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NPO法人GRAの活動や考えを伝えます

Q&A スターター トラブル と 解決策 / Q&A Starter Troubles and Solutions

2022-08-24 13:04:00 | 質問 と 回答 ( Q&A )

    
トライアンフ デイトナ675に乗る人から、スターターが不調になったので国産車のスターターで流用できるのは? ・・と問合せがありましたので、純正部品を使う交換修理以外、様々な解決策がある事と、スターター系統の構成部品別の役割と動作確認方法を回答しました。

https://gra-npo.org/lecture/bike/Q&A/Starter_motor/starter_replace.html

The owner of the Triomphe Daytona 675 asked me, "Is it possible to divert the starter of a Japanese motorcycle because the starter motor is out of order?"Therefore, I told them that diversion is difficult, and I answered that there are various solutions other than repair with genuine parts, and the role of each part of the starter system and how to check the operation.

スターターモーターのトラブルは、外車に限らず国産車でも起きるものですが、決して純正部品との交換だけが最善の修理ではありません。 興味のある方は、もしもの時に備えて、ご覧下さい。

 

 



 



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「燃料カプラー」に続いて、「締付けトルク」の質問が届きました

2022-07-01 14:17:08 | 質問 と 回答 ( Q&A )

   
先日、トライアンフ デイトナ675 を所有する人から、「燃料カプラー」の質問が届きましたが、新しく「締付けトルク」の問合せがありました。

 


それは、シリンダーヘッドカバーの固定用ボルトのメーカー指定締付けトルクの質問でしたから、メーカーのサービスマニュアルの写しと一緒に、『ガスケット』の事について解説をしました。どちらにしても、燃料タンクは無事に外れたようですが、「ガスケット」の事に関心のある方は、ぜひ、ご覧下さい。


https://gra-npo.org/lecture/bike/Q&A/Fuel_coupler/coupler_2.html



【 回答文より一部転載 】

この「ガスケット」が利用されている箇所で注意をすべき点は、適切に液体や気体の漏れや流入を防ぐ事である事は多くの人が理解しているのですが、誤って、固定用ボルトの締付けトルクを必要以上に高めてしまって、ボルトやボルトで固定している部品を破損してしまう例が多い事です。
例えば、エンジンオイル交換の為の「ドレイン ボルト」を必要以上に締付けてオイルパン(エンジン最下部にあるオイル溜め部品/アルミ製が多い)を破損させたり、点火プラグを締め付け過ぎてシリンダーヘッドのプラグ穴を破損させたりする例は少なくありません。 そして、今回のシリンダーヘッドカバーも、固定用ボルトの締め付け過ぎでカバーを破損させる例も少なくないのです。

 


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< Q&A >「 関東でのセッティングセミナーの開催予定は?」

2022-04-07 16:19:21 | 質問 と 回答 ( Q&A )

  
 ・・GRAが開催しているイベント『整備・セッティング・セミナー』に関して
   問合せがありました。


【  質問  】

関東でのセッティングセミナーの開催予定は有りますか?


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【  回答  】

〇 〇  さん

この度は 当法人が開催しております『 整備・セッティング・セミナー 』開催に関するお問合せを下さり、誠にありがとうございます。
さて、お問合せの開催地区に関してですが、現在のところ、神戸市周辺地区以外の方からの開催要請が無く、残念ですが、現在は神戸市周辺地区での開催の企画だけが進行しております。
     
お住まいの近くでの開催を要請される場合は、下記の Webサイトページで案内している通り、全国各地、国を問わず開催をしますので、どうぞ一度ご検討ください。

【 募集! 要望・わがまま 】
https://gra-npo.org/office/invitation/request.html


また、イベントや講座の開催要請以外、オートバイの整備やセッティング、ライディングなどで問い合わせしたい方や悩みを抱えている方には、“Q&Aコーナー” 等を通じて、可能な範囲で詳細な回答をお届けしておりますので、“Q&Aコーナー” をご利用下さい。
  
【 質問、募集しています 】
https://gra-npo.org/policy/explanation/invitation_question.html


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どうぞ、いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフ環境の創造の為に、今後共に宜しくお願いします。

                                                       NPO法人 GRA  informationチーム


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Q&A『 ステムベアリング の調整について 』を掲載しました

2021-08-26 18:53:55 | 質問 と 回答 ( Q&A )


「 ステムベアリング を調整したいのですが・・ 」という質問が届きましたので、その方への回答を公式Webサイトに掲載しました。
     

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回答では、オートバイで使われている多くの種類のベアリングの特製を解説して、ベアリングにとって最も過酷な環境で使用されているのが、スイングアームピボットベアリングとステムベアリングである事から始めて、ステムベアリングの最適な整備・調整方法を、イラストと画像を使って詳しく解説しています。
その解説の中で、ステムベアリングの設計が混迷の遺産で、メーカーが指定する整備方法も最適でない事に触れていますので、関心のある方は、是非、ご覧ください。

【 Q&A  ステムベアリングの調整について 】

https://gra-npo.org/lecture/bike/Q&A/stem_bearing/stem_bearing_1.html

 

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※ 解説の一部を紹介します。

「 前項で、オートバイで使われているベアリングの中で、ステムベアリングが最も使用環境が厳しい箇所で使われている事を紹介しました。さらに、その使用環境の問題とは別に、ステムベアリングはオートバイの安全に欠かせない直進安定性に大きな影響を与える大切な部品である事と、ライダーに最も近い場所にあるベアリングなので、ライダーはその状態をハンドルを握る手を通じて感じやすい事により、ステムベアリング関連の設計を混迷に陥らせている事を解説しましょう。様々な紆余曲折を経て、今もなお最適な設計と整備基準が確立できていない箇所なのです。 」

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Q&A 『 ホイールの “引きずり” について 』を掲載しました。

2021-08-13 22:54:06 | 質問 と 回答 ( Q&A )

   
「 フロントホイールの “引きずり” を減らしたい 」と、引きずりの解消に苦心されている方からの質問が届きましたので、フロントホイールの回転摺動抵抗を減らす為の整備を解説・回答しました。

 

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Z900 オーナーの方は、「 アクスルシャフトのクランプボルトの本数が影響しているか? 」という質問もありましたが、クランプボルトの本数には基本的に関係は無い事を伝え、ブレーキキャリパーのピストンの清掃&給脂の他に、ホイールベアリングとその環境、ブレーキパッドの整形、そしてフロントフォーク全体の整体が必要と回答しています。


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ホイールの “引きずり” と聞けば、多くの人は ブレーキ(パッド)とディスクローターとの接触抵抗を思い浮かべるでしょう。実際、質問を寄せてくれた方も、ブレーキキャリパーピストンやフロントホイールとフロントフォークとの位置関係に注意が向いていました。

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しかし、回答で提案した内容は、ホイールベアリングの最適組み付けと潤滑環境を守る事、ブレーキパッドの整形、そして 1G 状態でのフロントフォーク全体の整体作業です。

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詳しくは、GRA 公式Webサイト に掲載しています。

https://gra-npo.org/lecture/bike/Q&A/wheel_dragging/dragging_1.html




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