残忍、好色、評判の悪い「メロヴィング王家」
ダ・ヴィンチ・コードでは最終場面に近ずくにつれ、メロヴィング家という名前が出てきて、マリアの子孫たちの血脈はメロビング家に引き継がれているという話になっている。
このメロヴィング家は、ローマ帝国滅亡後のヨーロッパを統一しフランク王国、なかんずくフランスの始祖となった家で、本来ならヨーロッパ史の中で燦然と輝いてよい筈なのだが・・・後記のようにやや問 . . . 本文を読む
6月19日、NHK衛星放送でアメリカ映画協会選映画音楽ベスト100を放送した。
そのリストはインターネットで見られるが、ベスト5は
①オズの魔法使い(虹の彼方に)、
②カサブランカ(時の過ぎゆくままに)、
③雨に唄えば、
④ティファニーで朝食を(ムーン・リバー)、
⑤スイング・ホテル(ホワイト・クリスマス)
そして翌日早速オズの魔法使いを放映したが・・・、還暦過ぎの人間が数十年ぶ . . . 本文を読む
青森県新郷村にキリストの墓がある
ダ・ヴィンチ・コードは、初期キリスト教の成立過程で正史に取り入れられなかった様々な話が伝説化し、その伝説に様々な憶測、企み、思索、想像などが加わったものを素に出来上がったもの。カソリック原理主義者は別にして、我々は「火のないところに煙は立たない」程度の感覚で楽しめばいいと思うが・・・。
ところが、驚くなかれ、日本版ダヴィンチコードとも言うべき物語がある。
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ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」で「シオン修道会」が重要な役割を演じるが、どうもこの会は胡散臭い。なかなか本当のことが分からないが、百科事典「ウイキペディア」の記事が面白いのでまとめてみる。
1、作者ダン・ブラウンの主張
小説の前文でブラウンは、シオン修道会が1099年に創設された実在の秘密結社であり、1975年パリの国立図書館で「秘密文書」が発見され、そこでニュートンや . . . 本文を読む