柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

『創』連載エッセイ「今日の出来事」

2012年11月29日 02時37分09秒 | 日記
ゲラ戻したので、眠ります。
起きたら、写真レイアウト済みのゲラを(写真キャプションも)チェックします。

明日から、12月半ばまで、1日15枚ずつ書かないと、間に合わない。

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切手

2012年11月27日 17時36分57秒 | 日記
月刊『イオ』の琴基徹編集長が、連載エッセイの稿料を前払いしてくださったおかげで、チケットキングに駆け込まずに済んだのですが、切手はバラでも7割の値段で引き取ってもらえます。

その日、食べるものに困った時は、(タダみたいな値段にしかならない)本や服やアクセサリーよりも、切手を売ることをおすすめいたします。

でも、記念切手シートも、バラの切手と同じ引き取り価格なのが、惜しい――。
写真は、「ふくしまの桃源郷 花見山」と、「水木しげる 妖怪の世界」の切手シートです。

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来るとこまで、来た。

2012年11月27日 01時23分41秒 | 日記
チケットキングに切手売るところまで来たのは、何年ぶりだろうか……

でも、お金がないということは、書くことの動機にはなる。
だって、ほんとうにお金がないんだから。

いま、わたし、電車にもバスにも乗れません。

あ、Suicaの残金、三百円くらいはあるから、大船ぐらいまでは行けるか……

自転車があるから、大丈夫ですよ。

貧しても鈍しません。

どっちみち、書くしかないんだから。

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足にヒビ……

2012年11月27日 00時19分21秒 | 日記
今日は、日本朝鮮文化交流協会創立40周年の集いがあり、新宿の京王プラザホテルに行きました(スピーチしをしました)。

実は――、家を出る直前に息子の中学校の先生から電話があり、「友だちとふざけ合って、足を怪我してしまい、タクシーで病院に向かっている」と――。

大船の母に電話して、車で病院に迎えに行ってもらい(我が家は、車検代金を払えず、数年前に車を手放しました)、わたしは鎌倉駅から湘南新宿ラインに乗って新宿へと向かったのです。

帰宅すると、玄関に松葉杖があり、右足の骨に皹が入り、ギブス……

いま、うち、お金ないんです。

今日の東京往復の電車賃で紙幣を使い切り、全財産五百円玉2枚という惨状で、足に皹……

月末(30日?)には『オンエア』文庫の初版印税が振り込まれるはずなんですが、とりあえず、明日の学校へのタクシー代はなんとかなるとして(五百円玉が2枚ある)、帰宅時のタクシー代は、50円切手と80円切手をチケットキングで売れば捻出できるかも……

食品と日用品は、東急カードが動いているから(キャッシングは何年も前に止められている)東急ストアで買えば大丈夫……

知人に、1、2万円、貸してもらえるか、頼んでみます。

怪我は、痛い……

ビンボー………………

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春男さん、いただきます!

2012年11月26日 11時50分33秒 | 日記
今日は、バターで焼いて醤油をかけて頂きました。

苦手だったホタテ、大好きになりました。

[結論]美味しいものは、美味しいのである。

御馳走様でした!

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我が家の窓辺

2012年11月25日 20時04分16秒 | 日記
真ん中の一輪挿しは、南相馬原町のクリーニング屋「北洋舎」の高橋美加子さんから石見銀山のお土産にいただきました。

震災・原発事故以降、福島に通うようになって、福島の方々から、いろいろ頂いています。

「言葉の支援に対する御礼です」とおっしゃってくださる方もいて、恐縮しております。

先日、「寄り添うだけではダメなのだ」というジャーナリストのツイートを目にしました。

けれど、わたしは――、寄り添わなければ、相手が何を見ているのか、その眼差しの先を見ることはできない、と思うのです。

もちろん、いきなり寄り添うことはできません。
ひとりひとり(相手が望む「適切な」)距離が違うし、初対面の時の距離を縮める為には、共に過ごす時間が必要です。
時には対かい合うことも――、いえ、寄り添いながらも、常に対かい合っている気がします。

寄り添うことは、難しいことです。

美加子さんの一輪挿しの手前の、Baccaratのクリスタルの象は、講談社の井本麻紀さんからの10年前のBirthdayプレゼント(窓辺に鼻を向けると運を呼び込むそうです)。

一輪挿しの奥は、伊藤さくらさんの大阪のご実家のフラワーショップ「グリーングリーングリーン」のサボテンです(原発事故直後、さくらさんのご実家にお世話になりました)。

わたしに出来ることは、書くことだけです。

明日から、講談社『G2』「警戒区域」を書きます。

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石見銀山の福地蔵

2012年11月25日 19時18分28秒 | 日記
福島県南相馬市原町にあるクリーニング屋「北洋舎」の高橋美加子さんから、石見銀山のお土産をいただきました。

石見の赤粘土で作ったお地蔵様だそうです。

東由多加の遺影の前に供えました。

美加子さんとは、何度もお話ししました。美加子さんだけではなく、二人の妹さん、娘さん、お孫さん、お友だちにもお逢いして、たくさんお話しをしました。
家族史、かなり知っているひとりだと思いますが、もっとお話ししたいです。

また、原町に行ったら、お電話いたします。

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春男さんの女川ホタテ

2012年11月24日 19時58分31秒 | 日記
初日は、お刺身にしてワサビ醤油で頂きました。

殻の上側をはがし、殻を開いて中身を取り出し、水洗いをして、貝柱をはずし、内臓からヒモをはずし、ヒモに沿ってぐるりと付いているエラを切り取り、ヒモの表裏を包丁で擦り、再び水洗いしてヌメリを取って、水気をよく拭き取る――。

生きたまま届いたので、とにかく新鮮で、むっちりした肉厚の貝柱の甘みと、ヒモのしゃきしゃきした食感――、絶品です。

明日は、バター焼きにして頂きます。

ホタテも、親友の城戸朱理さんと城戸桂子さんにお裾分けしました。

錦織春男さんの長女・祐美さんが鎌倉の我が家を訪れた折には、城戸夫妻をご紹介いたします。

鎌倉のBARに呑みに行きましょう。

もちろん、お泊まりは、我が家に!

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宮城県女川のお魚いちば「おかせい」の、生ホタテ!

2012年11月24日 19時38分27秒 | 日記
福島県南相馬市鹿島区の錦織春男さんから、生ホタテを頂きました。

家族と離れて単身、女川で働いている春男さんが、そのお金でホタテを買って送ってくださった――。

寒くなってから精神的不調がつづき、思うように書くことができず悩んでいたのですが、発泡スチロールの蓋を開けて、ずらりと並んだ大きな(生きている!)ホタテを目にして、励まされました。

春男さん、ありがとうございます。

今度、鹿島のご自宅で、春男さんの「物語」をお聴きしたいです。

春男さんが生まれてから今までの……

鳥の話、犬の話、原発の話、生まれ育った浪江の話、今の、昔の、家族の話……

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双子のはっち!

2012年11月24日 17時52分46秒 | 日記
度々、我が家のホームパーティーに参加してくれている「はっち」(初恵さん)の双子姉の「はっち」(初実さん)から、会津の身不知柿(みしらずがき)が届きました。

「身不知(みしらず)」の由来は、枝が折れるほど多くの実をつけることから「身の程知らず」の意味で付けられたという説と、会津藩主が徳川将軍に献上したところ「未だ、斯る美味の柿を知らず」と激賞されたことから付けられた説があるそうです。
現在でも、毎年、宮内庁に献上されています。
身不知柿は渋柿なので、箱に詰めて焼酎をかけて2週間ほど密封して渋を抜く、と非常に手がかかった柿です。

しゃりしゃりと歯ごたえがあるのに果汁が多く、とっても甘い――、あまりにも美味しいので、美味しさを分かち合いたくなり、家族づきあいをしている親友、詩人の城戸朱理さんと、城戸桂子さんにお裾分けしました。

はっち、ごちそうさまでした。

会津で、両手にWはっちで写真を撮る日を楽しみにしています。

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