六時半からNOVA。
今日は久しぶりにレッスンで打ちひしがれた。マンネリ化していたNOVAライフを打破しようと思い、今日はいつもよりも一つ上のゾーンのレッスンを受けてみたのである。
ここでNOVAのクラス編成を説明しておこう。NOVA生にはその英語力に応じて1~7cまでの「レベル」が存在し、各自そのうちのどれかに属している(僕はレベル6)。また、レッスンにはその難易度に応じてA~J?までの「ゾーン」分けがなされており、各レベルごとに二つの「ゾーン」のレッスンを選べるようになっている(僕が選べるのはゾーンDとE)。この「ゾーン」はレベルをまたがって設定されていて、ゾーンDのクラスならレベル7aとレベル6の生徒が混在していることになる。いつも僕はゾーンDのクラスでレッスンを受けていたのだが、今日はゾーンEのクラスでレッスンを受けてみたというわけ。つまりレベル5の学生とのファーストコンタクトである。
今日の先生はレッスン用のブースに入ってくる前からすでにテンションアゲアゲ↑(そうか、これがレベル5の雰囲気なのか…!)。液晶ディスプレイのデザイナー(!)、大学院生、医療関係の研究者(!)と一緒に四対一のレッスン(そうか、これがレベル5のメンツなのか…!)。まずは自己紹介から。二人一組で自己紹介しあって、その後先生に対してお互いを他己紹介しあうというもの。僕は研究者さんと組む。彼は今まで僕がレッスンで一緒になってきた人と明らかに異なるボキャブラリーの豊富さである。他己紹介は先生がポイント制で評価し間違っていたら減点。研究者さんが3ポイントで優勝した。今日のレッスンは犯罪と刑罰について(そうか、これがレベル5の話題なのか…!)。まずは数ある犯罪を山手線ゲーム式に順番に挙げていく。僕は単語が出てこなくて「他人のものを取ってしまうこと」「切符を買わずに乗り物に乗ること」などと回りくどく言っていたら「もっと簡単なのがあるじゃん!」「一言で言って!」と先生に言われてしまう。はじめて耳にする犯罪の名前が先生のメモ書きに次々と書かれていく。日本語で言われれば簡単なことだが、それらを英語で聞くのは初めてだった。その後、犯罪とそれに見合った刑罰についてのディスカッション。どの犯罪にはどんな罰を与えるべきか、二人一組で議論。テキストに挙げられた例文を目で追ってほとんどそのまま使ってしまう自分。見当違いなことをたびたび言ってしまい、首を傾げられることもしばしば…。最後に各自が犯罪と刑罰について自分の意見を述べさせられる。同意する人は挙手して、その人数に応じてポイントがつく。研究者さんは「殺人犯は五年以上服役すべきだ」。まだみんなルールがよくわかっていなかったのか、挙手ナシ。僕は「jay-walk(横断歩道以外での道路の横断)は日本では犯罪ではないから罰しなくてよい(←テキストの例文ほとんどそのまま)」。「そりゃ当たり前だよ~、簡単すぎるからハイ次!」と先生(ガ~ン、当たり前なこと言っちゃだめなの?)。大学院生さんは「万引きした人はお店の人に弁償すべきです」。挙手は反射的に手を挙げた僕だけ。最後にデザイナーさんが「車を盗んだ人は懲役五年にすべきだ」。最後なので景気良く全員挙手。「というわけで優勝者は○○~!でも僕はその意見に賛成できないな~。そういえば以前僕の友達が、(以下省略)。じゃあまたね~☆」みたいな感じでテンション高いままレッスンは終了した。
最近ゾーンDではいつも自分がレッスンをリードしていたのに、初めてのゾーンEは手も足も出せなかった。先生も、「僕らが話し終わるのを耳を澄まして待っていて、文意を好意的に解釈する」という姿勢ではなく、「自分が納得いくまで追求し、膨らみそうもないつまらない話なら聞き流す」。良くも悪くもリアルな会話により近づいている気がする。でもこんな環境を僕はNOVAに求めているんだ!というわけで次回からもこのゾーンのレッスンを受けようと思う。リスニングに関しては大きな問題は感じないけど、ボキャブラリー・判断力・ノリについては今後要努力だ。

今日は久しぶりにレッスンで打ちひしがれた。マンネリ化していたNOVAライフを打破しようと思い、今日はいつもよりも一つ上のゾーンのレッスンを受けてみたのである。
ここでNOVAのクラス編成を説明しておこう。NOVA生にはその英語力に応じて1~7cまでの「レベル」が存在し、各自そのうちのどれかに属している(僕はレベル6)。また、レッスンにはその難易度に応じてA~J?までの「ゾーン」分けがなされており、各レベルごとに二つの「ゾーン」のレッスンを選べるようになっている(僕が選べるのはゾーンDとE)。この「ゾーン」はレベルをまたがって設定されていて、ゾーンDのクラスならレベル7aとレベル6の生徒が混在していることになる。いつも僕はゾーンDのクラスでレッスンを受けていたのだが、今日はゾーンEのクラスでレッスンを受けてみたというわけ。つまりレベル5の学生とのファーストコンタクトである。
今日の先生はレッスン用のブースに入ってくる前からすでにテンションアゲアゲ↑(そうか、これがレベル5の雰囲気なのか…!)。液晶ディスプレイのデザイナー(!)、大学院生、医療関係の研究者(!)と一緒に四対一のレッスン(そうか、これがレベル5のメンツなのか…!)。まずは自己紹介から。二人一組で自己紹介しあって、その後先生に対してお互いを他己紹介しあうというもの。僕は研究者さんと組む。彼は今まで僕がレッスンで一緒になってきた人と明らかに異なるボキャブラリーの豊富さである。他己紹介は先生がポイント制で評価し間違っていたら減点。研究者さんが3ポイントで優勝した。今日のレッスンは犯罪と刑罰について(そうか、これがレベル5の話題なのか…!)。まずは数ある犯罪を山手線ゲーム式に順番に挙げていく。僕は単語が出てこなくて「他人のものを取ってしまうこと」「切符を買わずに乗り物に乗ること」などと回りくどく言っていたら「もっと簡単なのがあるじゃん!」「一言で言って!」と先生に言われてしまう。はじめて耳にする犯罪の名前が先生のメモ書きに次々と書かれていく。日本語で言われれば簡単なことだが、それらを英語で聞くのは初めてだった。その後、犯罪とそれに見合った刑罰についてのディスカッション。どの犯罪にはどんな罰を与えるべきか、二人一組で議論。テキストに挙げられた例文を目で追ってほとんどそのまま使ってしまう自分。見当違いなことをたびたび言ってしまい、首を傾げられることもしばしば…。最後に各自が犯罪と刑罰について自分の意見を述べさせられる。同意する人は挙手して、その人数に応じてポイントがつく。研究者さんは「殺人犯は五年以上服役すべきだ」。まだみんなルールがよくわかっていなかったのか、挙手ナシ。僕は「jay-walk(横断歩道以外での道路の横断)は日本では犯罪ではないから罰しなくてよい(←テキストの例文ほとんどそのまま)」。「そりゃ当たり前だよ~、簡単すぎるからハイ次!」と先生(ガ~ン、当たり前なこと言っちゃだめなの?)。大学院生さんは「万引きした人はお店の人に弁償すべきです」。挙手は反射的に手を挙げた僕だけ。最後にデザイナーさんが「車を盗んだ人は懲役五年にすべきだ」。最後なので景気良く全員挙手。「というわけで優勝者は○○~!でも僕はその意見に賛成できないな~。そういえば以前僕の友達が、(以下省略)。じゃあまたね~☆」みたいな感じでテンション高いままレッスンは終了した。
最近ゾーンDではいつも自分がレッスンをリードしていたのに、初めてのゾーンEは手も足も出せなかった。先生も、「僕らが話し終わるのを耳を澄まして待っていて、文意を好意的に解釈する」という姿勢ではなく、「自分が納得いくまで追求し、膨らみそうもないつまらない話なら聞き流す」。良くも悪くもリアルな会話により近づいている気がする。でもこんな環境を僕はNOVAに求めているんだ!というわけで次回からもこのゾーンのレッスンを受けようと思う。リスニングに関しては大きな問題は感じないけど、ボキャブラリー・判断力・ノリについては今後要努力だ。

