私が共同通信社の取材を受け「大判カメラに拘る人間」として全国の日刊紙20紙以上の「人」「この人」「時の人」などの特集記事として掲載されて丁度1年が経とうとしています。あの時は全国の知人やお客さんから「見ました」「読みました」など沢山のメッセージを頂きました。もう1年経ったのだと思っていた矢先に九州・福岡在住のTさん(面識はありません)という方から手紙が届きました。封を切ると手紙と一緒に2012年3月26日に西日本新聞の「こだわり仕事人」欄に掲載された私の上記紹介記事のコピーが入っていました。内容はご自身の持つ大判カメラについての相談でしたが、まさか1年前の記事を大事にストックして頂いていたとは感激ものでした。その後、相談事に関してはお電話でお話しして解決致しましたが、何よりも新聞の影響力って凄いと再認識でした。因に昨年の秋にも静岡県下で初めて会った方から「どこかでお見受けした方ですね。そうだ静岡新聞で見ました。」と言われ、その人の記憶力の良さと「悪い事は出来ない」との思いが交錯したのを記憶しています。
貴方は自分の自動車の中に何かを飾っていますか?よく見かけるのはダッシュボードの上にぬいぐるみを乗せていたり、ミラーにいろいろなモノをぶら下げていますね。私は目の前にいろいろ在ると気が散って運転しづらい事もあります何も飾らない至ってシンプルな状態です。ワイズオフィスの2階の窓側に私の机が在って仕事の合間の息継ぎに窓の下の道路をたまに覗き込むことがあります。先日、下を見ると緑色のトラックが停まっていて荷下ろし作業をしていました。何時もある様な何でも無い風景でしたが「おやっ!」と目を凝らすと助手席側のドア窓にソニーのアシモの様なミニュチュアロボットが沢山飾られていました。アシモ風ミニュチュアは小さいのから大きいのまで数十体ありそうです。あまりの珍しさにカメラを取り出して撮影しましたがいったいこれは何のために飾っているのですかね?ドライバーの前ではないので運転には差し支える事は無いと思いますが交差点で隣に停まった自動車のドライバーは見入ってしまいそうですね。
皆さん「有楽町産直飲食街」をご存知ですか?有楽町からJR山手線ガード下を新橋方面に抜けるとても狭い通路の左右に「牛」「魚」「馬」「貝」などの看板が掛かった飲食店7店からなるエリアです。通路を通っただけで酒好き、食べ物好きにはたまらない場所を実感できます。因に「牛」は北海道の小澤牧場が担当し1ポンドステーキから串焼き等、「魚」は静岡の今浜本店でキンメ、サザエ等の魚介類、「馬」は熊本の馬かばい店で馬刺、炙り等、「貝」は北海道直送の炉端貝店が赤貝、蛤等を満喫出来ます。その他にも餃子やクジラ、ブタなど産直食品が食べられ、そして各地の銘酒も頂けるのです。それに何といってもの特徴が、仮に牛料理の店に席を取っていても他の店から違う料理をオーダー出来るのが特徴なのです。残念ながら今回は通路を通過しただけでしたが今度改めて行ってみたいと思います。是非ご一緒にいかがですか?
有楽町産直飲食街
東京都千代田区有楽町2-1-1 インターナショナルアーケード
JR 有楽町駅 銀座口出口より徒歩6分
有楽町線 有楽町駅 D6番口より徒歩6分
先日、文京区のタウン誌に私の事が記事紹介されたとブログで書きましたが皆さんから結構反響がありました。その反響と言うのが90キロ超の体重で「デブっている」「そんなにデブっていない」等と肥満に対するものが一番多かったのです。実は先日このタウン誌の取材を担当されたカメラマン兼ライターの女性が来社され記事掲載以外の私のポートレート写真数枚を和紙の様な紙にプリントにしてプレゼントしてくれました。その一枚が2番目の写真ですがワイズ店頭前での立ちポーズ写真です。セーターだったからと幾ら言い訳をしてもはっきり言ってデブはデブですね。何人かから「木戸さんは若い頃も太っていたの?」と質問もされましたので、今日は本邦初公開の私の若い頃の写真を紹介して「昔は痩せていた」事をアピールする事にしました。下の写真は私が大学2年生の20歳の頃のものですが体重は64キロだったと記憶しています。使用前、使用後ではないですがあの頃から30キロ近くも太った事になりますね。還暦も過ぎ太る事が健康にも良くないのは重々承知していますが目の前の美味しい食べ物の誘惑には勝てないでいます。とりあえずこれからの目標を80キロ代と決め頑張りたいと思います。
今日はちょっと自慢話になりますが私の著書「大判カメラマニュアル」について書きたいと思います。「大判カメラマニュアル」を出版したのは2008年ですから、もう5年も経っているのですが未だにAmazonなどでもカメラ書籍部門の上位で販売されています。やはり時代変動の少ない大判カメラについてまとめているのが理由と思います。これがめまぐるしく変わるデジタルカメラの書籍だったら半年と持たなかったと思います。また大判カメラ関係の書籍も少ない事からか一般大学の図書館蔵書となっているのも嬉しい限りです。実はこの「大判カメラマニュアル」はヨドバシカメラでもカメラ売場で販売されています。それも本店では平積み販売されているのですよ。またインターネット販売のyodobashi.comでも紹介されていてそのレビューがまたまた嬉しくなります。嬉しさのあまりここで紹介してしまいます。
「あおり、レンズ交換方法、アダプター類の紹介、これは良本です、この価格で教えてくれる人やセミナーは皆無ではないでしょうか。」(真空管式掃除機さん)
「値段は安くありませんが、本棚にずっとおいておきたい素晴らしい内容です。」(写真学生さん)
「類似書はほかにもありますが、あおりについて細かく解説しているのは本書ぐらいではないでしょうか。大判ユーザーでなくても一見の価値あり。」 (punzoさん)
という感じです。Amazonのレビューでも大変素晴らしいコメントを頂きありがたく思っています。少し時間が自由になれば制作途中で止まっている2冊目の大判カメラ書籍に掛かりたいと思っています。
昨日は新宿ニコンサロンで開催初日を迎えた平林達也さんの写真展「霊気満山 ~高尾山~」のオープニングパーティにお邪魔してきました。平林達也さんと言えばプロラボのフォトグラファーズ・ラボラトリーの社長さんでもありますが、誠に失礼ながらこんなに芸術的な才能をお持ちだったとは本当にビックリするぐらいの作品でした。もちろん拘りを持って高尾山を被写体に選ばれた事は充分に承知していますが、何よりも驚いたのがモノクロプリントの仕上げでした。「凄く良いプリントですね。」と展示作品のコンセプトや構図等を褒めるより先に思わず感想を言ってしまった。「そう、凄く良いでしょう。バライタで拘って焼いています。」と平林さん。モノクロプリントを焼いている方やモノクロに拘りのある方は是非この写真展にお出掛け下さい。時間をかけて出掛けても絶対に損の無い写真展と思います。久々に私好みの素晴らしいモノクロプリントと出会えてちょっと嬉しい写真展でした。また恥ずかしながら新宿のニコンサロンを訪ねたのは初めてでしたが西口の高層ビル28階に在ったとはこちらもビックリでした。
平林達也写真展
「霊気満山 ~高尾山~」
2013年4月9日~22日
新宿ニコンサロン
東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28F
03-3344-0565
久し振りに銀座線・京橋駅で下車した。銀座方面の改札口を抜けると「おやっ?」と言う光景が目に入った。地下出口で言うとNo3出口の延長に4月18日開業する京橋のランドマークとなる東京スクエアガーデンの地下駅前広場が広がっていたのだ。この東京スクエアガーデンはオフィスゾーンと商業ゾーンで18800坪からなる24階建ての高層ビルだそうです。銀座の隣にありながら今ひとつ地味な印象の京橋が、このビルの出現でイメージチェンジするかもしれませんね。またカメラマンにとっても興味深いアウトドア用品販売の「モンベル」がこの東京スクエアガーデンの1階に売場面積350坪もの巨大ショップとして出店するのはちょっと嬉しいニュースですね。因にオープニングイベントとして4月20日に探検家の関野吉晴さんによるトークショー&サイン会「地球を這って見たこと、聞いたこと、考えたこと」とワイズでもお馴染みの写真家・菊池哲男さんの写真展ギャラリートークショー&サイン会「八ケ岳の一日」が開催されます。是非お運び下さい。
モンベル東京・京橋店
中央区京橋3丁目1番1 東京スクエアガーデン1階2階
6日の夜から7日の未明まで、文京区でも暴風雨は凄かったですね。両日はテレビでも不要な外出は控えて下さい等とインフォメーションしていた関係で7日の台風一過の晴天でも外出を中止した人も多かった様で折角の日曜日の観光地の人出も少なかった様ですね。ワイズオフィスの近くに湯島天神がありますがこの湯島天神のまた直ぐ近くに小さなフランス料理店「ビストロタカ」があります。立地的に普段の日曜日はランチを楽しむ人が一杯でなかなか入店する事が出来ませんが昨日は前述の様な訳でランチタイムでもガラガラ状態でした。土曜日は予約のキャンセルもあったとかで開店休業だったそうです。こんなチャンスを見逃す訳は無く直ぐに入店です。ここは小さな家の1階にある本当に小さなレストランですがシェフは国内で修行後にフランスに渡り、更に腕に磨きをかけ帰国し国内の有名店で勤務後この湯島に自身の店「ビストロタカ」をオープンしたそうです。この日食べたの前菜、魚料理、肉料理、デザート、コーヒーと続くランチコース3500円なりでした。申し訳ないけど貸し切り状態でゆっくり食べたランチは至極の時でしたね。
ビストロタカ
東京都文京区湯島2-33-1
03-3836-9250
昨日に引き続き御茶ノ水の巨大ビルの話です。ソラシティはオフィスビルですが今日紹介するワテラスタワーは19階まではオフィスゾーンですが20階以上は分譲マンションとなっています。立地の良さから結構な金額で分譲されたそうですが何と完売だったそうです。もう一度位置関係をおさらいですが今度は聖橋の隣の御茶ノ水橋から全貌を撮影です。赤の矢印が今日紹介するワテラスラタワーです(手前がソラシティ)。ワテラスはタワーとアネックスの2棟からなりオフィス、レジデンス、アトリ ウム、地域交流の場としてのコミュニティ施設、スーパ ーマーケットなどの商業施設までをも揃えています。特筆すべきは流石に学生の街・御茶ノ水で アネックス棟の14、15階に低廉な家賃設定の学生専用マンションが設置されていることです。こんなところに入居できる学生は恵まれていますよね。もちろん低層階にの商業施設にはスーパーやオシャレなレストランなどがテナント入居しているようですからちょっと楽しみでもあります。因みにカメラブレを防ぐためにカメラを造作物に固定してシャッターを切ろうとしたところ愛犬ウッチ君がカメラの前にしゃしゃり出てきました。ご愛敬かな?
以前のブログにも書きましたが御茶ノ水駅に隣接する旧日立の跡地に御茶ノ水ソラシティと御茶ノ水ワテラスタワーが4月12日にオープンします。何せ千代田区内で一番の高層ビルと言う事で存在感があります。昨夜はオープン前の二つのビルエリアに愛犬を連れて散歩に出掛けました。写真を見て下さい。聖橋からJR御茶ノ水駅方面にカメラを構えると巨大なソラシティのビルが夜空にそびえ立ちます(この奥がワテラスタワー)。ソラシティの敷地内に入ると夜なのに各所で造園やタイル貼りの工事関係者が黙々と仕事をしています。このビルは主にオフィスとして利用されるそうですが低層階や地階は商業・サービスゾーンになっているらしくオープン直前の各種テナントも内装工事や搬入業務などで慌ただしさがありました。御茶ノ水と言えば学生の街、医療の街のイメージがありますがこの二つのビルの出現でちょっとオシャレな街に変貌するかもしれませんね。来週のオープンが待ち遠しいですね。因みに明日は御茶ノ水ワテラスタワーを訪ねます。
今日から大阪の富士フイルムフォトサロンに於いて日本リンホフクラブ第3回写真展「日本の輝ける風景」が開催されます。これは1月に開催された東京展に引き続き2会場目の開催で、この後も5月に京都会場でも開催されます。昨日の写真展搬入・飾付けに東京からも会員が駆けつけ写真のスナップを送ってくれましたが、同サロンのスペース1とスペース2の二会場を使っての67点の展示になり迫力満点となっています。関西地区の皆さん是非会場に足をお運び下さい。そして全ての作品が大判カメラのリンホフで撮影された事を実感下さい。
第3回日本リンホフクラブ写真展
「日本の輝ける風景」
2013年4月5日~11日
富士フイルムフォトサロン/大阪
大阪市中央区備後町3-5-11
06-6205-8000
「技術と信頼のラムダ」のキャッチフレーズでお馴染みのカメラザックメーカーの老舗ラムダ社の総合カタログが完成致しました。今回出来上がったカタログの表紙は紅葉の北アルプス・涸沢でコンタツさんこと山岳写真家の近藤辰郎さんがラムダザックとリンホフカメラをセットしモデルとして収まってくれています。その勇姿に注目のカタログでもあります。因にモデルとなっているザックは燕岳モデルで赤とグレーの二つ分の生地をコンビネーション宜しく2色でひとつのザックを作り上げているスペシャルモデルです。えっ、それではもうひとつこの逆のラーザックが存在するのではとお気づきの方もおいででしょうが、実は既に情報収集の早いお客さんによって購入されてしまいました。どうしても2色モデルが欲しいと言う方はご相談下さい。またもう一つのモデルとなったリンホフカメラですが、こちらは現行の3000タイプにシュナイダー58mmを装着していますがベッドダウンを一番下まで落としています。カタログ表紙用の撮影ながら、こんなところまで拘りを持つのが近藤辰郎さんらしいですね。
以前のブログに上野・不忍池のスズメおじさんの事を書きましたが、先日そのおじさんとまた会ってしまいました。場所もやはり不忍池畔でした。ビニール袋からエサを取り出し手を伸ばすと近くに居たスズメ達が我れ先とばかりにおじさんの手にとまってエサを食べ始めます。相当に近づいて写真を撮りましたがエサに夢中になったスズメ達は逃げる様子も無くこの通りの写真が撮れました。食べるのに夢中と言うより、きっとこのおじさんの手にとまっていれば安心と言う感じなんですかね。「何をあげているのですか?」と聞くと「スポンジケーキだよ」と一言。昔はスズメを捕まえるのにご飯やお酒に浸したお米を利用したものですが今のスズメはスポンジケーキなんだと思わず関心です。それにしてもおじさんの手にとまれるスズメの数は精々3~4羽で、側の植え込みには順番待ち(?)のスズメ達がこんなにいました。ちょっと平和なひと時でした。
昨日は八王子まで親戚の法事に出掛けてきました。自動車で八王子インターを降りると各所で車窓から満開の桜を見る事が出来てちょっと得した気分でもありました。やっぱり都心との温度差があるのですかね。1週間以上前に開花した桜もあっという間に散ってしまうと思われましたが、ここのところの寒さで開花期間が長い様ですね。八王子の帰りに桜の名所・北の丸の桜が気になって代官町インターで降りると降り口の信号の前に巨大な枝垂れ桜を発見です。この時ばかりは赤信号大歓迎で徐にカメラを取り出して「パシャ」と1枚でした。やっぱり緑の多い皇居近辺の気温も八王子と同様に低いのでしょうかね。ただ流石に東京の桜もこれが見納めになりそうですね。
京橋のフィルムセンターをあとにして銀座通りに出て4丁目方向に歩き出すと左手に警察博物館があります。住所で言うとまだ京橋3丁目なのですが、ほとんど銀座の一角と言ってよい立地です。建物前の白バイを見ながらこの前もよく通っていました。ただしここもフィルムセンター同様に一度も入館した事はありませんでした。「え~い」この時とばかりに入館しましたが、1階から4階まで警察ヘリコプターの実機や制服等の展示や警察の歴史紹介コーナーまであり結構な見応えです。特に子供達に人気があるのが1階の「おまわりなりきり体験」。子供用の赤と青の制服が用意されていて、これを無料で借りて白バイにまたがったりマスコットと一緒に写真を撮影出来るのです。この日も男の子が制服を借りてお母さんに写真撮影されていましたが、子供にとって貴重な体験と思い出になる事間違いないですね。
警察博物館
東京都中央区京橋3-5-1
開館時間10:00~18:00