映画『ライド・オン』♪

何を隠そう、私は小学校５年生から高校を卒業するまで大のジャッキー・チェンファンで、ファンクラブに入っていました。

昔、とても人気のあった頃は映画も二か月以上ロングランしていたと思うのですが、今は一ヶ月とたたないうちに終わってしまい、新しい映画が公開されてもなかなか観に行くことができずにいました。
が、今回は初主演から５０周年の記念映画！終わってしまわないうちにと無理くり都合をつけて観に行ってきました。そんなこんなで吹き替えしか都合がつかなかったのだけれど、すでに引退されている石丸博也さんがこのためだけに復帰してくださると知り、それはそれで貴重。有り難く拝聴することに。

ストーリーは…映画のスタントに命をかけてきたジャッキー・チェン演じるルオ・ジーロン、家族を蔑ろにしてきたため唯一の家族である娘とは疎遠、撮影所の外れで一人で寂しく暮らしているが、息子のように育ててきた愛馬を借金のかたに奪われるかも知れないと知り、弁護士の勉強をしている娘に連絡を取ることに。そこから、紆余曲折ありながらも父娘の関係を再構築してゆく…。
最終的には、老兵去るのみ的な？もう映画は昔の撮り方じゃないんだよ、スタントマンに無茶をさせたりスタッフを劣悪な環境で酷使したりしないんだよと言っていて、最後に「この国の全てのスタントマンに捧ぐ」とメッセージが出てきました。
ちょっと痛いところもあったけれど、相棒の馬ちゃんが可愛くて可愛くて…ジャッキーを追いかけて走り、ぬかるみで何度も転ぶシーンなんて号の泣でした😭

ジャッキーは1954年生まれなので今年70歳、確かに往年のキレはないのだけれど、でもまだカンフーは格好良かったですし、なんだかんだ言ってもやっぱりレジェンドですよね！
今、この周年を機に昔の映画がテレビで放映されていて、観ていなかった映画もあるのでとても楽しみです♪

そうそう、陰陽師０を観た時にはパンフレットが売り切れていたのですが、陰陽五行や術に興味があったので今回の映画と一緒に買ってみたら、山崎賢人さん、手印を作るために指の関節に鍼を打ってたんですって！そこまでして…！

ちょっとライドオンとは逆行しちゃうけれど、やっぱり映画人って大変な思いをして映画を作ってくれているのですね。