今日のブログは先日、山岳写真家の菊池哲男さんを指導講師として招いて開催された日本リンホフクラブの講評会についてです。講評会は1人、5点の作品を液晶プロジェクターで投影して行われますが、投影画像を見ながら講評するのではなくて指導講師がオリジナルポジフィルムを直接ライトテーブル上でピント、構図等を確認しながら行われます。それは情報量豊かな4x5インチ判フィルム画像を液晶プロジェクターでは忠実に再現できないからです。数人の講評会ならばライトテーブルを囲みながら直接講評してもらう事は出来るのですが20〜30人以上となると、どうしてもスクリーンへの拡大投影をする事が必要になります。ですから事前にオリジナルポジをデジタル化画像にする必要が出て来ます。そこで登場するのは日本リンホフクラブの縁の下の力持ち・渋谷和男会員です。一眼デジタルカメラを持参され、特性の4x5インチフィルム複写装置で会員作品を次から次へと撮影して行くのです。最初の1カットを会員番号と氏名が書かれたフィルムを撮影し、続けて5枚の作品を撮影する手順です。ですから1人6カットで30人ならば180カットにも及ぶ撮影となります。もちろんこの日も飯塚会員や秋山会員がサポートしましたが、他の会員がランチに出掛けている間もこの作業が続きます。日本リンホフクラブの数々の活動には、これらの縁の下の力持ちであるボランティア会員の協力があるからこそ継続されているのでした。お三方、大変ご苦労さまでした(3枚目の写真が複写撮影風景)。
勉強会委員会の責任者として感謝!感謝!デス。