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アンドレ・ワッツとレナード・バーンスタイン

2013-09-10 07:40:01 | 音楽
アンドレ・ワッツとレナード・バーンスタイン

ブラームスのピアノ協奏曲2番変ロ長調op-83
チャイコフスキーのピアノ協奏曲1番変ロ短調op-23

アンドレ・ワッツ
レナード・バーンスタイン
ニューヨーク・フィル・ハーモニック

高校生の頃ワッツとバーンスタインのコンビでゆったり戦車が進むようなコンチェルトを聴いたような記憶を思い出すために購入して見ました。第一印象はこの録音はバーンスタインのための録音というか完全にバーンスタイン主導による音楽のように聞こえました。ピアノの音がオーケストラの楽器の一部のように扱われ交響曲ピアノ付き!それぐらいオーケストラがかっこ良く聞こえるのはバーンスタインの能力のたまものでしょうし、そんなバーンスタインの要求にしっかり応えているワッツの演奏は其れなりに素晴らしいと思います。
そんな演奏なのでオーケストラが構築しているブラームスの音楽はとてもかっこいいしわかりやすい音楽だと思います。
この意見はチャイコフスキーのピアノ協奏曲でも同じですが明日もう一度聞き直してみようと思います。

【ピアノルームで聞きなおして見て】

ここまで完成された演奏ですから私ごときがとやかくいうレベルではございません、チャイコフスキーもブラームスも十分素晴らしい演奏です作曲家の意図する表現を客観的に捉えて十二分表現できている演奏だと思われます。指揮者とピアニストと楽団のやり取りがどうのこうのではなく作曲家の意図することが見えてくると思われる演奏がクリヤに表現できていると思われます。


ラフマニノフピアノ協奏曲3番ニ短調op-30
アンドレ・ワッツ
小沢征爾
ニューヨーク・フィル・ハーモニック

上記二つの曲と違うのは指揮者の小沢征爾がしっかりワッツをサポートしていて一緒に音楽を構築しているように聞こえてきますがワッツ自身我が強くないのでしょうか?遠慮がちにひいているのでしょうか?上手い具合にまとまって聞こえてきます。作曲家が意図する曲が聞きたい時には十分素敵な演奏だと思います。演奏自体がオリンピックの体操競技で十点ではないが金メダル取るような演技を見ているようにスッキリとしたリズム感の良い演奏が待っていると思います。

Kakishima
コメント
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