柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

今日最後の仕事

2016年06月29日 19時57分12秒 | 日記
榎本正樹さんのインタビューを受けた。

榎本さんは文芸評論家であり、柳美里公式サイト「La Valse de Miri」を制作・運営してくださっている方でもある。

つまり旧知の間柄だということだ。

福島駅発、南相馬行の最終バスに間に合うためには、東京駅18:28発の新幹線やまびこ155号に乗らなければならない。
17時スタートのインタビューで時間がないにもかかわらず、ステーションホテルのティーラウンジは満席だった。

やむを得ず、レジ前の長椅子でインタビューを開始した。

わたしと榎本さんの付き合いだから、こんなこともできる。

面白い体験だった。

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書店のバックヤード巡り

2016年06月29日 11時15分52秒 | 日記
三省堂書店池袋本店です。
こんな風に、今日も1日サインをして歩きます。

初めて出版した小説『フルハウス』の時(26歳)から続けている書店訪問です。売れた本も、売れなかった本も――。

書店は、著者と読者を繋ぐ窓です。

大切な場所です。

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著者訪問セット!

2016年06月29日 11時06分53秒 | 日記
ジュンク堂書店 池袋本店で、サイン本とPOPを作成しました。

著者訪問セットの紙袋が、面白い!

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同世代の女ともだち

2016年06月29日 00時45分37秒 | 日記
午前と午後の間に、隆文堂の高橋小織さんと、今野書店の今野聖奈子さんと西荻窪でランチしました。

10年前に出会い、とても気が合って、急速に仲良くなったのです。。

書店訪問のときは必ずランチします。

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サインの日

2016年06月29日 00時42分05秒 | 日記
今日28日は、書店を訪問して、『ねこのおうち』のサイン本とPOPを作成しました。
午前中は、新宿の紀伊國屋書店本店と南店、荻窪のTitle。
午後は、西荻窪の今野書店、吉祥寺のジュンク堂書店、パルコブックセンター、ブックファースト アトレ店、西国分寺のBOOKS隆文堂、立川のオリオン書房ルミネ店、ノルテ店。
合計10店で、朝10時〜夜6時20分までかかりました。サイン本は、60〜70冊くらいでしょうか?
(写真は、今野書店です)

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はしブラシ誕生!

2016年06月28日 08時32分00秒 | 日記
昨日、朝食用に買ったコールスローサラダ、割り箸が付いていない、ということに、いま気づいた。

手づかみで食べるよりは、ホテルの歯ブラシ2本を箸に化けさせることを選びます。

いただきます!

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文藝春秋通用口

2016年06月28日 01時01分15秒 | 日記
「イエアメガエル」のゲラを、文藝春秋の守衛さんに手渡した。

帰りのタクシーのなかで武藤さんに確認のメールを送ったけど、返信ないので、ちょっと不安。

違うところ(たとえば、週刊文春とか)に持って行かれちゃった、なんてこと、ないよね?

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「飼う人vol. 3イエアメガエル」完成!

2016年06月27日 23時45分56秒 | 日記
ホテルの椅子、座面が高くて足が浮く(腰が痛い)から、『文學界』7月7日発売号に掲載される「飼う人vol.3 イエアメガエル」のゲラの手入れ、ベッドでうつ伏せになってやった。

担当の武藤旬編者長からは、ホテルのフロントに預けておいてくれれば取りに行く、とメールがあったけど、校了作業の諸々で忙しいだろうから、わたしが文藝春秋まで届けに行く。

確か、裏口があったはず。守衛さんに預けて帰ろう、と思う。

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いま、渋谷。

2016年06月27日 08時11分58秒 | 日記
徹夜することによって、1日と1日の境目が消えて、いつだったのか、いつなのかがよくわからないのですが、
おそらく昨日の明け方、「イエアメガエル」のラストシーンを書き上げました。仮眠をしてから、音読しながらの推敲を行い、『文學界』の武藤旬編集長に送りました。
急いで荷造りをして、今日の夕方『キネマ旬報』史上で対談する、ウニー・ルコント監督の『冬の小鳥』と、新作『めぐりあう日』をメモをとりながら観ました。
観終わったのが、15時20分。
着替えて、飛び出し、なんとか、南相馬市役所15時40分発、福島駅西口行きのバスに間に合いました。
移動時間は睡眠補充に使うつもりだったのです。
でもーー、『ねこのおうち』出版(6月17日)と、わたしの誕生日(6月22日)を祝うメールが友人や知人から30通ほど届いていて、お返事することができないのが苦しくて仕方なかったので、移動の4時間、ホテルについてから4時間、合計8時間かけて、全員に返事を書くことができました。

今日27日は、正午から都内のとある公園で『ねこのおうち』に関するテレビ撮影。

場所を移動して、夕方からはウニー・ルコント監督と対談を行います。

夜はホテルで、「イエアメガエル」ラストシーンのゲラの手入れ(ラストシーン以外のゲラの手入れは、もう終えています)を行い、エッセイを1本書きます。

28日、29日は、河出書房新社の担当者と、都内16書店を訪問し、書店の方とお話をしたり、『ねこのおうち』のサイン本を作成したりします。

人には、命の締切がある。

それは、いつ来るかわからない。

命あるうちは、精一杯やります。

死後、神さまにうなずいてもらうために。

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徹夜明けでも、仕事続行……

2016年06月25日 10時28分57秒 | 日記
我ながら、かなりしんどそうな顔をしている。

おそらく、笑わそうとしてくれたのだろう。

息子が、突然クイズを出してきた。

「王様がいい返事をして行くところって、なぁんだ」
「いい返事?」わたしは寝不足で朦朧としている。
「うん、いい返事」息子はだいたいいつもニコニコしている。小さい頃からピースバッチに似ていると言われてきた。
「なんだろう? わかんないなぁ……」
「ハイキング!」
「あぁ、なるほどぉ」

はい! キング、ね……

「剣道とか柔道をやってるひとが好きな果物って、なぁんだ」
「えぇ、なに? パイナップルとか?」
わたしは昔からナゾナゾが苦手である。
「みんな、そう言うんだなぁ」
「みんなパイナップルとは言わんでしょう」
「ぶどう!」
「あぁ、武道で葡萄ね……」

ちっとも笑えなかった。

たけ、ごめん。



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