プルサーマル計画を憂慮する有志の会

原発問題に関して投稿します。

β線2,400万ベクレルの放射能汚染冷却水

2014-01-20 10:54:35 | 日記
 (東電がロボットで採取した)格納容器から流出している汚染水の放射性物質の濃度は、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質の濃度が1ℓ当たり2,400万ベクレル、セシウムの濃度が240万ベクレルとのことです。(参照は『朝日新聞』)

 (某報道では)放射性物質の濃度が極めて高いため(建屋地下に溜っている放射能汚染水とほぼ同じ)、メルトダウンした燃料を冷却した後の汚染水の可能性が高いとのことです。水温も、注水した水の温度より少し高く(20℃)、汚染された冷却水が格納庫から漏れ出て、地下に溜っていると考えられます・・・

P.S. 名護市辺野古への基地移転に対して、名護市民の多数(約20万、賛成候補への投票は約16万)は「NO」の回答を出しましたが、依然政府の方針は「変わらない」ようです。稲峰市長は一歩も譲らない姿勢ですが、自民県議を脅しつけて「翻意」させ、「札束」をちらつかせて釣った安倍政権ですから、「粛々」と移設を行なう「実力」(暴力)はかなりのものだと思います。歴史の「修正」は無理でしょうが、(どれだけ反対しても)移設と再稼動は(特定秘密保護法のように)「強行」するように思うのです・・・

P.S.2 (6万ボルトの)高圧送電線の鉄塔は1基当たり材料の鉄(約10トン)だけで約200万円、(特殊加工の)「環境調和型」と言われる物で約400万円するそうですが、原発から消費地へ電気を送る(50万ボルトの)超高圧送電線の場合、材料費だけで1億円、地下深くまで杭を打つなどするため建設費用が1基が数億円、例えば新潟の柏崎・刈葉原発からだと首都圏まで約750基は必要となり、用地買収費用なども含めると総建設費はなんと数千億円に達するそうです。もっと驚くのは、送電線の下の土地の使用料や保守・改修費用などの合計は年間約3,300億円にも上るとのことです。狭い土地でも設置でき、安価で安全、効率も良いコンバイドサイクル発電所を首都圏に点在させれば、送電線も必要なく、原発事故の危険性や高コストの問題を解消でき、また使用済燃料などの核廃棄物を今以上に増やさなくて済むと思うのですが・・・

by「プルサーマル計画を憂慮する有志の会」 (平成26年1月20日)

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