大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

PENTAX645D発売。大判カメラに?

2010年06月09日 | カメラ機材
今週11日に、待望の「ペンタックス645D」が発売される。有効4000万画素、44x33ミリの大型CCDセンサーの採用でメーカー曰く「空気感さえすべて撮りきる」とのこと。同機の試作機、量産試作機を直接見て来たものにとっても、何とか沢山販売できればと願っているところだが、噂では量販店等で沢山の注文を受けていると聞く。(因に当社ではまだ1台)実は同機の発売に合わせて当社でも「ワイズ45デジタルAD(PENTAX645D用)」の発売を検討している。先日、HOYAペンタックス社よりレンズマウントの供給を頂き、試作品として出来上がったのが写真の製品です。デジタルカメラ用のマウントのためマウント部に幾つもの穴が空いていますが製品ではこの穴が無くなる予定。同製品は大判カメラのバック部にアクセサリーキャッチで固定し、簡単に645Dデジタルカメラを取付ける事ができるもの。なぜ大判カメラにデジタルカメラを取付けるのかと疑問に思う人もいるとおもいますが、その理由は(1)アオリが使える。(2)バック部のシフト/ライズを使用して同一被写体を2又は4分割撮影しフォトショップ等で画像処理をすれば実質のCCD面積が2倍にも4倍にもなり更に高画質な作品を創れる(ビューカメラ)。(3)PENTAXの純正レンズだけでなくシュナイダー、ローデン、フジノン等の大判レンズが使用できる。等が言える。「ワイズ45デジタルAD(PENTAX645D用)」のこれから発売までは、HOYAペンタックス社にご協力頂き実写テストを行い、見極めを行い製造にGOを出すと言う段取りになります。どの様な作品が撮影できるか、またその結果はご報告をしたいと思います。お楽しみに!因に同製品のニコン、キャノン一眼レフ用は既に発売していますのでこちらもご検討下さい。

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