自 遊 想

ジャンルを特定しないで、その日その日に思ったことを徒然なるままに記しています。

知の及ばぬところ

2013年12月05日 | Weblog

 近頃、とりわけ近頃思うんですが、僕(ら)の知はしれたものではないかと。しれたものだから、畏れる気持ちをもたねばならないのではないかと。

 「孔子曰く、君子に三畏有り。
 天命を畏れ、大人を畏れ、聖人の言を畏る。
 小人は天命を知らずして、畏れざるなり。大人に狎れ、聖人の言を侮る。・・・・・」

 私見では、あくまでも私見であることをお断りして、天命とは自然の摂理であり、大人とは弱者の味方であり、聖人の言とは市井の人の言である。この三者を畏れる心を僕はしばしば忘れる。まだまだ小人、これ忘るるべからず。