ワイズの創業の頃からのお客さんに小鷹一弘さんがいる。この小鷹さんは2001年より8x10インチカメラで北海道から西表島までの森を精力的に撮影している。そのきっかけはワイズで当時日本の森の取材に全国を飛び回っていた写真家の石橋睦美さんとの出会いからだった。石橋睦美さんに心酔し自身もハードスケジュールの合間をぬって、日本全国の森を求めて重たく嵩張る8x10カメラを担いで10年頑張り通した。普通のカメラでも大変な撮影地を8x10カメラである。それは大変な撮影で、背負子にカメラ、ホルダー、フイルムを小分けして縛り付け、更に重たい三脚を持って歩く姿は180cmを超える大柄な小鷹さんでも小さく見えるほどであった。今回はその10年の集大成を、何とB全サイズのビックプリントで展示をする。4x5インチの大判カメラ作品は見ることが出来ても8x10インチカメラのB全作品など滅多に見れるものでもありません。是非ご覧になって下さい。
小鷹一弘写真展
「森林逍遙」~8x10の世界~ Wander the forest
2011年2月11日~17日
富士フイルムフォトサロン/東京
小鷹一弘写真展
「森林逍遙」~8x10の世界~ Wander the forest
2011年2月11日~17日
富士フイルムフォトサロン/東京