人口1億人あたりの新規感染者数【感染密度】で各国で比較すれば、感染被害の深刻さの違いが見えます。
既に限定的なロックダウン政策を再開したEUの大国、フランスやドイツ、そして英国などでの感染密度は徐々に下がってくる事は充分に期待できます。
が、それに引き換えて、ポルトガルやチェコ、スロバキアやポーランド、ルーマニアの東欧諸国、そしてセルビアやクロアチア、ブルガリアやウクライナなどバルカン半島諸国での感染拡大は一向に止まっていません。
人々の困窮度は累計の感染者総数で決まるのではなく、単位人口あたりの新規感染者の人数、つまり【感染密度】が心理的にも医療体制的にも参考にすべき指標になります。
トルコは症状が確認された人数の報告から、世界的に一般的な検査で陽性が確認された人の人数での報告に切り替わり、更に報告人数が増えると同時に、今まで見逃されていた人々からの感染拡大も危惧されます。トルコの周辺諸国では、ヨルダンやパレスチナでも感染拡大が進んでおり、目が離せない状況に入っています。
出典 : OCHA
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