羊毛フェルトクラフト Little field

羊毛フェルトで作る小さな世界 Little fieldの ほんわ家(ほんわかと読みます)おのよーこの日記です。

終活のはじまり!?

2020-09-30 12:53:13 | いろとりどりに…

5月に母が亡くなって
新盆前に母の細々としたものを片付けた
その片付けをしながら
もう次は自分の番なんだなって
思う…

まだ先のことかもしれないけど
確実にその日はやってくるんだー
と思ったら
自分のものも少しずつ片付けようって思った。

そして、このあいだ他のモノを探していたら
学生(子供?)時代にクラスメイトや教師から
書いてもらったサイン帳を発掘した(笑)

懐かしいなと思って読み返して
これって私には思い出だけど
私が逝って残されてても
なんかいろんな意味でやだなって考えて処分することにした。

〜書いてくださった皆様には感謝しながら〜

最後にもう一度見直した。

多分何度も見ていたはずなのに
今になって
中学校のときの社会科の先生が書いてくれた詩が
私の心に留まった。

今、ネット上にたくさんの情報が氾濫していて
大抵のものは検索すると
詩そのものをみつけることができるけど
これはみつけられなかったので
ココに残しておこう…

 河  石原吉郎

 そこが河口
 そこが河の終り
 そこからが海となる

 そのひとところを
 たしかめてから
 河はあふれて
 それをこえた
 のりこえて さらに
 ゆたかな河床を生んだ

 海へは ついに
 まぎれえない
 ふたすじの意思で
 岸をかぎり
 海よりもさらにとおく
 海よりもさらにゆるやかに
 河は
 海を流れ続けた。 

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
最後に先生がこう結んでいる

「たとえ目指すところへ至らずとも
 豊かな流れをもった川のように
 歩み続ける人であってください」
と…


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