る。

ビンゴゲームで人だかり。

晴れて良かったね。


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生きている間

2017年04月29日 08時29分57秒 | 日記
昨日は、お誕生日のお祝いと、進学のお祝いの手紙2通を書いてから、昨年6月22日(私の48歳の誕生日)にいわきアリオスで行われた「いわき短期大学50周年」「東日本国際大学20周年」の記念式典で講演をしたゲラの手入れを行いました。

今日は5時に起床し、浪江町の詩人、根本昌幸さんの新詩集『昆虫の家』のゲラを読み、帯文2バージョンを書いて、先ほど編集部(コールサック社)にメールで送りました。

今日これからの予定は、東北大学の佐藤弘夫教授との共著である『魂のゆくえを訪ねて(仮題)』の対談部分のゲラの手入れと、序文と、書き下ろしエッセイ5本のうち2本を書くことです。

それと、5月2日〜7日の長崎五島列島、長崎、福岡の荷造りですね。
長崎行きの目的は、観光ではなく、東由多加の墓参です。本当は長崎市内に滞在したかったのですが、長崎のホテルは全て満室だったために、五島列島に泊まり、フェリーで長崎に戻って墓参をして、福岡駅前のビジネスホテルに泊まって帰る、というウルトラC的な旅程になってしまいました。
息子もいっしょです。
息子は来年大学受験。
受験勉強があるので、おそらく今年最後の旅行でしょう。

明日は、『魂のゆくえを訪ねて(仮題)』の書き下ろしエッセイの残り3本を書きます。

GW中は飛行機や電車や宿で、評論集『国家への道順』の手入れを行います。

8日に帰宅したら、『国家への道順』の序文を書きます。

GW明けには、『文學界』6月7日発売号に掲載される「飼う人vol.4 ツマグロヒョウモン」のゲラも届くだろうし、総合学術誌『震災学』から講演ゲラも届く。

つまり、働く蟻さんに休みがないように、物書きには休みがないのです。

毎日朝起きてから夜(場合によっては朝)眠るまで仕事をしているし、土日祝日も、ゴールデンウィークも、盆も正月も全く関係なく仕事をしているのです。

労働基準法の外にある仕事です。

過労死するかも、と思ったことは何度もあるし、心身を壊して病気になり、入院したことも何度もある。

でも、書く以外のことはできないわけだから、生きている間は書きつづけます。




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寒い。

2017年04月29日 01時30分17秒 | 日記
南相馬、いま午前1時半で、6℃です。

夜はまだまだ寒い。
石油ストーブをつけているし、服装も、上はヒートテックのハイネックのインナー、トレーナー、フリース。下は厚手の靴下、レッグウォーマー、腹巻、ヒートテックのズボン。


いま鎌倉は13℃で、長崎は15℃。

南相馬と同じ気温なのは、オーストリアのウィーンです。

春は、寒いよね。

ストーブをしまうのは、5月、う〜ん、6月かなぁ……

布団を3枚かぶって寝ます。

おやすみなさい。



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本屋「フルハウス」プロジェクト

2017年04月27日 12時17分03秒 | 日記
駅の待合室で、お客様をお待ちしています。

ブックコーディネイターの内沼 晋太郎さん、

下北沢の本屋B&Bの木村綾子さん、

内沼さんのご紹介でリノベーションをお願いすることになった建築士の田中裕之さんのスタッフの方、

KKベストセラーズの担当編集者の小島博人さん、

そして、このHPを管理運営している文芸評論家の榎本正樹さん、

5人です。

本屋「フルハウス」プロジェクトの話し合いをします。

あと、5分で常磐線が到着するはずです。



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今日は大忙し!

2017年04月27日 10時18分38秒 | 日記
今日はこれから、小高駅前で開く「フルハウス」の第一回目の打ち合わせを行います。

帰宅したら、この1ヶ月間滞っていた、メールと手紙の返事と、頂き物の御礼状を書きます。

そして、明日から単行本2冊のゲラ(加筆あり)と格闘します。

『国家への道順(仮題)』と、『魂の行方(仮題)』です。

今年、わたしは49歳。

初めて書いた戯曲「水の中の友へ」を発表して、ちょうど30年になります。

30周年の節目の年なので、本をどんどん出します。

本屋も開きます。

芝居もやります。

詳しいことが決まったら、HPで発表します。









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「飼う人」完結!

2017年04月27日 09時56分35秒 | 日記
小説を書き上げました。

『文學界』に掲載する予定の「飼う人 vol.4 ツマグロヒョウモン」です。

原稿用紙で97枚書きました。
3月末からずっと書き続けていました。

これで、「飼う人」の連作が完結し、文藝春秋から本になります。

2年半かかった。

途中、神奈川県鎌倉市扇ケ谷から福島県南相馬市原町区への引越しがありましたからね。

もうすぐ、同じ市内ですが、原町区から小高区に引越すんですよ。

わたしは、小高で本屋をやります。

今日は、その第1回目の打ち合わせで、東京から関係者が5人も集まるので、どうしても、その前に、「ツマグロヒョウモン」を仕上げたかったのです。

間に合ってよかった。



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不義理

2017年04月23日 11時03分29秒 | 日記
いま、小説を書いています。

小説を書いている間は、不義理をします。

御礼状、お手紙、メールの返信、事務連絡、全て滞っています。

小説を書き終えたら、きちんとします。

どうか、お許しください。

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唯一の息抜き

2017年04月22日 23時53分13秒 | 日記
1日1時間の散歩です。
これも、締切が立て込むと、できなくなる。

菜の花が咲き、うぐいすが囀っている、南相馬市原町区にある本陣山です。

小高に引っ越したら、新たな散歩コースを開拓しなければ。





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1日

2017年04月22日 23時13分51秒 | 日記
基本、一日中小説を書いているのだが、エッセイの締切がハードルのようにやってくるので、跳ばないといけない。

午前6時頃に目覚めると、まず布団の中でiPhoneでエッセイを書く。
iPhoneからiPadにエッセイを移して、パジャマのまま推敲する。
朝ごはんを食べて着替える。
エッセイをiPadからパソコンに移して、仕上げの音読推敲をして、編集部にメール添付で送る。
散歩をする。
正午過ぎに昼ごはんを食べ、小説。
午後は、ずっと書いている。
今も、書いている。
午前2時ぐらいまで書いている。
寝るときに、書きかけの小説を、iPadからiPhoneに移す。
なかなか寝付けないので、眠るまでiPhoneで小説の推敲をする。

こんな1日が、このところずっと続いている。

今年も、もう三分の一が終わってしまったので、かなり焦っている。

単行本のゲラを2つも抱えているしーー。

時間が、無いのが、辛い。

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夜ノ森の桜

2017年04月20日 21時28分37秒 | 日記
帰還困難区域の桜です。

あまりにも静かだから、死んでいった人たちといっしょに歩いているみたいでした。

満開の桜並木を、桜の花影を踏んでーー。



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