家具販売大手の大塚家具が。
2期連続の赤字や。業績不振。自己資本の低下などで。
自力再建が不可能な様相となり。外部の支援を受けて再生を目指す動きだとか。
その支援候補に。家電大手のヨドバシカメラや貸会議室など展開するTKPなど。
父親との経営を巡る泥沼の攻防の末。
ファンドやらの支持を受けて。大塚家具の社長になった大塚久美子社長。
ニトリやイケアなどの低価格層のラインナップに挑むやら。
今までの高級路線を減らし。今までの強みを減らし。
挙句家具の下取り。リセールなどもやったケドも。
結果振るわなかったのねと。。。(笑)
まあ目に見えていたケドも。この結末も。
前にも書いたケド。
父親が高級価格路線でブランディングして。
個別接客などの緻密なサービスで付加価値を付けてきたのが大塚家具の強みだった。
しかし。大型家具も低価格化やら業績不振やらで。
規模を縮小し。経営資源集中させヤリクリしてたのに。
イケアやニトリなどに無謀にも勝負挑んだために。
高級価格の富裕層からもソッポ向かれ。
中途半端な価格帯で。魅力がない商品を誰が買う??と。
強みを生かすではなく。
旨味の多そうな方にしっぽ振って。果敢に勝負挑んだものの。
強みをけし。無謀な勝負になってしまったと。
まあ家具も。高い。
それにそんなに頻度多く買うものではない。
それに買う人がどういう意識で。どういうニーズなのかも各自いろいろだと。
その中で。ホントに手の込んだイイモノになれば。
職人やらデザイナーなどがじっくり作り込み。
当然手間暇・材料費がかかるだけに高くなる。
それがより買う人が減れば。職人など携わる規模も縮小していくか。
価格をさらに上げて。見合う金額で販売するか。
どちらかしかないわけだ。
これは家具だけじゃなく。いろんなモノをつくる現場で。
低価格の大量出荷の傾向と。
高級路線のさらなる高価格化。っていう
両極端な部分はさらに進んでしまうと自分は考える。
時代の流れなので致し方ないが。
それでもニーズはどこか。強みを生かし。
それで動ける範囲の経営組織とはどの規模なのか??
それを本来模索すべきだったのに。
株主ウケやら狙って。配当無駄に出し続けた結果。
資本も低下。これじゃ何やってたんでしょうねと言われても仕方ない。
そして支援する側。買うべきなの?この案件??って想うが。(笑)
支援して。余計に炎上が飛び火しかねないのに。
ムリに支援しない方がいいかなと想うケドね。
ココまで短期で。ココまでダメにしてしまったワケだし。
父親サイドも別な組織でやっている以上。
もう組織の人財って部分やブランドイメージも失墜してるでしょうし。
買う・支援する意義あるのかなと。
まあ結果を見てしまえば。娘の失敗。って想うケド。
じゃあ親父さんがやったからって上手く行ったか??って言えば
それもどうなのかなーと。
組織を別にし。問題点を改善し。
スリム化して匠大塚はニーズを特化してやりくりしてる。
だからソコソコ上手く行ってるように見えるが。
大塚家具のままなら父親でも時間の問題だったかもしれんなとも。
その期間が短かったか。長かったか。それくらいの差じゃないかなと。
こういうブランドの。販売に特化したモノは
今後厳しいね。。。看板も。