大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

「カメラ屋小僧一代記」を読んで良き時代を回顧する。

2014年03月11日 | BOOK

先日開催された銀一株式会社の「故 丹羽寿彦(様)を偲ぶ会 」出席の様子はこのブログでも書きましたが、その時写真の様なお土産(この他にも未だありました)まで頂戴してしまいました。特にこの中で一番気になったのが、丹羽寿彦様著の「カメラ屋小僧一代記」。丹羽寿彦様が銀一株式会社の創立50周年の記念にと2007年に出版した書籍です。B5版112ページのハードカバーのこの書籍には丹羽寿彦様とカメラとの出会い、丁稚時代の事、銀一を創業した時の事、これまでお付き合いのあった人々の事が当時の写真と一緒に紹介されています。軽妙な文章と写真の組み合わせが最高で思わず読み込んでしまいます。特に掲載写真の中には「あの時のだ!」など私も知っているものもあり、楽しい読書の時間をご提供頂きました。改めまして丹羽寿彦様のご冥福をお祈りしたいと思います。

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2 コメント

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Unknown (山ちゃん)
2014-03-11 08:28:31
あの本はネットで紹介された時と同じ位の時に開催された中古カメラ市に行ったときに、会場にいたY下さんに「くれ!」とお願いして、風呂敷と一緒に貰いましたが、創業からの道のりなどもわかってなかなか面白いですね。別の本でCOCOと言う名のカメラ店とかなんとかいうものもありますが、あれなどは写っているカメラたちのなんと神々しいことか!!と思えるような写真ばかりでした。
いい時代でした。
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Unknown (y.kido)
2014-03-11 11:47:48
山ちゃんさん、この一代記を読んでいて「あの頃がププロ写真業界の一番良かった時代」を実感します。今や取り巻く環境が益々厳しくなっていて数年先が見えない状態でもあります。偲ぶ会でY下さんともお話ししましたが、あの様な個性的な人もいなくなってしまいました。
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