2005年11月8日（火）

デビュー直後に購入した、ストラトキャスター。エレキギターであるが、1959年のボディーに60年ごろのネックが取り付けられている。買った時点で、ざっと、25年のオールドである。それから20年が過ぎたので、このギター、製造されてから45年以上経っていることになる。

サザンの桑田さんが、桑田バンド時代に、62年製のテレキャスターを購入された。すごく良いギターであるが、現在は楽器の耐久性の限界から、ライブでは弾かれてないそうである。ま、サザンのライブとなれば、全国を回り、その移動のダメージもあるし、ステージで強い光や熱にさらされたり、汗や埃、水をかぶったりすることもありそうであるから、それは避けた方がよさそうである。

僕のグレッチが調子悪かったのも、ザ・ブームの長いツアーの運搬が影響していると思うのである。で、僕は今度の11月の、東京、大阪のライブでは、件のストラトを使う。レコーディングでもメインで弾いている。アンプやエフェクターは、ライブとレコーディングでは、まったく違うものを使っているけれど、ギターそのものの音が、ずいぶん僕には馴染んでいるので、今は、非常に使いやすいと思っている。リッケンバッカーやムスタングも、レコーディングでは活躍しているが、ライブでは今ひとつ、使いきれない感じがしている。

昔、大池君から譲り受けた、フェルナンデス社のテレキャスター・モデルを、ライブのサブ・ギターにしていたが、あの形と音には、当時、慣れなかった。そのギターは、当時のマネージャーがもってったようである。
それ以来、テレキャスター系は、弾いたことがない。

洋司