Yoga ~precious moment~

″いま、ここ″ を大切に

ヨガのシークエンスについて1 ♪

2019-06-11 20:52:28 | yoga
先日、「ヨガは、インストラクターによってやり方が全く違う」と言われました。

まずは、ヨガに対する知識が周知されていないこともあると思います。
ヨガにはたくさんの流派や種類があるのです。

アシュタンガは、一呼吸一動作のヴィンヤサという動きをします。慣れないと、ついていくことに必死になり怪我をしやすいですが、同じシークエンスを繰り返すので、慣れると「動く瞑想」と呼ばれます。
ハタヨガは、すべてのヨガの起源です。一つのポーズを5呼吸ずつほどキープします。アイソメトリックという運動に属し、筋肉を鍛えるのに向いています。初心者にも始めやすく、怪我をしにくいでしょう。
アイアンガーは、正しくポーズをとることに重点を置き、様々なプロップス(道具)を使ってアジャストしながら行なうヨガです。道具が必要ですし、インストラクターになるのに6年ほどかかるので、教えているスタジオは、残念ながら少ないでしょう。
陰ヨガは、強いストレッチポーズで、3分や5分といった長い時間キープします。マイソール(アシュタンガの自主練)に通われている方や激しいスポーツをされる方は、陰と陽のバランスを取るためにも行なうと良いヨガです。
シヴァナンダは、伝統的なヨガの練習方法で、インバージョン(肩立ちや頭立ち)から始まります。一つ一つのポーズの間にシャヴァアーサナ(寝るポーズ)を挟みます。
ジヴァムクティは、アシュタンガのダイジェスト版のようなヨガです。アシュタンガを始めたいけれど、いきなりマイソールはちょっと自信がないな…という方にオススメです。
リストラクティブは、寝たまま行なうヨガで、様々なプロップスを使って努力なしに力を抜ける姿勢を整えるため、深いリラックスを味わえます。日頃の生活が常に時間に追われていたり、張り詰めた緊張感の中にある方は受けてみると良いでしょう。
クンダリーニは、チャクラの活性化のため、主に背骨を大胆に動かすエクササイズ的な動きが多いです。もう少し高度になり、クンダリーニ(お腹に眠る蛇)を起こす方法となると、秘技となります。
フローと付いていたら、≠ヴィンヤサ(一呼吸一動作のヨガ)でしょう。
パワーヨガは、強度の高いポーズを集めたヨガです。基本はハタヨガですが途中にヴィンヤサが入るかもしれません。
調整系となっていたら、ストレッチ中心のヨガです。体力に自信のない方やリハビリがてら行なうには良いでしょう。
沖ヨガは、日本にヨガを広めた沖正弘先生考案のヨガです。東洋医学も取り入れ、ほぐしに時間をかけます。

皆さんが一度は耳にしたことがあると思われる有名どころだけで、これだけの種類があります。そりゃあ、インストラクターごとに違って当然ですよね。

次回は、シークエンスについてお話ししますね(╹◡╹)♡