2月28日の衛星映画劇場「月の輝く夜に」
この映画を簡単に関するネット記事などを見ると「ニューヨークである未亡人に求婚する二人の兄弟をめぐるラブ・コメディ」とか「ブルックリンのイタリア系社会の人間模様を、暖かい眼差しで描くロマンチック・コメディ」とか紹介されている。
それはそれで正しいが、少し詮索してシチリア人社会を描いたものという点に拘れば、いわば「 . . . 本文を読む
ケビン・コスナーが颯爽と登場するえいが「アンタッチャブル」。有名な禁酒法の時代、シカゴに君臨した暴力団のボスのアル・カポネと、これを追い詰める連邦財務官エリオット・ネスの戦い。
双方実在の人物だし話も大筋は事実を受けているのだが、映画はむしろノンフィクションを装うが如くエンターテインメントに徹している。アメリカ人にとっては歌舞伎十八番の一つのような感覚なのかもしれない。 . . . 本文を読む