ワイズオフィスのある文京区本郷では高層マンションの建築ラッシュ中である。オフィスの半径数百メートルの範囲でも入居が始まったマンションを含めると3棟にも及ぶ。また半径を拡大すると二桁棟になるのではと思う。価格も決して安くはなく4,000~7,000万円が中心で中には1億円もある。それでも売れていると言うから不思議になってしまう。いくらアベノミクスの幕開けでもこんなに高額なマンションが売れているのは何故だろう?確かに立地的には交通・教育・医療どれをとっても便利なエリアと思うが(買物は別)、写真下の野村不動産のプラウド本郷ヒルトップなどは高額なのに「即日完売」との看板が出ていた。つい先日も本郷の隣である湯島エリアを歩いていたら、今まで6~7階のビルの在った場所が更地になり、マンション建築の塀で囲まれていた。その塀の中からクレーンがニョキッと顔を出し最先端のゴンドラの中ではマンション周囲の風景写真(?)撮影がされていた。そう言えば近隣のマンションカタログ(リーフレット)には必ずと言って良いほど、マンション最上階からの東西南北の景観写真が掲載されている。昔の建築カメラマンと違い、今の建築カメラマンは高所恐怖症の人はつとまらないかも知れないなどとつまらないことを考えながら暫しクレーンを眺めていた。でも建築予定の15階クラスではこのクレーンでは足りないような気がする。