プルサーマル計画を憂慮する有志の会

原発問題に関して投稿します。

ALPSまたトラブル

2014-04-24 09:25:22 | 日記
 (NHKニュースによると)ALPSの(どの系統かは分かりません)1系統で、カルシウムの濃度が下がらなくなるトラブルが起きました。カルシウムは、汚染水処理の障害となるため、炭酸ソーダで取り除くのだそうです。

 東電の調査で、炭酸ソーダを注入する配管の弁が閉まっていたとのことで、(23日夜に)弁を開いて処理を再開したとのことです。この系統は、先月下旬にも、汚染水が異常に白く濁る別のトラブルが発生し、(ほぼ一ヶ月ぶりの)22日に処理を再開したばかりだったとのことで、処理再開時に、この弁を開け忘れた可能性があるとのことです。

 この弁の開閉のトラブルは、今年になって公表されたものでも既に3件になります。(前回も書きましたが)人為的な可能性もありますが、その原因は不明のままです。いずれにしても、トラブルが相次ぐ状況、体制だということだと思います・・・

P.S. 「世界基準にも達していない」新潟県泉田知事のお言葉です。同知事は(インタビューに)、新基準に対して「あれだけの事故を起こしながら、相変わらずハードの性能だけを見れば『安全』ということにしてしまい、何か(事故)が起きた時にどうするのかを考えていない。安全神話はそのまま残っている」と批判、このままでは「緊急時に自治体がしっかり対応しなければ住民の安全は守れない」、そのためには「実効性のある避難計画が不可欠だが、法や制度の不備が放置されており、特に地震と津波、そして原発事故が重なる複合災害に対して、自治体が現行制度では対応することは難しいと、問題点を指摘しました。その通りだと思いますが、東電のトラブル隠しを厳しく批判し、(結果)収賄で起訴され有罪にされた佐藤元福島県知事の例もあります。再稼動に突き進む安倍政権です。余り本当のことを言い過ぎると同じ憂き目に遭いかねないと心配します・・・

by「プルサーマル計画を憂慮する有志の会」 (平成26年4月24日)

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