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コンセプト・デザイン 再構築中。。。

家具屋姫も燃える夏。

2018-08-05 07:35:44 | Free

家具販売大手の大塚家具が。

2期連続の赤字や。業績不振。自己資本の低下などで。

自力再建が不可能な様相となり。外部の支援を受けて再生を目指す動きだとか。


その支援候補に。家電大手のヨドバシカメラや貸会議室など展開するTKPなど。


父親との経営を巡る泥沼の攻防の末。

ファンドやらの支持を受けて。大塚家具の社長になった大塚久美子社長。


ニトリやイケアなどの低価格層のラインナップに挑むやら。

今までの高級路線を減らし。今までの強みを減らし。

挙句家具の下取り。リセールなどもやったケドも。

結果振るわなかったのねと。。。(笑)


まあ目に見えていたケドも。この結末も。


前にも書いたケド。

父親が高級価格路線でブランディングして。

個別接客などの緻密なサービスで付加価値を付けてきたのが大塚家具の強みだった。


しかし。大型家具も低価格化やら業績不振やらで。

規模を縮小し。経営資源集中させヤリクリしてたのに。


イケアやニトリなどに無謀にも勝負挑んだために。

高級価格の富裕層からもソッポ向かれ。

中途半端な価格帯で。魅力がない商品を誰が買う??と。


強みを生かすではなく。

旨味の多そうな方にしっぽ振って。果敢に勝負挑んだものの。

強みをけし。無謀な勝負になってしまったと。


まあ家具も。高い。

それにそんなに頻度多く買うものではない。


それに買う人がどういう意識で。どういうニーズなのかも各自いろいろだと。


その中で。ホントに手の込んだイイモノになれば。

職人やらデザイナーなどがじっくり作り込み。

当然手間暇・材料費がかかるだけに高くなる。


それがより買う人が減れば。職人など携わる規模も縮小していくか。

価格をさらに上げて。見合う金額で販売するか。


どちらかしかないわけだ。


これは家具だけじゃなく。いろんなモノをつくる現場で。

低価格の大量出荷の傾向と。

高級路線のさらなる高価格化。っていう

両極端な部分はさらに進んでしまうと自分は考える。


時代の流れなので致し方ないが。

それでもニーズはどこか。強みを生かし。

それで動ける範囲の経営組織とはどの規模なのか??

それを本来模索すべきだったのに。

株主ウケやら狙って。配当無駄に出し続けた結果。

資本も低下。これじゃ何やってたんでしょうねと言われても仕方ない。


そして支援する側。買うべきなの?この案件??って想うが。(笑)


支援して。余計に炎上が飛び火しかねないのに。

ムリに支援しない方がいいかなと想うケドね。


ココまで短期で。ココまでダメにしてしまったワケだし。


父親サイドも別な組織でやっている以上。

もう組織の人財って部分やブランドイメージも失墜してるでしょうし。

買う・支援する意義あるのかなと。


まあ結果を見てしまえば。娘の失敗。って想うケド。

じゃあ親父さんがやったからって上手く行ったか??って言えば

それもどうなのかなーと。


組織を別にし。問題点を改善し。

スリム化して匠大塚はニーズを特化してやりくりしてる。


だからソコソコ上手く行ってるように見えるが。

大塚家具のままなら父親でも時間の問題だったかもしれんなとも。


その期間が短かったか。長かったか。それくらいの差じゃないかなと。


こういうブランドの。販売に特化したモノは

今後厳しいね。。。看板も。






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