ファウスト(2)
最近のドイツ旅行はかっての「ロマンテック街道」一辺倒から脱し、メルヘン街道、
古城街道、ファンタステック街道、アルペン街道等々いろんな観光ルートが楽しめるようだ。
中でも「ゲーテ街道」は、ライプチッヒから中央ドイツを南西に横切ってゆくのだが、
途中イエナ、ワイマール、アイゼナハなど正に、ゲーテ・シラーを彷彿させる街町を通ってゆく。
そこで問題のゲーテ。彼は当時のドイツでいえば首都にも相当するフランクフルトの裕福な家の出身。
青年期をライプチッヒ、ストラスブールでおくり(「若きヴェルテルの悩み」の出版で名を売る)。
そして、故郷のフランクフルトで種々修行中にザクセンの若い当主カール・アウグスト公に見込まれ、
「ザクセン・ワイマール公国」の政治に携わる。
そして余程ワイマールの水が合ったのか、一時は宰相の役割さえ担い、
途中イタリア旅行の数年間を除き、83歳で死ぬまでワイマールで暮らす。
そこで・・・この時期・・・本当は政治の動乱期。
なにせナポレオンが「フランス革命の貫徹」を図らんとヨーロッパ中を引っかきまわしていた。
そして老舗ザクセンは旧選帝侯だった気位はあるも、一族がばらばらで領地も入り組み難しい土地柄。
対ナポレオンで主導権を狙うプロシャを始め外交が難しい。
この映画の中で、1806年の「イエナ・アイエルシュテットの戦い」では、
フランス軍がワイマール二もなだれ込みゲーテの家も荒らされかける。その時凛々しくゲーテを庇った
愛人クリスティアーネの健気さに、ゲーテは彼女を正式に妻に迎えるという話がくっついているが、
しかし政治家としてのゲーテがこの時期政治的にどう動いたのかはあまり分からない
(動くのが良いのか動かざるが良いのかの問題はある)。
彼は「君子危うきに近寄らず」、もっぱら「文化・教育担当大臣」の仕事に集中したのだろうか。
しかしアウグスト公のお母さんがなかなかの政治家・実力者で、
しっかりロシアのアレクサンドル皇帝一族と姻戚関係を確保しており、
1815年のウィーン会議で「ザクセン・ワイマール公国」は「ザクセン・ワイマール・アイゼナハ大公国」
としての存続を確保する。(北のザクセンはプロシャに併合されるのに・・・)
以上
最近のドイツ旅行はかっての「ロマンテック街道」一辺倒から脱し、メルヘン街道、
古城街道、ファンタステック街道、アルペン街道等々いろんな観光ルートが楽しめるようだ。
中でも「ゲーテ街道」は、ライプチッヒから中央ドイツを南西に横切ってゆくのだが、
途中イエナ、ワイマール、アイゼナハなど正に、ゲーテ・シラーを彷彿させる街町を通ってゆく。
そこで問題のゲーテ。彼は当時のドイツでいえば首都にも相当するフランクフルトの裕福な家の出身。
青年期をライプチッヒ、ストラスブールでおくり(「若きヴェルテルの悩み」の出版で名を売る)。
そして、故郷のフランクフルトで種々修行中にザクセンの若い当主カール・アウグスト公に見込まれ、
「ザクセン・ワイマール公国」の政治に携わる。
そして余程ワイマールの水が合ったのか、一時は宰相の役割さえ担い、
途中イタリア旅行の数年間を除き、83歳で死ぬまでワイマールで暮らす。
そこで・・・この時期・・・本当は政治の動乱期。
なにせナポレオンが「フランス革命の貫徹」を図らんとヨーロッパ中を引っかきまわしていた。
そして老舗ザクセンは旧選帝侯だった気位はあるも、一族がばらばらで領地も入り組み難しい土地柄。
対ナポレオンで主導権を狙うプロシャを始め外交が難しい。
この映画の中で、1806年の「イエナ・アイエルシュテットの戦い」では、
フランス軍がワイマール二もなだれ込みゲーテの家も荒らされかける。その時凛々しくゲーテを庇った
愛人クリスティアーネの健気さに、ゲーテは彼女を正式に妻に迎えるという話がくっついているが、
しかし政治家としてのゲーテがこの時期政治的にどう動いたのかはあまり分からない
(動くのが良いのか動かざるが良いのかの問題はある)。
彼は「君子危うきに近寄らず」、もっぱら「文化・教育担当大臣」の仕事に集中したのだろうか。
しかしアウグスト公のお母さんがなかなかの政治家・実力者で、
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以上
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