先日、ある方と電話で、
思いがけず、
三島由紀夫の「春の雪」の話に。
僕は、三島由紀夫にも、だいぶはまったことがある。
うちの本棚にある文庫本で見れば、
太宰の全集の厚みより、
三島のほうが、てのひらを広げたぶんぐらい、幅を多く占めている。
その、逆説好きで、それが悲しいほどに上手いところ、
太宰のことが大嫌いだ、といい、
体が弱いなら、乾布摩擦をすればよい、
などというところに、同情もする。
もちろん、そんなことだけではなくて、
作品はすごいし、ずいぶん驚かされた。
三島由紀夫になると、
CDで本人の朗読や歌が聞けたり、
DVDで、本人主演ものや、監督主演ものの、映画が見られたり、
映画化された作品も、多いし、
ニュース映像で、川端康成と話している姿が見られたり、
役に立つ死に方をしたい、などと言っている場面が見られたり、
いろいろと面白くなってくる。
小柄な三島と、僕は、ミリ単位で、
ほぼ、身長が同じ、ということは、
ずいぶん前に書いた気がする。
「春の雪」は、四部作「豊穣の海」の第一部。
電話では、映画の「春の雪」の話であった。
映画もよく出来てて、よかったけれど、
なんといっても、小説、第四部の最後である。
作品には、関係ないとしても、
その原稿を書き終え、提出したところで、
市ヶ谷へ行ったあたり、本人には、やり切った感が、
あったのかもしれない。
もう、ほとんど、一人で、楽しんで、
一人で完結してることなので、
たまに、どなたかと、共通の話題として、
話せると、変に、興奮してしまうのであった。
えさをもらうときの、犬。
洋司
思いがけず、
三島由紀夫の「春の雪」の話に。
僕は、三島由紀夫にも、だいぶはまったことがある。
うちの本棚にある文庫本で見れば、
太宰の全集の厚みより、
三島のほうが、てのひらを広げたぶんぐらい、幅を多く占めている。
その、逆説好きで、それが悲しいほどに上手いところ、
太宰のことが大嫌いだ、といい、
体が弱いなら、乾布摩擦をすればよい、
などというところに、同情もする。
もちろん、そんなことだけではなくて、
作品はすごいし、ずいぶん驚かされた。
三島由紀夫になると、
CDで本人の朗読や歌が聞けたり、
DVDで、本人主演ものや、監督主演ものの、映画が見られたり、
映画化された作品も、多いし、
ニュース映像で、川端康成と話している姿が見られたり、
役に立つ死に方をしたい、などと言っている場面が見られたり、
いろいろと面白くなってくる。
小柄な三島と、僕は、ミリ単位で、
ほぼ、身長が同じ、ということは、
ずいぶん前に書いた気がする。
「春の雪」は、四部作「豊穣の海」の第一部。
電話では、映画の「春の雪」の話であった。
映画もよく出来てて、よかったけれど、
なんといっても、小説、第四部の最後である。
作品には、関係ないとしても、
その原稿を書き終え、提出したところで、
市ヶ谷へ行ったあたり、本人には、やり切った感が、
あったのかもしれない。
もう、ほとんど、一人で、楽しんで、
一人で完結してることなので、
たまに、どなたかと、共通の話題として、
話せると、変に、興奮してしまうのであった。
えさをもらうときの、犬。
洋司
テのひらで 叩こうとすると ク-ルな顔して サッと逃げていく 困ったやつ。 できることなら ボクのハ-トのあたりを 蝶のように とんでいて 欲しいなぁ。
三島さんの本を 一度 じっくりよんでみようっと。