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コンセプト・デザイン 再構築中。。。

スピリットをなくした会社。

2012-05-31 11:59:32 | Free


そういえば先日

家電メーカー王手

パナソニックの本社勤務の社員を
配置転換や希望退職を募って半減させるとの報道があった。


まあサンヨーの合併で本社機能が膨らんだという
側面もあるとは想う。


でも。

一部では
創業者の松下幸之助さんの精神はドコにいったのか??

って声もある。



以前別の自分のブログ。(別サイト参照)

ソチラでソニーの創設者の井深大さんの言葉を記事にさせていただき。
その時にも書いたコトなのだが。



日本の名だたる企業の
有名な創業者は
自らの会社にポリシーやスピリットを
しっかり植えつけて成長してきた。


パナソニック(旧・松下電器)松下幸之助さんや
ホンダの本田総一郎さん。

ソニーの盛田さんや井深さんなどだ。


すごく大事な経営資産のひとつだと想うんだけども。


今の世界を取り巻く経営環境の急変ぶりでは
そのスピリットやポリシーよりも
実益を優先する会社が多くなってしまったように想う。


前述の3社も然り。



ザンネンなコトだと想う。



日本がいろんな外資に買収されるとか
ニュースになっているが。

一部ではまだ日本の技術は捨てたものではない。
ちゃんと立派に誇れるモノがあるんだ。


って声も多い。


確かに技術など素晴しいもの
いっぱいある。

誇れる部分でもあるが。


自分が想うに。


スピリットをなくすまでの過程において
『 ブランドイメージ 』を優先させたために
もしくはそのイメージにしがみ付いてたために。

日本の売りのひとつである
技術の高さや品質の高さという売りよりも
自分らのエゴで食いつぶしてしまったんじゃないかな??

って想えてならない。


とかく
今グローバルと言われ
世界全体での経済活動の影響がモロにくる時代だ。


その中で日本だけで成功するビジネスモデルと。

世界の地域ごとにフィットさせて
うまく成長させていってるビジネスモデル。


前者が日本のいろんな企業で。


後者が今日本の企業を買収したりしたり
世界でシェアを伸ばしている台湾や韓国の企業などだろう。



その世界的なシェアや動向に気がついたときには
日本はだいぶ遅れをとっていて

今まで日本という高く買ってくれる
いいお客さんを持っているという慢心で驕っていたために
外の競争社会に直面した時に


価格でも。

アピールでも負けてしまったのも事実であろう。



そして幕末の日本と同じように
昔は『 鎖国 』今は『 ガラパゴス化 』
してしまった現実ではなかろうかね。



日本で受ける商品と。

世界のいろんな地域で受ける商品は同じではない。


それでも技術はあるって言う。


ギャップはあろう。



松下幸之助さんのスピリッツは
従業員のクビを切らないではなくて。

『 イイモノをよりやすく提供していく 』

って基本ではなかったのかな??


だから昔はナショナルブランドを名乗ってたワケだし。


ソコのスピリッツすらもなんかおろそかになってると
想えてならない。



それはソニーもホンダもだね。




マイナーチェンジを繰り返し
消費者から少しずつでも交換・買い替えを促進させて
売ろうとする商売を日本のみで繰り返してきたツケが
今にあるんだと想う。


技術の高さなら今は台湾でも韓国でも
引けは取らない水準なのにね。


ならば。さらに上回る技術開発を
エゴに走らず。各所のニーズにちゃんと応えていくべきではないかと
想えてならない。



そのための『 人財 』を削ってはいけないと想うし。


会社の規模がでかくなって
それを支えるために

言わば『 自転車操業 』のようにやりくりしていたってのも
結果こういうことになったんだと想うけどね。



本社もでかすぎても確かに意味はない。

頭でっかちとか。

アピールだけで中身が伴ってないってのは
ダメだよね。。。




今の民主党政権と同じ。


スピリッツやポリシーもなくして。
アピールだけ過剰ってのはね。


あれじゃ人は付いてこない・・・(笑)











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