大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

懐かしき「ワイズ69ハンディ」がヤフーオークションに出展されていました。

2019年09月28日 | 日記

お客さんから「ワイズ67ハンディがYahoo!オークションに出展されていますよ」と連絡を頂きました。早速ヤフオクを確認すると・・・在りましたよ。懐かしきワイズ67ハンディが・・・・あれっ?ちょっと違うぞ・・・これは67ハンディの上位機種の「ワイズ69ハンディ」でした。私が独立した翌年2000年4月に発売したワイズブランド最初のカメラで当時の価格で66,000円(税別)でした。特長は大判広角レンズやホルダーをセレクトし、パンタグラフ式のフォーカシング機構の採用により目測による手持ち撮影、ピントガラスによる撮影の両方が可能となる大変稀少な中判カメラだったのでした。あるカメラ雑誌による2000年を代表するカメラ特集で写真家のNさんが同カメラをNo1に上げられていたのも覚えています。因みにこのカメラを製造していた当時90才を過ぎていた工匠・Yさんが数年後に亡くなり、惜しまれながら製造が中止になりました(今では絶対製造できないですね)。今回オークションに出展されているワイズ69ハンディのレンズはローデンシュトックのアポ・グランダゴン55mmF4.5、フィルムマガジンがホースマンロルホルダー1型(6x9cm)、ファインダーがシルバーアベノンが付いていて、この時点でのオークション価格が50,300円となっていましたが、入札23件、締め切り2日でしたので最終的には10万円以上で落札されるのではと思いますが(それだけの希少価値はあります)・・・・果たしてその結果は・・・・。(ワイズには1台、記念カメラとして残っていますが無かったら入札しています。また機種が違うことをアドバイスしたところ現在はワイズ69ハンディに訂正されている様です。)

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