谷沢健一のニューアマチュアリズム

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対全足利クラブ戦(その1)

2006-04-19 | YBC始動
 YBCが千葉県に登録されて約3ヶ月、記念すべき初遠征試合を来年50周年を迎える全足利クラブと対戦した。こんなに早く「クラブチームの雄」と戦えるとあって、私もスタッフもこの日を待ちに待っていたし、選手たちも大いに楽しみにしていたことと思う。
 ホームページに記載の通り、交通手段は3通りだったが、電車で向かう者は料金ももっとも高いせいか皆無だった。貸切大型バスは集合出発地点(柏駅前)が1箇所だったせいか、20名弱だった。他は自家用車の者に同乗である。予想よりもバス利用者が減ったので、細田観光に中型バスに代替できないか打診したところ、同社社長(なんと、私と幼なじみだった!)が「足利までは2時間もかかりますので、大型バスで皆さんゆったりとくつろいで、試合には是非頑張って下さい」とおっしゃってくださり、ご厚意に甘えることになった。その上、細田社長はご子息である細田専務とともに、朝早くにバス乗車地に挨拶に見えられ、我々の出発を見送ってくれたのだった。じつは、細田観光を紹介してくれたのは、柏市の「野球が大好き人間」であるT氏(奥ゆかしい方なので、お名前を勝手に出すと叱られるかも知れないからあえて仮名にする)ーYBCのCPのお一人だったことも記しておきたい。
 今回の足利遠征には、もちろん主務(マネージャー)の帯同が不可欠だった。新聞の栃木版では、全足利ーYBC戦を既に大きく報じていることもあり、ひょっとすると試合前に小セレモニーなどがあるかもしれない。先方のマネージャーとも、あれこれ打ち合わせをする必要もある。ところが、主務は二人とも参加できそうにない。小松主務は勤務先が今は繁忙期であって無理は言えず、頼みは根本主務だった。しかし、YBCに加わってからは、根本氏の休日の家族サービスが極端に少なくなったはずで、今回、無理強いするのは躊躇せざるをえない。さて、困ったことになった。
 ところで、根本家には娘さんがいる。長女のわかなちゃんは4歳で、かわいい盛りである。そのわかなちゃんが1日楽しく過ごせられれば、何とか参加が可能になるのではないか。そう考えた加藤副部長は一計を案じた。白羽の矢がたったのは、蔵重チーフコーチ(藏重氏も責任感がひじょうに強い人であり、常時仕事が多忙で、中国へ出張中)のお嬢さんの優美さんである。彼女がありがたいことにわかなちゃんの御守役を快く引き受けてくださった。助かった! これで、一路足利へ、YBC軍団+ファミリーは動いた。