この数日は、非常に忙しく、ブログを更新できませんでした。(申し訳ありません)先日書きましたように、フクシマへの思いを抱いたOさん主催の「キウイ収穫祭」として、福島や福島から避難されている方(7ヶ所へ)、或いは癌と闘っている患者さんとそのご家族へお送りするキウイを収穫しました。天気も良い中、徳島や高知など20人を超える方々が参加され、2トン近いキウイを収穫しました。(発送はまだですが)無事に終わり安堵しています。
夜の交流会には、広島から「ジュノーの会」のKさんも加わって、和やかで楽しい時間を過ごしました。厳しい現実はなんら変わることはありませんが、そうした思いを引き摺りながらも、こうした活動や集まり、そして繋がりが何にもまして大切なものだと実感します。只、やはり現実は余りにも過酷だと、Kさんのお話を聞きながら痛感したのです。
Kさんのところには、(原発)事故で被曝し、様々な症状に苦しんでおられる沢山の方々からの声が届いています。特に気になるのことが、チェルノブイリ事故の5~6年に、汚染地域の学校で日常的に発生していた、(さらさらとした)大量の鼻血による出血だそうで、それも頻繁に起こっていたとのことです。その症状を呈している方々が、既におられるとのことなのです。その他にも、(ある方の症状では)食欲低下、風邪を引きやすくなって長引いたり、記憶力の低下や、大量の痰や舌の痺れ、下痢や脱毛そして身体のだるさなど、原爆症や(原発労働者の)もやもや病と似た症状が出ています。放射能障害が確実に進行しているは間違いがありません。
Kさんによれば、こうした症状は、福島だけでなく、千葉などの関東圏から、岩手などの東北まで、また高線量地域だけでなく、低線量の汚染地帯でも生じているそうです。チェルノブイリでは、避難をした家族の半分が、癌や心臓、或いは血管障害やその他の病気で家族全員がなくなった家が半数に上り、たった一人しか生き残らなかった家族も沢山あったとのことです。日本の現状に鑑みると、その被害はチェルノブイリを超えると考えざるを得ません。こうした被曝された方々は、この身体的な症状だけでなく、周囲の無理解による精神的な苦しみに経済的な苦境と、何重もの負担に喘いでいる、そうした現状があるのです・・・
P.S. チェルノブイリの事故後、チェルニゴフ地区のミハイル・コツビンスクは村の一部が「放射能監視強化地区」に指定されています。「放射能監視強化地区」とは、年間被曝線量が0.5~1mSvの汚染地区です。これを日本に当てはめれば、関東から東北まで、膨大な範囲の地域が、監視強化しなければいけない地区と言えます。これは、明らかに国家による「計画殺人」です。直ちに、(少なくとも年間)5mSvを超える地域に避難命令を出し、1~5mSvの地域は(住居と雇用を保証する)「自主避難」の自己決定権を認め、さらに0.5~1mSvの地域を「放射能監視強化地区」に指定すべきです。それ以外に、多くの日本国民を放射能障害から守る道はないと思うのです・・・
P.S.2 以前にもご紹介しましたが、「ジュノーの会」のKさんたちの被曝者への治療は、(ドクダミや梅干、味噌などの)「梅ドミ」を食べること、また入浴剤や「漢方貼剤」によって体内の放射性物質を体外へ排出する、その作用を促進するというものです。これで、(個人差はあるでしょうが)重大な放射能障害の7~8割程度を防ぐことができるとのことです。また、外部、及び内部被曝の心配のない地域で、一定期間(例えば一ヶ月でも)避難、保養することで、かなり放射能レベルを下げることができます。こうした活動や治療をもっともっと広げて、被曝者の方々の健康を守ることが急務です。どうか、皆さんにも、こうした情報を1人でも多くの方に広げていって頂きたく、お願い申し上げます・・・
P.S.3 (『朝日新聞によると』「福島市など福島県北部で(場所が特定されていませんが)、(屋外にいた時間が長かった為)事故後4ヶ月で(最大)11mSvの外部被曝(内部被曝は含まれていません)をした方が1人いるとのことです。これまでの最大は、飯舘村の住民で25mSv、(原発作業員を除く)10mSv以上の被曝はこれまで(分かっているだけで)約120人(殆どが飯舘村及び浪江町の住民の方です)、まだ調査は終わっていませんが、福島北部でもかなりの放射性物質が降り注いでいたことの証拠です。この現実から目を背けずに、今後の内部被曝を限りなく小さなものにすべきだと思うのです・・・
by「プルサーマル計画を憂慮する有志の会」 (平成24年11月19日)
夜の交流会には、広島から「ジュノーの会」のKさんも加わって、和やかで楽しい時間を過ごしました。厳しい現実はなんら変わることはありませんが、そうした思いを引き摺りながらも、こうした活動や集まり、そして繋がりが何にもまして大切なものだと実感します。只、やはり現実は余りにも過酷だと、Kさんのお話を聞きながら痛感したのです。
Kさんのところには、(原発)事故で被曝し、様々な症状に苦しんでおられる沢山の方々からの声が届いています。特に気になるのことが、チェルノブイリ事故の5~6年に、汚染地域の学校で日常的に発生していた、(さらさらとした)大量の鼻血による出血だそうで、それも頻繁に起こっていたとのことです。その症状を呈している方々が、既におられるとのことなのです。その他にも、(ある方の症状では)食欲低下、風邪を引きやすくなって長引いたり、記憶力の低下や、大量の痰や舌の痺れ、下痢や脱毛そして身体のだるさなど、原爆症や(原発労働者の)もやもや病と似た症状が出ています。放射能障害が確実に進行しているは間違いがありません。
Kさんによれば、こうした症状は、福島だけでなく、千葉などの関東圏から、岩手などの東北まで、また高線量地域だけでなく、低線量の汚染地帯でも生じているそうです。チェルノブイリでは、避難をした家族の半分が、癌や心臓、或いは血管障害やその他の病気で家族全員がなくなった家が半数に上り、たった一人しか生き残らなかった家族も沢山あったとのことです。日本の現状に鑑みると、その被害はチェルノブイリを超えると考えざるを得ません。こうした被曝された方々は、この身体的な症状だけでなく、周囲の無理解による精神的な苦しみに経済的な苦境と、何重もの負担に喘いでいる、そうした現状があるのです・・・
P.S. チェルノブイリの事故後、チェルニゴフ地区のミハイル・コツビンスクは村の一部が「放射能監視強化地区」に指定されています。「放射能監視強化地区」とは、年間被曝線量が0.5~1mSvの汚染地区です。これを日本に当てはめれば、関東から東北まで、膨大な範囲の地域が、監視強化しなければいけない地区と言えます。これは、明らかに国家による「計画殺人」です。直ちに、(少なくとも年間)5mSvを超える地域に避難命令を出し、1~5mSvの地域は(住居と雇用を保証する)「自主避難」の自己決定権を認め、さらに0.5~1mSvの地域を「放射能監視強化地区」に指定すべきです。それ以外に、多くの日本国民を放射能障害から守る道はないと思うのです・・・
P.S.2 以前にもご紹介しましたが、「ジュノーの会」のKさんたちの被曝者への治療は、(ドクダミや梅干、味噌などの)「梅ドミ」を食べること、また入浴剤や「漢方貼剤」によって体内の放射性物質を体外へ排出する、その作用を促進するというものです。これで、(個人差はあるでしょうが)重大な放射能障害の7~8割程度を防ぐことができるとのことです。また、外部、及び内部被曝の心配のない地域で、一定期間(例えば一ヶ月でも)避難、保養することで、かなり放射能レベルを下げることができます。こうした活動や治療をもっともっと広げて、被曝者の方々の健康を守ることが急務です。どうか、皆さんにも、こうした情報を1人でも多くの方に広げていって頂きたく、お願い申し上げます・・・
P.S.3 (『朝日新聞によると』「福島市など福島県北部で(場所が特定されていませんが)、(屋外にいた時間が長かった為)事故後4ヶ月で(最大)11mSvの外部被曝(内部被曝は含まれていません)をした方が1人いるとのことです。これまでの最大は、飯舘村の住民で25mSv、(原発作業員を除く)10mSv以上の被曝はこれまで(分かっているだけで)約120人(殆どが飯舘村及び浪江町の住民の方です)、まだ調査は終わっていませんが、福島北部でもかなりの放射性物質が降り注いでいたことの証拠です。この現実から目を背けずに、今後の内部被曝を限りなく小さなものにすべきだと思うのです・・・
by「プルサーマル計画を憂慮する有志の会」 (平成24年11月19日)