映画で楽しむ世界史

映画、演劇、オペラを題材に世界史を学ぶ、語ることが楽しくなりました

NHK「小笠原諸島 いのちの森と海」

2011-06-18 10:38:55 | 舞台は日本
昨日のNHKの番組「小笠原諸島 いのちの森と海」
・・・恥ずかしながら小笠原のこと気にしたことがなかったこともあり、大変感動した。

番組の案内役にCWニコルさんを選んでいるのが良い
・・・彼が小笠原の自然の美しさ、生態系上の重要性等などを自身の言葉で語っている。

一番ショックだったのは、小笠原の歴史ものがたり
・・・日本人が最初に発見し、居住者もおり、その領有権は間違いないものの、

・・・19世紀初頭の一時イギリス(大英帝国)が島を見つけ領有を画策したことあり、

・・・ハワイで英米人や現地人数十名を募り、父島への移住を果たした。

・・・その後江戸幕府の外交対処が適切、日本への途中立ち寄ったペルーの理解もあり、

・・・日本の領有は保全されたが、(その後太平洋戦争とその後のことは別にして)

・・・ここでは原住民・移住者仲良く、まさに「平和の楽園」を営んでいたという。


いずれにしても、日本にとっては非常に大事にしないといけない諸島、再認識した。
(了)

コメントを投稿