「自分はいまこそ言はう」 2013年03月03日 | Weblog なんであんなにいそぐのだろう どこまでゆこうとするのだろう どこで此の道がつきるのだろう 此の生の一本の道がどこかでつきたら 人間はそこでどうなるだろう おお此の道はどこまでも人間とともにつきないのではないか 渓間(たにま)を流れる泉のやうに 自分はいまこそ言はう 人生はのろさにあれ のろのろと蝸牛のやうであれ そしてやすまず 一生に二どと通らぬ道なのだからつつしんで 自分は行かうと思ふと 山村暮鳥の詩です。このところボーと暮鳥を読んでいます。あわてなくともいいと自分に言いきかせながら。 « ことば | トップ | 渡水看花 »
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