台風19号で被害に遭われている方々に心よりのお見舞いを申し上げます。熱海でも断水や停電などで苦労されている方も多い様です。そんな方々がおいでのところ不謹慎かも知れませんが今日のブログは熱海・多賀港に置いてあるミニボート・ワイズ号のお話です。台風が去った後に多賀港に出掛けワイズ号の点検と、少しでも移動を楽にしようと移動手段の変更作業をしてきました。多賀港のスロープまでボートを移動させるには国道135号を横断して数十メートルの距離を引っ張り歩かなけれなりません。その方法はボート後部に付いているトランザムドーリー(タイヤ)をセットし、ボート船首にバウドーリー(2輪タイヤ)を引っかけ引っ張る作業です(写真1枚目の船首がバウドーリーです)。これが結構大変で一時は運搬車を導入しましたが、これもかなり時間が掛かってしまい、ついつい肉体労働をしてしまいます。そこで今回はボート全体を載せて移動できるボートランチャーを導入したのです。かなり面倒だったのですがボートランチャーを組立て、次に40キロもある船外機をボートより外し(写真2枚目)、その他備品なども全て取り除き、軽くなった状態でランチャーの上にボートを移動させました(写真3枚目)。年寄りにとっては重労働でしたが、更に船外機を装着し完了したのが写真4枚目です(この状態でカバーを被せ終了です)。試しに初ランチャーを使いボートを移動させましたが、かなり楽になりスイスイと移動させることが出来ました。これで「面倒だな・・・。」と思ってしまうこともあった出漁作業が格段に改善されたことになります。因みにボートはランチャーに載せたままスロープを使い入水します。ボートが浮力で浮いた後にランチャーを引っ張り回収することになります。帰港時はこの逆でランチャーを海にいれ、そこにボートをセットし引っ張り上げる事になります。これでこれからの出漁がより楽しみになりました。