COVID-19 Deaths and Number of Deaths per 100 Million by country and day, As of April 6, 2022
『 世界の主要地域別・死者数の推移 / COVID-19 Deaths by major region 』
世界全体の死亡者数は再び減少へと進んでいます。メキシコやブラジルなど中米と南米の諸国や、ルーマニアなどバルカン半島諸国、そしてトルコを始めとする西アジア諸国の多くで死亡者数の減少が続いています。一方、他国に先んじて感染防止策の緩和を実行している英国の他、デンマークやバルト三国などの北欧、そしてギリシャやマルタなどの地中海諸国では死亡者が減っていません。
そして、最も深刻な状況に直面しているのは、2月以降の急激な感染拡大被害を脱していない韓国とニュージーランドです。両国共に世界的にも深刻な【死亡密度】(人口あたりの死亡者数)を続けており、今後、政治的課題として大きな影響を残す事が懸念されます。
一方、過去に経験した COVID-19 による感染拡大や新規感染者数の推移と比較すれば、デルタ株やオミクロン株などの影響で、異常とも言える程に多い感染者を発生し続けたにも関わらず、死亡する人の人数を順調に抑える事には成功していると言えます。
今年の初め、世界の主要な国々は感染防止の為の規制の緩和策を発表しましたが、2月24日以降、ロシア軍の侵攻に伴う景気不安が一気に拡大した事もあり、緩和策と経済対策、景気浮揚策を積極的に実行に移す事は確実です。そして、それに伴って、パンデミック宣言以降、特に注意が払われていた高齢の人や重篤な持病を持つ人の健康が損なわれる機会も増す事になるでしょう。
例え、世界が COVID-19 を忘れてしまっても、自らの健康と他者に与える影響については忘れないでいきたいものです。
『 国別・日別、死亡者数一覧 / Deaths by country and Day 』
『 人口あたり死者数、国別・日別一覧 / Deaths per 100 Million People by Country and Day 』
人口が異なる国の死者数を比較して話題にする事ほど無意味な事はありません。人口あたりの死者数【死亡密度】を見れば、各国の被害状況がはっきりと理解できます。【死亡密度】の数値に合わせて欄を色分けしてあるので、深刻な状況に陥っている国や地域などがはっきりと識別できます。
なお、情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
Source:#OCHA
( https://www.unocha.org/ )
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