大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

変貌する熱海、建て替えが進む熱海駅舎。

2016年02月14日 | 熱海・湯河原・伊東

昨日の大判カメラ勉強会無事終了いたしました。参加者の中には初めて大判カメラに触る人もいて、良い意味での緊張感を持っての講習となりました。さて、今日のブログは久しぶりに熱海ネタです。何回か紹介していますが現在、熱海駅並びに周辺は大きく変貌中です。特に熱海駅は写真上の昔ながらの駅舎を取り壊し、近代的なビル仕様に変わりつつあります。ただ旧駅舎を見るとノスタルジックな感じがして、中には「前の駅舎がよい!」と言う人も多いようです。2枚目に写真は新駅舎の右半分が出来たところを家康の湯(足湯)越しにパチリと記録写真をしました。この後出来上がった駅舎の左側に延々とビル建設が伸びて、その中には沢山のテナントが入るそうです。丁度、写真下の空間部分に駅ビルが建設されることになるのです。それにしても近年、熱海は大きく変貌しています。特に旅館やホテルがマンションに変わったり、これからも駅前に巨大な高層マンションが完成します。また老舗の旅館・ホテルが大きな資本や新興勢力に買収されたりしています。まあ一昔前と比べると温泉客や外国人観光客も増えて全体的にはプラスになっている様ですね。そうですよね、何て言ったって東京より新幹線で40~50分で熱海に来られるのですからね。皆さんも是非お訪ね下さい。

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清水 実
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雑司ヶ谷霊園に眠る大好きな夏目漱石。

2016年02月13日 | 東京散策

先日のブログで池袋~仙光寺~威光稲荷~法明寺~桜並木~鬼子母神~雑司ヶ谷霊園~池袋を散策して同コースの界隈撮影会を企画云々を書きましたが今日はその続きです。散策の終盤は雑司ヶ谷霊園となりましたが、多少くたびれたこともあり重くなった足を引きづりながらの歩みとなりました。被写体としても池袋の高層ビルを見上げる対比写真のイメージ位しか湧かずに「撮影会時は雑司ヶ谷霊園はオプションかな?」などと考えてしまいます。ただこの雑司ヶ谷霊園はやはり只者ではありません。永井荷風、小泉八雲、泉鏡花、ジョン万次郎、サトウハチローなどの錚々たる方々が眠る場所でもあるのです。特に個人的ではありますが私の大好きな文人でもある夏目漱石のお墓も在るのです(写真中)。霊園の中でも大きな墓所と墓石ですが、その墓石には夏目漱石と奥さんの戒名が刻み込まれています。そしてその左脇に「夏目家の墓」と記された普通の大きさの墓石も認めます。あまりにも夏目漱石が有名で立派であったため故人夫婦の戒名を大きくした墓石を用意した様ですね。だからその後に亡くなった夏目家の方々は普通の墓石に埋葬されているのかなと想像してしまいます。またこの墓所に近くで、やはり大好きな竹久夢二のお墓を発見しました。竹久夢二と言えば独特の美人画で有名ですが、お墓は美人達の華やかさとは反対にとても小さく慎ましい感じの墓石でした(写真下)。有名人のお墓ウオッチングはいろいろな感動も生まれ楽しいものですが問題は界隈シリーズの被写体にならないことですね。この際2部構成にするのも・・・・。

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今年も「湯島天神 梅まつり」が始まりました。

2016年02月12日 | 日記

今年も2月8日より「湯島天神 梅まつり」が始まりましたよ。未だ三分咲き程度ですが境内には梅の香りが立ちこめます。今年の「梅まつり」も例年通り神輿渡御、野点、奉納演芸(湯島天神白梅太鼓、おはやし、日本舞踊、かっぽれ、三味線、講談、落語、ベリーダンス等)、薩摩琵琶、物産展(青森県、石川県能登町、福島県、熊本県上天草市)、生花展などの催し物が沢山ですが、この中の生花展をワイズでもお馴染みの古流・松瀞会の家元・石井理康さんが担当されています。この石井理康さんは生花の他にも植物写真家協会と言う団体を立ち上げるほどの写真家でもあり大判カメラやデジタル中判カメラを駆使して「花」の撮影をしている方でもあります。今年もこの石井理康さんから茶席券付きの松瀞会展招待状を沢山頂きましたので「湯島天神 梅まつり」に行ってみたいという方は事前にワイズにお立ち寄り頂き招待券を手にしてお出掛け下さい。なんせワイズから湯島天神までは徒歩10分も掛かりませんので。

「湯島天神 梅まつり」
平成28年2月8日~3月8日
入園時間 8:00~19:30(入園無料) 

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土曜日は大判カメラ勉強会ですよ。

2016年02月11日 | 撮影

今日のブログは今週末に開催されるワイズ大判カメラ勉強会のお知らせです。一昔前には大判カメラの魅力と言えば「大画面(フィルム)による圧倒的な情報量」でしたが今は「アオリ撮影」にあるようです。ですから大判カメラの多くの質問が「アオリ技法」や「アオリ効果」等になっています。そこでワイズでは原則月一回のアオリ講習を主体とした大判カメラ勉強会を開催しているのです。勉強会は2~5人の少人数制でアオリ撮影に適した被写体を用意し実際に撮影するまでを勉強します。因みにアオリには(1)ピント面のコントロールアオリと(2)形のコントロールアオリがあり、この二つを組み合わせて1枚の写真(作品)にしていくのです。写真2はフェラーリのミニチュアカーをアオリをつかわずにそのまま撮影しました。写真3は形のコントロールアオリを使用して実際よりワイド感を出して「早いフェラーリ」のイメージで撮影しています。主にこの様な写真が自動車のカタログにつかわれるのですが、アオリもあまり使いすぎると写真3の様にタイヤまで楕円に広がってしまい現実的ではありません。と、この様な内容の大判カメラ勉強会です。今回は定員5人に対して未だ2人の申し込みですので、このブログをご覧の皆様も是非参加検討下さい。ベテランでもアオリ撮影を理解している人は少なく「聞いて一時の恥、聞かぬが一生の恥」と言う言葉もある通り勇気を出して参加してみましょう。


《ワイズ大判カメラ勉強会》
開催日 2月13日(土) 13時~16時

場 所 ワイズクリエイト
講 師 木戸嘉一(ワイズクリエイト)
参加費 3000円(税込)※非会員5000円。
内 容 アオリ撮影の基礎編になります。いろいろな被写体を用意してアオリシチュエーションを作ります。
備 考 カメラ、レンズは用意します。ルーペを持参して下さい。また被写体の持込み歓迎。 初心者大歓迎。

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ワイズの近くに焼きそば専門店がオープン。

2016年02月10日 | グルメ

今日は久しぶりの食べ物ネタです。ワイズに来社されている方はご存知と思いますが、ワイズオフィスを出て春日通りを右に曲がって直ぐに在った日本そば屋さん(徒歩1~2分)ですが、昨年いきなりうどん屋さんに変わりました。変わったうどん屋さんを二回ほど利用しましたが、正直言って「この味で大丈夫かな?」や「接客慣れしていないな?」等の感想を持ってしまいましたが、先日そのうどん屋さんの前を通ると、何と今度は「焼きそば屋さん」に変わっていたのです。正確な店の名称は「焼きそばのまるしょう」と言いますが千葉県柏市に在る有名な焼きそばやさんの東京進出1号店の様なのです。ちなみにこの焼きそばの特長は「一般的に焼きそば=ソース焼きそばと思われがちですが、まるしょうの焼きそばはソース味だけでなく、醤油味、塩味、ナポリタン味などなど、様々な種類の味付けで提供しております。又、季節ごとに旬の食材を使用した「季節のオススメ焼きそば」もあり、常に10種類以上の焼きそばをご用意しておりますので様々な違った味の焼きそばをお楽しみいただけます。」とホームページに記載されていました。灯台下暗しではいけないと早速入店して太麺と細麺からチョイスできるソースと塩焼きそばをオーダーしましたが、もちもちした食感の麺はクセになるかもしれません。また、イカ、ホタテ、エビ、肉などの追加具材も格安でトッピングできるのも魅力。皆さんもワイズにご来店時に是非利用して下さい。

焼きそばのまるしょう 本郷3丁目店
文京区本郷3-42-7
TEL 03-3868-2827 

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次の界隈シリーズ撮影会は池袋~鬼子母神~雑司ヶ谷界隈かな?

2016年02月09日 | 撮影

本郷界隈~谷根千界隈~向島界隈(3月12日開催予定)と続く「界隈シリーズ撮影会」が好評です。「シリーズ化して欲しい!」や「未だいろいろな界隈があるから継続して!」などのご意見をお聞きします。東京・中野生まれの私でさえ、未だ未だ知らない東京に出会ってビックリすることがあります。東京散策はお金も掛からないし、歩く事は健康にも良いし、歴史を知ったり、新しいものを見つけたりで言う事ありませんね。更にカメラを片手に歩くとカメラ本来の目的でもある「記録性」を活かしたり、個々が持つ「芸術性」を磨くことにもなります。この様に良いことずくめなのですが、問題はワイズクリエイトの特長でもある「大中判カメラをメイン」にしたイベントでは無くなってしまう事にあります。正直、界隈シリーズ撮影会に最適なのはデジタルカメラですし、大判カメラを持参してはフットワークが発揮できません。更にこの界隈シリーズ撮影会を案内する身になると、事前の調査やロケハン、タイムスケジュールなど大変な決定事項があるのです。まさか途中で道に迷うわけにも行きませんし結構気をつかいます。私の趣味の一つに「町歩き」がありますので、その時は必ずカメラを持参して、もし撮影会のコースを作るのならば「こうする!」「こうしよう!」と思いながら歩いています。先日、雑司ヶ谷辺りを散歩してみようと思い、どうせならちょっと捻って、東京を代表する池袋の昔ながらの飲み屋街をスタート地点としたコースを組み立てて散策してみました。そこで完成したのが池袋・飲み屋街~仙光寺~威光稲荷~法明寺~桜並木~鬼子母神~雑司ヶ谷霊園~池袋の約12000歩のコースでした。もう一度このコースを歩いてみて自分なりに納得できたら向島界隈撮影会の次の界隈シリーズ撮影会にしたいとも思います。でも、大判カメラを使った撮影会も考えないといけないですね・・・・。

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えっ!長男が一級小型船舶士の免許を取得!

2016年02月08日 | なんちゃって漁師

長男から「一級小型船舶士の免許を取った!」と連絡があった。ひぇ~っ、確か正月に会ったときには「もしかして小型船舶士の免許を取ろうと思っている」と聞いてはいたが、まさか1ヶ月後に免許取得してしまうとは驚きであった。寒さに弱い「なんちゃって漁師」は未だ今年になって漁にも出ていないのに、長男は何回も船の操縦教習と筆記教習をしていたのである。因みに現行の小型船舶士免許は(1)一級小型船舶士(2)二級小型船舶士(3)特殊小型船舶士と大きく三つに分類され一級と二級の違いは前者が20トン未満の船舶を全ての海域で操船できて、後者は五海里(約9.26Km)以内の海域の操船が可能なことである。そんな事から一級免許の試験の筆記・実技は勿論のこと上級科目としてコンパス、定規等を使う海図問題まであるのです。もっと現実的な例を挙げると「なんちゃって漁師」の出漁基地の熱海・多賀から二級免許でギリギリ初島まで行けそうですが一級免許なら大島でも三宅島、八丈島まででも行くことが出来るのです。実は私も昔(30年以上前)に本屋さんで船舶免許の本を購入し、満足な勉強も一回の操船実技も無い状態で、今で言う二級小型船舶士の湖川小出力限定免許を一発試験で受験したことがありました。甘く考えていて誰かのやる試験を見よう見まねでやれば何とかなる・・・と思っての受験でしたが、私以外の受験生は全員ボート教室の卒業生だったのにビックリし、更に実地試験の一番手が私で、見よう見まねも出来ない状態での試験でした。初めて乗った小型船舶を離岸・接岸し、直進・スラローム走行し、いきなりの落水者救助まであって汗びっしょりになっての試験だったことを覚えています。えっ、結果はですか。運が良いんですかね落ちた人もいましたが、何と合格してしまったのでした(今は更新しないで失効状態です)。話を戻しますが、長男からは漁船でも手に入れて漁に出ようとメッセージもありました。また話を聞いた次男は「全員で漁師が出来るね(笑)」ともありました。迷走する「なんちゃって漁師」は先ずは二級小型船舶士免許の取得ですかね。写真中は先日、熱海・多賀で知り合った会社勤めから華麗に漁師へ転職した方の漁船ですが羨ましく思ってしまうのは何でだろう・・・・。

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6年目のタイヤ交換は高かった!

2016年02月07日 | 日記

昨日は普段乗ってる普通車のタイヤ交換に東雲に在るスーパーオートバックスに出かけてきました。2009年式の自動車ですが走行距離は2.5万キロ位しか走って無くて初めてのタイヤ交換でした。因みに昨年秋に熱海専用車の軽自動車・EKワゴンでも4本分のタイヤ交換をしましたが締めて13000円程で済んだのですが普通車はメッチャ高いですね。タイヤ1本で40,177円に交換工賃や処分料、窒素ガス代など数千円掛かります。今回は運良く丁度キャンペーン中と言う事もあって担当者に「え~ん、え~ん」と泣きついてタイヤ4本+何やかやで合計128.560円にしてもらいました。それでも軽自動車の10倍です。タイヤ交換した帰りの道のりは確かに乗り心地が良くなったのを実感しましたが暫くは小遣いの範疇で節約しなければなりません。ただ12.8万円を6年で割ると1年で約2.1万円か!と安全性も考慮して「仕方ないか!」と多少納得でした。

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日本リンホフクラブ写真展が開幕。オープニングパーティも賑やかでした。

2016年02月06日 | 写真展

日本リンホフクラブ第6回写真展「大判カメラでとらえた世界」が昨日よりスタート致しました。10時のオープンと共に会場となった富士フォトギャラリー新宿には沢山の方々が来場され、とても賑やかなギャラリー風景になりました。1枚1枚をじっく鑑賞して感嘆したり、撮影の情況についての質問もありアテンドしたスタッフは大忙しです。また夕刻から開催されたオープニングパーティには全国各地から集まった会員だけで無く、プロ写真家、メーカー、現像所等の関係者も合流しこちらも大賑わいです。写真展は今日の土曜日、明日に日曜日も含め11日14時まで開催していますので是非ご来場下さい。
第6回日本リンホフクラブ写真展

「大判カメラでとらえた世界」
東京:富士フォトギャラリー新宿
2016年2月5日~11日 
大阪:富士フイルムフォトサロン大阪
2016年3月4日~10日 
京都:A'BOX GALLERY
2016年4月1日~6日   

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写真家の青野恭典さんがご逝去されました。

2016年02月05日 | 日記

いや~っ、驚きました。写真家の青野恭典さんのご逝去の報が入りました。何でも先月26日に亡くなったとのことでした。近親者のみでの密葬だったそうですが偲ぶ会の計画もあるともお聞きしています。青野恭典さんとは前職からのお付き合いで、撮影会の講師をお願いしたり、ご自宅にお伺いして仕事をしたこともあります。1999年に日本橋でワイズクリエイトを創業した時にはわざわざお出で頂いたのを昨日の事のように覚えています。今日の写真はその時のものですが、何時も元気で積極的な写真家で長野の「かんてんパパガーデン」に常設の「青野恭典フォトギャラリー」も展開してもいました(現在も「みちのく光彩」を開催中)。ご冥福をお祈りしたいと思います。さて今日はいよいよ日本リンホフクラブの第6回写真展「大判カメラでとらえた世界」のオープニングです。私も午後からアテンドする予定ですので是非ご来場下さい。そんな訳で昨日は写真展の搬入・設営でしたが写真展委員のメンバーも6回目となれば慣れたものであっと言う間に設営完了でした。ただちょっと気になったのが一部のプリントに色乗りが不足しているものがあったことです。ちょっと残念ですが今後改善したいと思います。皆さ~ん、待ってますよ。

第6回日本リンホフクラブ写真展
「大判カメラでとらえた世界」
東京:富士フォトギャラリー新宿
2016年2月5日~11日 
大阪:富士フイルムフォトサロン大阪
2016年3月4日~10日 
京都:A'BOX GALLERY
2016年4月1日~6日  

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吉村和敏さんの新刊写真集「KAMI-GOTO 五島列島上五島 静かな祈りの島」が届きました。

2016年02月04日 | グルメ

写真家の吉村和敏さんから新しい写真集が届きました。その写真集の名称は「KAMI-GOTO 五島列島上五島 静かな祈りの島」です。吉村和敏さんと言えば昨年10月に日本リンホフクラブの定例会を担当頂き、その時に「年末までに大判カメラで撮影した写真集「KANRANSHA x 観覧車」を出版する予定で、その後「五島列島」の写真集も出したい」とお聞きしていました。そしてその言葉の通り昨年11月末に「KANRANSHA x 観覧車」を出版されました。お送り頂いた「KANRANSHA x 観覧車」を拝見しながら「五島列島」の写真集出版云々と言っていたけどいろいろ取材が大変だな・・・何時に出版するのかな・・・?と思っていましたが、まさか2ヶ月後に早々と「KAMI-GOTO 五島列島」を出版してしまうのですから驚きです。幾ら精力的に取材をされる写真家と理解していてもこのペースに信じられないくらいです。もしかしたら分身の術でも使って同時期にいろいろなところに取材に出掛けているのかもしれませんね。「KAMI-GOTO 五島列島」のページを一枚一枚捲っていっても、丁寧に時間を掛けて撮影していることが理解出来ます(凄い)。あとがきを読むと8年前に上五島に出会いヨーロッパの片田舎を彷彿させる景観に心奪われ撮影を開始、それから何回も上五島に足を運び2012年には4回も訪れたとありました。そうなのです。吉村和敏さんは沢山の写真集を驚異的なスピードで出版していますが、決して手を抜くことなく、どの写真集も100%の力を出して撮影に取り組んでいるのです。いや~っ、頭が下がる思いです。ある意味、今までの日本の写真家と全く違うカテゴリーを築き上げてしまうかもしれませんね。皆さん「KAMI-GOTO 五島列島上五島 静かな祈りの島」を是非購入して下さいね。またサイン入りで欲しいと言う方がありましたらご相談ください。

吉村和敏写真集
「KAMI-GOTO 五島列島上五島 静かな祈りの島」
丸善出版:2700円+税
 

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いよいよ今週5日から日本リンホフクラブの写真展が開催されます。

2016年02月03日 | 写真展

さあ~っ、今週はいよいよ第6回日本リンホフクラブ写真展「大判カメラでとらえた世界」が開催されます。4日の午後が会場搬入・飾り付けで、5日の10時から開幕です。因みにこの写真展は同クラブの写真展委員会メンバーにより実行されますが、もちろんワイズも事務局としてお手伝いしています。また会場で配布されるA4・4ページの出展図録、挨拶ボード、作品キャプションもワイズの制作によるものです。因みに図録も無事印刷が完了しましたし、挨拶ボード、作品キャプションも昨日出来上がりましたのであとは搬入するだけです。因みに第6回となる同クラブ写真展ですが、今回から題名を変更して前述の「大判カメラでとらえた世界」としました。これはデジタルカメラ全盛の今の時代に解り易く、究極の銀塩フィルムである大判フィルムを使って作品にしていますとのメッセージでもあり、更に大判カメラの特性でもある「精密描写力」「アオリ技法」を是非体感頂きたいとの思いでもあります。写真展は東京~大阪~京都と巡回しますので、多くの方に是非ご覧頂けたらと思います。

第6回日本リンホフクラブ写真展
「大判カメラでとらえた世界」
東京:富士フォトギャラリー新宿
2016年2月5日~11日 
大阪:富士フイルムフォトサロン大阪
2016年3月4日~10日 
京都:A'BOX GALLERY
2016年4月1日~6日  

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ライトアップされる熱海・糸川沿いの「あたみ桜」。

2016年02月02日 | 熱海・湯河原・伊東

昨日に引き続き熱海ネタです。先日のブログにも書きましたが今、糸川沿いの「あたみ桜」が満開です。訪れる観光客も「えっ~もう桜が咲いている!」「熱海ではもう満開なんだ!」などの歓声が上がっています。ブログでも説明しましたが「あたみ桜」は明治4年頃にイタリア人によってもたらされた日本で一番早咲きの桜なのです。ですから昨年末にも開花が始まって今は最高の見頃となっています。そして今が見頃の理由がもう一つあるのですが2月14日までこの糸川沿いのあたみ桜がライトアップされていることです。ライトアップは17時から23時なのですが観光客は既に旅館やホテルにチェックインしていて意外とこの時間に訪ずれる人は少ないのです。ですからライトアップされた「熱海さくら」を撮影するにも三脚をじっく構えて時間を掛けることが出来ます。因みに熱海では「熱海花めぐりフォトコンテスト」(3月31日まで)も開催していて、この中に「さくら部門」があり、熱海温泉ペア宿泊券などの商品もありますので興味のある方はチャレンジして下さい。

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熱海駅前の夜は早く食事はカウンター席のみのラーメン屋さん。

2016年02月01日 | 熱海・湯河原・伊東

夜8時頃に熱海駅で降りて「夕食でも食べて行こう」と思っても、やっぱり熱海は温泉観光地に在る駅なのですね。駅周辺の飲食店はほとんど閉店していて夕食を摂るのに難儀する事があります。もちろん幾つかの飲み屋さんやマクドナルドは開いているのですが、本格的に夕食となるとわざわざ銀座町方面に向かわなければなりません。そんな時たまに利用するのが駅前から続く平和通り商店街をちょっと入って左に折れた所にあるラーメン屋・雨風本舗さんです。カウンターが7席くらいしかない小さなラーメン屋さんですが、今は懐かしく思える半熟玉子、チャーシュー、シナチク、海苔の載った醤油ベースのややしょっぱいと思えるスタンダードラーメンを食べる事が出来ます。味も癖になる美味しいラーメンですよ。この日も入店すると地元と思えるお客が2人座っていて美味しそうにラーメンをすすっています。初めて醤油ラーメンと半チャーハンセットを頼みましたが、この味、ボリュームで950円ですし、寒い中に納得のラーメンセットでした。(今、熱海駅は大改造工事中です。駅は商業施設を含む大きな建物になるそうなので夕食にも対応出来るテナントが入ればいいな・・・)

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